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本日で4月も終わり明日からいよいよ5月に入ります。このブログもお陰様で4ヶ月が無事更新出来ました。数回ピンチがありましたがなんとか切り抜けました。毎日書いて(打って)いると、習慣になってきて生活の一部になりつつあります。5月はイベントも多く、【森のかけら240】も必ず販売開始しますので(!)、いろいろネタも多いと思います。なるべく特定の樹種に偏らないように幅広い樹種を取り上げていこうと思っています。またリンクを貼っていただけるところがあれば是非よろしくお願い致します。木の情報をなるべく多くの方が共有して楽しめればと思っています。
今日はとりあえず直近のイベントのご紹介です。盟友・井部健太郎君たち、久万の異業種のメンバーが作った『久万郷』の事はブログでも数回アップしましたが、そのメンバーのひとりでもある竹森洋輔君の『竹森ガーデン』主宰の【竹森ガーデン 第21回 オーナーズフェスティバル】が5月3日に開催されます。受付は10:30ぐらいからで、11:00から15:00くらいまでです。山ですから時間はアバウトです。弊社も【夢のかけら】やクラフト製品などを中心に出展させていただきます。ただし今回のイベントは、りんごとぶどうのオーナー様向けのものなので、一般の方で参加されたい方は、オーナーになると大丈夫だと思いますが、興味のある方は竹森ガーデンさんに直接お問い合わせ下さい。参加されるオーナーの皆さんはのんびりと山の時間を楽しんでください!
こちらが『久万郷』さんの新しいロゴマーク。久万高原町の地産を明瞭簡潔に表現した可愛いデザインは、弊社のホームページを製作していただいた『㈱パルス・デザイン』の大内智樹さん。次々に人がつながっていきます!こうしてマークのデザインをみると、久万高原町には実に多くの宝が眠っているのが分かります。
当日も『久万郷』のメンバーが集合してお手伝いです。それぞれの持ち味を生かして相互協力が、物の売買だけにとどまらず、人のネットワークが広がりつつあります。これからの『久万郷』の活躍にご期待下さい!
こちらは、昨年の収穫まじかな時期のぶどうのビニール園の中の様子です。映画のロケにでも使えそうな抜群の雰囲気があります!この場所でイベントの時は食事などをします。
竹森ガーデンさんは、小高くなった場所にありロケーションも最高です。屋外でのイベントも多いので、晴天を期待しています。試作品も含め、いろいろ持っていこうと思います。さあ~頑張るぞ~!このイベントを皮切りに『イベントの5月』の幕が上がります!
以前に『新月杉の膳』の事をアップしましたが、その銀座のお店『GINZA 一匠』さんがオープンし、井部健太郎君のお知り合いの方が早速出かけられたようで、現場からの画像が入ってきたのでご紹介します。まずは完成品をもう一度。この『新月杉膳』以外にも、10種類ぐらいの膳は出来ているのですが、【森のかけら240】の完成に必死で、そこまで手が廻っていません。塗装も出来上がっているのでなるべく早く販売も始めたいと思っています。
こちらが納品前に弊社で撮った一枚。今やこれが東京の銀座で、お客さんをお迎えしているのですから不思議な縁を感じずにはいられません。
お店は、全国各地の新鮮な素材を使った料理が売り物だそうです。メニューにも全国各地の特産品が並びます。〔愛媛久万高原野菜〕の名前もしっかり出ています。久万造林の野菜部門【木っちん】からも毎週新鮮な野菜が出荷されているそうです。
そしてこれが実際に料理が盛られた画像です。うちにあった時よりも随分立派に見えます。『格が人間を作る』とは言われますが、場の雰囲気が変わるとこんなに変わるものです。あくまでも、膳は引き立て役なので控えめな黒子に徹するべきなのでしょうが、材木屋の習性でついつい木の物に目がいってしまいます。
健太郎君と一緒に、一度はご飯を食べに行ってみようと約束しています。こういう膳などの場合、器や素材の単品ではなく、互いの持ち味を引き出せるようなコラボレーション商品の開発が大切になってくると思います。『GINZA 一匠』さんの益々の商売繁盛を祈念します。愛媛の野菜と膳も頑張れ!
