2010年 2月 28日 日曜日 at 5:34 PM
昨日、岡山県美作市において日本木材青壮年団体連合会中四国地区の新旧合同役員会が開催されました。新旧の役員が勢揃いで、40数名もの大人数での会議です。私も21年度の監事を拝命しておりましたので末席に参加させていただきました。今年度は、父親の死去もあり半分ほどしか参加できずご迷惑をお掛けしましたが、最後くらいは何とか有終の美を飾るべく愛媛の實田貴文・中四国地区直前会長と渡部康彦・愛媛会団長との3人で出席。美作まで車でおよそ3時間。いつもは後輩か誰かの車に便乗させていただくのですが、今回は都合で自らの運転で駆けつけました。

左端が弘中京一郎(中国木材)21年度中四国地区会長、中央が實田貴文(瓜守材木店)中四国地区直前会長、手前が安東真吾(銘建工業)22年度中四国地区会長、中四国を代表するそうそうたる顔ぶれ。各地で会員減少の問題は深刻で、今回もその件で侃侃諤諤とした協議が行われました。愛媛では、今春に5名ほどの新入会員が見込まれています。一時定年延長(現在45歳)の話も議論されましたが、定年延長は結局問題の先送りで何も解決しません。むしろ、その事が新規勧誘を停滞させて事も否めません。
積極的な勧誘が必至となり、結果的に無理だと思われていた会員増強が果たせつつあります。出来ない理由を掲げてしまうとそういう行動を取ってしまいがちで、やってみれば意外と好結果を生むこともあるものです。右は、日本木材青壮年団体連合会の会歌です。役員会では2番まで全員で斉唱します。もう何十回歌ったか分かりませんが、良い歌詞で大好きです。特に2番の歌詞「あまねく同志(とも)とたずさえて相互(たがい)の力結び合い♪」というのは、まさに木青連の醍醐味です。問題あってこその協議会、白熱した議論の後、無事に安東新会長にバトンタッチ!
その後は恒例の大懇親会。弘中直前会長の乾杯の音頭のあとは、気の置けない仲間たちと杯が重ねられます。私も数年前に中四国地区の専務理事をさせていただきましたが、最後の役員会(新旧)の後の懇親会のお酒ほど美味しいものはありませんでした。執行部の皆さんもさぞかし今宵のお酒は美味だったことでしょう。かつては私も初々しく、中四国のそうそうたる先輩方に囲まれて平身低頭お酒を注いで回ったものですが、もう上から数えたほうが早い歳になってまいりました。今回の新役員さんの顔ぶれをみると更に若返った感があります。

いつまでも年配(あくまで木青連において!)の者がいては、若い方々が出にくくなるばかり。私も『老兵は消え去るのみ』の心境で望みましたが、安東新会長㊨がこの老兵(くどいようですがあくまで木青連において!)にも死に場所を、いえ働き場所を与えていただきました。数年前まで役員会を開催する前の時間を利用して、その地で会員の製材工場とか有名な建物を見学をしていました。その企画を実行し始められたのも美作の方々です。それを引き継ぐ形で私もそのお仕事をさせていただきましたが、再び特命を拝しました。会そのものの運営というよりは、会の前の実になる企画担当ということですから、私にも少しはお力になりそうです。最後のご奉公務めさせていただきます。安東新会長1年間よろしくお願い致します!
