森のかけら | 大五木材


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研修旅行の次の目的地は『国宝・姫路城』。2009年から5年半の歳月をかけて行われた『平成の大改修』によって美しい白鷺城の姿が蘇りました。工事が終わってから行くのは初めて。総工費は24億円、関わった職人は延べ1万5000人以上。工事中の姿も一般公開され、それに合わせたツアーも沢山企画されたこともあって、町内会の旅行から工務店の業者会まで含めて、この6,7年で4回も姫路城に足を運ぶことになりました。4年前にはミスター会の研修旅行でも工事中の姫路城を訪れました。

特別『城』に興味があったというわけではないのですが、木材の大口の『出口』のひとつとしての城を見るようになってから、城があれば立ち寄るようになって数年。建築としての城に対してはそれほどではないものの(というのも使われている部材のどれひとつを取ってみても、あまりにも通常の仕事で扱う木材とはサイズ、品質、価格ともかけ離れすぎていて仕事としての対象にすらならない)、なぜこの場所にこの木が使われているのかといった事を知るには格好の教材。

いろいろなお城に行ったことで、少しはお城の知識も増えましたが、それでも相変わらず興味が湧くのは建築物としてのそれではなくて、歴史や逸話など。姫路城もさすがに4度目ともなると、写真もたっぷりストックがありあすので、撮るポイントも少しずつ変わってきているような・・・。『森のしるし』で戦国武将の家紋を作ったこともあって、城の家紋にも強く惹かれていた時期がありましたが、最近は家紋造りもひと段落したので家紋熱も少しは冷めてきました。

到着したのが昼前でしたが、既に沢山の観光客で大賑わい。中でも外国人の数は半端ではありません。天守閣の階段は狭くて勾配も急なのですが、大柄な外国の方が身を屈めながら数珠繋ぎ。愛媛にいると、いわゆるインバウンド効果というものが実感できませんが、ここにいるとそれが肌で感じられます。これだけ外国から人が来れば、日本の木のモノに興味のある人だってそれなりにいるはず。それ向けの木の出口商品(キャッスル・ウッド)も本気で考えたくなってしまいます。




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