昨日の続きです。こちらの現場では、無垢の木を各種使って頂きました。お施主さんも工務店さんと一緒に数回足を運んでいただき、実際に木を選んでいただきました。フリーリングやパネリングなどの製品の場合、個体差はあるもののある程度サンプルでも理解できます。しかし、1枚板のダイニングテーブルやカウンターの場合はサンプルという訳にはいきません。今時ですから、デジカメで画像を撮って送信して確認という事も出来ます。私もときどき活用していますが、それでも木の質感や微妙な色合いは伝わりません。画像は確認程度にとどめ、最終的には出来る限りご来店いただき現品で確認していただくようにしています。今回も先に画像を送らせていただいた後にご来店いただきました。
しかし時には、「高橋さんに任すから」と言われて一切確認にも来られないお施主さんや工務店さんもいらっしゃいます。それはある意味信頼されている証拠ではあるのでしょうが、やはり本音は見ていただきたいです。無垢の1枚板の場合、耳の角度、全体の雰囲気、節の有無やその位置、カスリや細かな傷、木目、色合い、仕上具合などチェックしなければならない項目が多く、それら全てを託される訳ですから責任感重大です。値段というよりも『感性』に合うかどうかという事の方が重要です。提案するこちらの『感性』が問われます。見積りにもなるべく、サイズ以外のコメントを付けて、特徴を理解していただくようにしています。
前置きが長くなりましたが、昨日の『ヨーロピアン・ウォールナット』の座卓以外にも、同じスペースに『フレンチチェリー』の耳付の1枚板のカウンター、その腰壁には柾目の『タモ』のパネリング、キッチンカウンターにはストレートの『ブラックチェリー』、畳コーナーの床には『信濃松』の幅広のフローリング、その上に『松』の囲炉裏セット、その部屋に『エコップ』の棚、そして1階のフローリングは1820x90x15mmの1枚板のソリッドの『オーク』です。
全体的にオイル系の塗料でブラウンに着色していますので、画像からは質感が伝わりにくいかもしれませんが、このコーナー全体が木の空間です。この右のスペースに、例の『ヨーロピアンウォールナット』の座卓があります。『フレンチチェリー』の耳付の1枚板のカウンター、『タモ』の腰板パネリング、『ブラックチェリー』のキッチンカウンターです。
こちらの『松』の囲炉裏セットは、久万銘木㈱さんの製作された商品です。床は長野県産の『信濃松』の150㎜幅フローリングです。ダイナミックな節を生かした商品ですが、囲炉裏セットと合わせて華やかな松づくしです。門松にも使われる松は、その枝振りの華やかさと長寿なことから『縁起木』ともされています。
その畳コーナーのカウンターには、『エコップ』の落ち着いた1枚板。塗り壁との相性も良く、上品にお納めていただきました。
久し振りに1軒で多種な材を使っていただきました。この日は気持ちがいいぐらいの晴天で、それぞれの木に春の日差しが眩しく差し込んで、ここで始まる暮らしの先行きを暗示しているようでした。これから木に囲まれた暮らしをご堪能していただきたいと思います。
*画像と商品説明に誤りがありましたので一部訂正させていただきます。申しわけありませんでした。
本日は西条市に家具の納品です。チャイニーズ・ウォールナットの1枚板の座卓と、松の囲炉裏です。チャイニーズ・ウォールナットは、名前通りクルミ科の1種で、主に中国~チベットを中心にアジアに広く分布しています。同属の『ブラック・ウォールナット』と区別する意味で、『山胡桃』という呼ばれ方もします。こちらの呼び方の方が多いかもしれません。特徴は、北米産のブラック・ウォールナットに比べて、赤身(黒味)の部分は色が淡く、日本の『オニグルミ』よりは濃いといった感じです。画像は直射日光が反射して、少して白く映っていますが実際にはもう少し濃い茶色です。両耳を生かして1枚板をそのまま使って頂きました。大きな木はなるべく大きく使うというのが理想です。バランスとしても自然の造型にはかないませんから。このサイズで、画像の通りほぼ無傷です!あと同じようなサイズが数枚ありますが、こういうものはなかなか巡り会えません。
また、ブラック・ウォールナットやオニグルミに比べても断然重たいのも特徴のひとつです。上の画像が、現場に納品させていただいた座卓です。下は掘り炬燵式になっています。長さ2450㎜で幅は770~880㎜、厚み55㎜というかなりの大きさです。弊社に入荷して2年ほど経過していましたが、それまでに乾燥は万全に出来ています。それでも、一人で持つのは困難な重さです。反り防止に、木裏には『鉄木・マニルカラ』でアリ桟を入れています。脚材は、ブラックウオールナットの60㎜角を使わせていただきました。重たいのは、脚やアリ桟のせいと思われるかもしれませんが、それらを付ける前から一人では持てません!
