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今日は、いよいよ愛媛マラソン当日ですが、残念ながらあいにくの雨模様。天気予報は午後からも雨、とりあえず何重にも服を着込んで、タオルにカイロに長靴に合羽の重装備で集合場所へ急ぎました。ボランティア・スタッフは地区毎に集まり、注意事項や用務の説明を受け、お弁当とスタッフ・ジャンパーの配布を受けます。やはり愛媛のイベントですから、オレンジに身を包みます。着替えると早速それぞれの持ち場へ移動します。警察、警備員の方と一緒に道路にコーンを並べたり、看板を移動したり選手が走ってくるのを待ちます。まだパラパラと小雨模様ですが、肌寒い!かなりランナーには過酷な状況です。
9時に愛媛県庁前をスタートという事で、徐々に沿道に人が集まります。松山の北環状線を6時間もの間交通規制しての一大イベントですから、関わるスタッフの人数も半端ではありません。私達の居る所はスタートから5キロ地点で、先頭集団以外は団子になって一気に駆け抜けていきます。数千人が駆けるマラソンを延々と見るのは初体験でしたが、なかなか迫力があります。往路は立位置が反対方向だったので遠目にしか見えませんが、沿道から掛かる歓声にも、皆元気に手を振って応えてまだまだ表情も明るい。
スタートから役2時間少しで早くもトップが帰って来ました。そこからかなり時間があいて一人、二人とランナーが戻ってきます。観客の声援にも熱が入りますが、オリンピックのような白熱のデッドヒートが展開される訳ではないので、自分の関係者を探し出して声を掛ける身内派と、全体に万遍なく声援を送る義理堅い派に大別されます。このあたりから次第に雨が強くなり、ランナーもびしょ濡れ!合羽を着て走られている方や面白い仮装をされている方も多かったのですが、雨に打たれてかなり辛そうです。薄着の方は見ているこちらが心配になるほど・・・こちらも足元から寒気がジワジワと伝わってきます!
知人も何人か走っているはずなのですが、中盤以降は集団になって戻ってくるうえに、雨対策に帽子を深めに被られたりして誰が誰やら判別できず・・・。と思っていたら、ワンズ㈱の福田君があちらから声を掛けてくれました!しかもかなり前半の方です。偉い!日頃からトレーニングを積み重ねているのでしょう、まだまだ元気そうでしたから。その後も愛媛木材青年協議会のOBである共栄木材の西下さん、露口製材の露口さんもお声を掛けていただきました。まさか走られているとは知りませんでした。立派です。雨は大降りにこそならなかったものの、ずーっとランナーの肩に振り注ぎ体力を消耗させます。一体どれくらいの人が完走出来たのか知りませんが、後半になると皆さんかなり辛そうです。修行僧の苦行のように顔が歪んでこちらも辛くなります。「頑張れ」とは気軽に声を掛けられないほどに・・・。こちらの足にも限界が近づいてきました!
スタートから5時間30分。無常にも時間制限で収容されていきます。どれぐらい完走できたのか関わった人間としては気になるところです。地元のテレビでも生中継されたので、夕方のニュースでは詳しく放送されると思うので、改めてゆっくり「鑑賞」させていただこうと思います。最終ランナーが通過すると、関係車両が続々にやって来ますが、その多さにこの大会の規模の大きさがうかがい知れます。コーンなどを自衛隊の車両が回収に来るのですが、一般車両の走らない国道を自衛隊の車両が列をなして走る光景は、謎のウイルスに汚染された近未来のSF映画のシチュエーション、あるいは映画『宇宙戦争』っぽくて、少し高揚感を覚えました。関わられた警察や警備の方とも6時間も一緒に居ると親しく声を掛け合いチームのような感覚になりました。身の程を知って走る者ではありませんでしたが、冷えた体も気にならないほど充実感がありました。皆さん、お疲れ様でした!
