森のかけら | 大五木材


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20151229 1㈱ムラモト水野は前職も大手の某材木屋勤めで、そこでは全国を駆け回るバリバリの営業マンでしたが、彼の加入は㈱ムラモトにとって相当な戦力アップ!村本さん自身も、木については相当なこだわりの持ち主ですが、水野君のそれはまた突き抜けた別種の変態性的嗜好。夜は共に酒を酌み交わすことになったのですが、その席でその変態ぶりが爆発!互いが持てる限りの木のフェチっぷりを披露しあうという、村本さんが呆れるほどのその道のマニア垂涎の展開となったのです。

20151229 2全国のひと癖もふた癖もある老舗の材木屋の親父連中と真剣勝負を繰り広げてきた水野君のマニアックでディープな木材裏話などに相槌を打ちながらも、こうして同じ理念を共有でき、共に汗をかきながら同じ方向にオールを漕げる仲間が社内にいるという事がとても羨ましく感じるのでした。村本さんとは互いの環境について折に触れて何度も話してきて、互いに同じような境遇であったと理解しているのですが、その後それそれが下してきた決断には大きな違いがありました。

 

20151229 3理念を共有できる仲間をひとり、またひとりと社内に増やしてきた村本さんに対して、私はその仲間を社外に求めたため、様々な職種にわたるバラエティ豊かなブレーンを得た半面、社内で理念を共有できる仲間を育てられませんでした。ひとの話を聞かずに、自分だけで単身突き進む、最終的な局面を他人に任しきれないという性格も災いし、自分よりもひと回り以上も歳の離れた社員とのジェネレーションギャップもあって、新しい営業スタイルと理念を共有することができませんでした。

 

まあ世の中にはいろいろな業態の材木屋がいてもいいわけで、自分はそれで四半世紀も突き進んできたわけで、実はそれほど後悔も反省もしていなかったのですが、50歳を目前に控え、さすがに若い頃に比べると体力的な衰えを感じるようになって、(あくまでも男性で営業活動や現場作業等が実践出来るという意味においての)いざという時の身近な理解者の必要性を感じるようになりました。そういう意味でも村本さんの右腕としての水野君の存在が非常に羨ましく感じられる夜でした。




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