2010年 2月 27日 土曜日 at 11:03 PM
以前から、ラジオの『じんじん地獄時間』などでお世話になっている梶原剛さんが舞台演出を手掛けられた『ジプシー・~千の輪の切り株の上の物語~』というお芝居を観に行かせていただきました。どうしてもその日のその時間でなないと動きが取れなかったので、夜7:30からの回に行ったのですが、いつものことながらチラシとかをよく見ずに、松山市総合コミュニティセンターという部分だけ見て、それを手掛かりにしかもギリギリで会場に到着。開始時間が遅いということは頭の中になく、コミセンの中の駐車場に停めれると思っていたら、既に閉鎖時間!慌てて前の有料パーキングに停めて中に入るものの、コミセンの2階というアバウトな記憶のお陰で辿り着けず、本日公演中止か?と思っていたら、私と同じような雰囲気の方がチラホラ。階下に行くと、張り紙が!会場は隣のコミセン・こども館2Fとの矢印。その時点で、開演3分前!こども館に行くには一旦室外に出なければならないのですが外は結構な雨!しかも会場駐車場に停めれるつもりだったので傘なし!
仕方なく雨の中ダッシュで会場へ向かうと、途中で同じく傘を差して向かうおじさんとも会話も交わしながら(こういう境遇に追い込まれると妙に親近感が沸くものです)、またこの時に限って、通気性の良い靴を履いてしまい(雨だけで室内移動で濡れないという思い込みから)、濡れた通路を走るほどに足の裏から水分も通気してくれます!それにもめげずにとにかく走る。結構濡れながらも何とか到着。そこには、「開演1分前です!」の梶原さんの姿が!「どうです、ちゃんと約束を守って来たでしょう!」と胸を張る間もなくとりあえず中に潜り込むと、これが大盛況で席が残りわずか!最後尾の端に座ると、偶然隣の席が先程のおじさんでした。軽く挨拶をして何とかギリギリで間に合いました。いつもの事なんですが、場所をチラッと見て知ってる所だと何だか分かった気になってよく見もしないで、思い込みで行動してしまい、それでいつも大変な目に遭うのですが、学習能力が欠如していて・・・あ~疲れた。
いや~お芝居は実に良かったです!前のめりになって観入りました。『ジプシー』というタイトルと無国籍風な衣装をまとったチラシから何時代のどこが舞台?などと思っていましたが、現代劇で作者はあの横内謙介氏。横内さんといえば、NKKの芸術劇場で俳優の植本潤さんと一緒に芝居の前の解説などのホスト役をされていた頃が懐かしいです。平凡な若夫婦がやっと購入した2LDKのマンション。二人が住まうべき建設中のマンションの1室に、不思議な移民の民・ジプシーたちが暮らし始める・・・!『自由になるための鍵はどこにあるんだろう』というテーマが掲げられています。30人近い登場人物が一同に舞台に登場するようなある種の群衆劇で見応えがありました。コミセン夢千夜・市民演劇第五章という事でしたが、キャスト、スタッフを含め多くの方が関わられていて、松山の市民演劇人のパワーを感じました。個人的には、粋で男気のある建築現場の職人・川西勘一(渡邊沙織さん)のキャラクターが良かったです!
「切り株」や「小枝」が重要なメタファーとして使われていました。私も家具を提案する時などに「これはかつて森に在って鳥や虫の終の棲家となるはずだった木です。虫や傷があるのは当たり前の事です。決して木は人間のために生まれてきたわけではありません。そんな木を使うわけですから、森のめぐみに感謝と敬意の気持ちを持ちましょう。」とお話しますが、まさに自分がその事を改めて思い知らされた気持ちになりました。人の住んでいるところにはかつて誰かが住んでいたという台詞がありましたが、本来土地も誰の物でもなかったはずです。木や森も・・・。
最初、ひとつの空間を異次元軸でつなぐような話だと思っていたのですが、意外な展開で後半彼らの正体が分かってきて、テーマの謎が紐解かれていくるあたりから、大団円に向かって怒涛の勢いで話が進んでいきます。前回『じんじん地獄時間』に出演させていただいた時、中島みゆきさんの『この空を飛べたら』という曲をリクエストさせていただきました。『人は昔々鳥だったのかもしれないね。こんなにもこんなにも空が恋しい。』人は皆誰も永遠に探し物を求め、翼があるものなら心は空を目指すのでしょうか。梶原さん、感動感激(観劇)しました、素晴らしかったです!