いよいよ明日は、『第48回愛媛マラソン』。およそ4000人ものランナーが冬の伊予路を駆け抜けていきます。弊社の前の国道道路196線がメインのコースなのですが、残念ながらすぐ近くのバイバスで迂回してしまうので、弊社の前を通過することはありません。会社の前を走ってくれるなら、道路沿いにいろいろ木製品を並べてPR出来るのですが、そういう真似をする輩が多い所は迂回されるのでしょう。ところで私も『愛媛マラソン』に参加いたします!
ええ、勿論ランナーとしてではありません!ボランティア・スタッフとして温かくランナーの皆様を見守らせていただきます。ダイエットが至上命題の己の体力の限界は、小学校の運動会にてしっかり把握しております。数10キロを走破するなどと、そのような命の危険を犯すような無謀な真似は到底出来ません!参加される皆さん、日頃からトレーニングを積まれて、本当に尊敬します。知人も結構走りますし、県外からもかなりの数の登録者があるとの事。松山市の中村市長も走られるという事で、市内は数日前からかなり盛り上がっております。県外ランナーの皆さんは、今は体力調整で松山を観光どころではないでしょうが、明日一汗かいたら是非松山の観光もして帰っていただきたいものです。まずは怪我のないように全力を
このところ、飲み会セットの会議が、もとい!会議の前後に飲み会がついた場が重なり、著しく体調を崩しており(飲み疲れとも・・・)、明日のマラソンも完走(スタッフとして立ち続けられるか)出来るか不安です。ブログの更新は続けられるのですが、体力維持がままなりません。周囲を見回しても同じような体型の方が目立ちます・・・。それはそれで妙な安心感が生まれるのですが、それが駄目なんでしょう!家ではほとんど酒を飲まないので、これぐらいで済んでいるのか、それとも家で飲まない分だけ外で飲んでしまうのか・・・もう若い頃のようなペースで飲むことはなくなりましたが、酒の種類がビールから焼酎そして日本酒へと変わってきて、余計にアルコールが濃くなってきているような。今日こそは早めに帰ろうと、飲む前には一応時計も気にするのですが、ついつい話に夢中になって次に時計を見たときには4、5時間も経過しているという事も。
もともと肉体労働の木材関係者には酒好きが多いのですが、デザイナーとか異業種とか行政関係とか、私の周囲は酒飲みばかり・・・ごくわずかに例外の方もいらっしいますが。酒がなくても熱い話は出来ますが、あれば『火に油を注ぐ』役割を果たします。自分も含めそういう酒好きに贈るのがこの【酒好きに贈る5かけら】です!それぞれお酒に関係のある『木』を集めています。『ブラックチェリー』は、チェリー酒、『ホワイトオーク』はウィスキー樽に使われる木などなどです。詳しく説明したいところですが、大事な明日が控えておりますのでまた改めて。晴天を望む!
昨晩は、『織座』さんの工房見学の後、玉川町から場所を移して今治市内で盛大な懇親会です。フランス帰りのボンジュール・佐野さんも帰国直後の忙しい最中、お元気そうな顔を見せられています。これは、トム・ヴィンセント氏のLooptoに各自の商品をアップして、愛媛のいい物を世界に発信するという目的のために集まり、およそ半年勉強し研鑽してきましたが、いよいよそれも佳境です。1つの明確な目的のために行動を共にすると強い連帯感が芽生えます。初めてこのメンバーの方々と出会ったとき、これだけ職種も規模も年齢もコンセプトも異質な者が集まって歩調を揃えられるのか正直不安でした。
よそよそしかったメンバーの方々とその後半年間、会議や見学会を重ね、時間を共有する事で、いつの間にか深い絆が生まれました。今回が最後の会議という日を迎えて、名残惜しくてたまらないほどメンバーは1つのチームに進化しました。重ねた杯の数以上に、交わした言葉以上に、強い結束が生まれ遂に大団円を迎えたわけですから感慨もひとしおです。 すっかり会議の前の懇親会が定着して、会議の前にリラックスムードが漂います。決してただの酒好きの集まりと呼んではいけません。さて、今日は打って変わって粛々と会議が進みます。
本当は各自がその成果を発表しあう予定でしたが、少し準備が手間取ったため、全員が揃って公開するのは3月頃になりそうです。なにぶん初めてのことばかりで戸惑いもあります。商品を1つ追加するだけでも、英文で説明書を作ったりしなければならないので、国内のショップにアップするような訳にはいきません。弊社の分もまだまだ調整が必要なのですが、せっかちな性分なので待ち切れず、まだ70%程度の仕上がり具合なのですが、一足先にアップさせていただきました!といってもLooptoのサイトそのものがまだ完璧に仕上がっていないので、あまり意味はないのですが、とりあえずやってみるべし!