現場で据え付けさせていただくと、その重量感がさまになります。掘り炬燵の框の脚を掛けてずれ落ちないようにしています。この大きさにも関わらず、浅いクラックが1,2箇所ある程度のほぼ無傷状態です!木目は密で、クルミ独特の繊細な雰囲気があります。現場でサイズを測っていただいて、それに合わせての加工だったので心配がありましたが綺麗に収まってホッとしました。
クルミ科の仲間は全般的に『硬い木』ではありません。どちらかというと、しなやかで弾力がある素材です。スキーの板やドラムスティックなどに使われる『ヒッコリー』は硬い部類に入るかもしれませんが、硬いといってもアイアンウッドのような「跳ね返すような強靭な硬さ」ではありません。このチャイニーズ・ウォールナットも重たいですが、触感は滑らかで温もりを感じます。節や枝、外部の形状から生まれる繊細な木目の風合いは、広葉樹の中でも傑出していると思っています。クルミの仲間は是非オイルで仕上てもらいたいというのが私の考えです。勿論ウレタンに比べて傷や汚れは付きやすいでしょうが、クルミを選択されてこの触感を楽しまなければ宝の持ち腐れでしょう。今回は、木の好きな理解あるお施主さんと工務店さん【ジョーコーポレーション新居浜】に恵まれました。他にもこのおうちではいろいろ木を使っていただきましたので、数回に分けてアップさせていただきます。
久万銘木さんの『銘木まつり』の帰り、会社に戻る少し前の辺りでにわか雨に遭遇!久万銘木さんを出る時に既に空模様は怪しかったのですが、会社までは7,8分の距離なので油断していました。途中で雨が降り出し、荷物にシートを掛けていなかったので帰路を急ぎましたが、隣席の息子が「にじ!」と叫ぶので正面を見上げると大きな虹が出ています。雲の切れ目をついて日差しが顔を覗かせ、綺麗なはっきりした虹が出来ていました。「おとうさん、虹ってくぐれるの?」と聞いてきた時に、ちょうど見晴らしのよいところに出ました。虹の全貌がよく見えました。虹は山の向こうではなく、町の中から生まれ町の中に消えていました。しかも町の向こうではなく、特定の家の庭先から始まっていました。よくある光景なのかもしれませんが、私は初めて見ました。これなら虹をくぐれるのでは?と思いましたが、とにかく画像を残さねばと車を止めて撮影を・・・ところが、虹との距離が近すぎて、携帯電話のカメラでは全体像が収まりきれません!端から端まで見事な半円が町に大きな半円の橋を架けています。とりあえず画像に残しましたが、こういうときに限って広角レンズのカメラもありません。う~ん、うまく写ってくれませんでした。臨場感が伝わらないのが残念です。取り直そうと思ったらもう既に虹が消え始めました!
あ~次第に薄まっていく・・・見えますか?
ものの数分もすると虹は消え始めました。つかの間の夢のような出来事ですた。息子は「スゲエ」「スゲエ」を連発です。やがて完全に虹は消失しました。わずか数分の『セレモニー』でしたが、この目にははっきりと刻み付けました。町の庭先から生まれた今日の虹をはっきり見た人が何人いるでしょか。お陰で商品の一部が雨に濡れましたが、おかげで『町の虹』に遭遇できました。
私はこういう時は『よき事の前兆』と思うようにしています。申し訳ないですが、久万銘木さんの展示会ではさっぱりでしたが、これは何かのメッセージでは?虹色のような多彩な【森のかけら・プレミア】を早く完成させれば吉兆が訪れるというお告げか、などと勝手にいいように妄想してしまいます。とはいえ、たまたまのタイミングで見れた『町から生まれた虹』を見れたことは僥倖と言わざるをえません。
まだ印刷が残っていますが、【森のかけらプレミア36】のリストは揃いました。かけら36種も加工が出来ました。発売はもう少し先ですが、予約は受け付けています。とりあえず、リストを発表させていただきます。アマゾンローズ、アマレロ、オリーブウッド、カステロ、キングウッド、クロガキ、グラナディロ、ココボロ、サントスローズ、シャムガキ、スネークウッド、ソノケリン、タガヤサン、ダオ、チューリップウッド、バーズアイメープル、バイオレットウッド、パリサンダー、パオローズ、パオロッサ、パロサント、パンガパンガ、 ピンクアイボリー、フランスツゲ、ベリ、ペロパローザ、ボコーテ、ホンジェラスローズ、マホガニー、 リグナムバイタ、のプレミア30種と、ウェンジ、黒檀、紫檀、ゼブラウッド、パープルハート、レースウッドの珍しい6種の合計36種となっております。もうしばらくお待ち下さい!なお画像は少し前の物で、一部違ったものが入っております。
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