英語版のみ先行して公開しました。同じ内容で日本語版も用意しているのですが、まずは英語版で様子を見ながら改良していきます。このサイトへはリンク出来ますが、まだ実際の販売は出来ません、念のため。今後商売としてどこまで発展するかとは別に、異業種の進む方向の良き前例として今後も語り継がれていかれるのではないかと思えるほど充実した半年でした。とりあえず予定の5回の会議は終わりますが、これは愛媛のいい物を海外に発信するための『始まり』の終わりに過ぎません。支えていただいた皆さんへの感謝は、海外からの注文メールに代えて!Thank You, Tom!
今日は、「愛媛のいい物を世界に広げる・Loopto」の第五回目の会議で今治に来ています。この会議の際には、参加している企業の工房を見学させていただいて、第三者の目からいろいろ意見を交換しあう場も同時に企画していただいています。そのお陰でいままでにも、それぞれの工房を見学させていただいて大変刺激を受けました。こういう機会でもないと、異業種の方々の工房を覗かせていただいて、詳しく説明を受けるということもありません。また畑違いとは入っても、集まっているメンバーが『個性的なモノづくり』に取り組まれている方ばかりなので、モノを見る視点は大変参考になります。今回は、今治市玉川町の『工房・織座』さんに伺わせていただきました。私は『織座』さんの工房に伺うのは初めてなのですが、お噂はかねがね聞いておりましたので、楽しみにしておりました。早速、外観から期待を裏切りません!
ログハウスのショールーム兼ファクトリーショップが玉川の自然の中にやんわりと溶け込んでいます。内装にも木がふんだんに使われています。壁や天井には、地元の杉の間伐材、床には桧のフローリング、大きな地松の梁も存在感があります。商品の展示方法もセンスが溢れ出しています!織物も木材も根っこは同じ自然素材ですから当然の事ともいえますが、相性抜群です。木の質感と糸のコラボレーションが絶妙のハーモニーを醸し出しています。【森のかけら】の木の色合いとは違った、文字通り糸の織り成す柔らかな色合いが爽やかに映ります。
『織座』さんの技術は折り紙つきで、昭和初期のレトロな織機を独自に改良され、世界初の『たてよこよろけもじり織』などの独創的な商品開発で、『ものづくり日本大賞の経済産業大臣賞』など輝かしい功績をあげられています。『もじり織』というのは、大手メーカーの高速織機では出せれない技術ということで、ローカルな原点の技術から生み出された商品という事ですが、不均一なもこもこしたような素朴な質感がなんとも言えません。あいにくその素晴らしさを表現する言葉を持ち合わせていないのが残念ですが、ファッションに無縁の私でも人目でその独創性には心を奪われます。
古い機械で新しいものを作り出す、ものづくりの醍醐味を勉強させていただきました。工房織座の竹田正利社長にいろいろとお話をしていただきましたが、その商品同様実に柔らかな口調で愛情たっぷりのお話を聞くにつけ、己の不勉強さが恥ずかしくなります。穏やかで静かな口調の中に秘められた情熱が伝わってきます。大声で喋るばかりじゃ駄目なんだと深く反省しておりますが、これも性格、よく言えば個性ですから致し方ありません。親子に受け継がれるお人柄といいものづくりの情熱といい、もじり織のごとく丈夫で切れることがないよう思えます。玉川の山の中から世界を目指す、素晴らしいです!
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