森のかけら | 大五木材


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20120531 1このブログでも何度も登場していただきましたが、弊社の無垢の家具製作を一手に引き受けてくれている『ZEN FURNITURE』の善家雅智君。弊社の仕事だけではなく、他にも友人・知人や工務店さんなどの家具の仕事もこなしているのですが、昨年末に独立してからほとんど休み無しで精力的に仕事をこなしています。身長も高く若くて元気もあるので、こういう大きな1枚板の仕事を頼むにも安心感があります。そんな彼の工房にこのたびようやく看板が付く事になりました。

 

20120531 2奥さんがデザイン関係の仕事もされていたとかで奥さんがデザインされたサインプレートが仕上がっていました。工房の背景の山から朝日が昇るデザインは、工房の勢いを示しているかのようです。以前に比べると弊社に家具のご相談を受ける件数も随分増えました。それも、今まで善家君たちに作ってもらった家具の出来が良かったからこそだと思います。善家君はそれまで『ウッドワークかずとよ』の池内君の所で仕事をしていましたが、家具の品質はしっかり受け継いでいただいております。

 

20120531 3家具だけではなく、玄関の天框や床の間の地板、キッチンのカウンターや棚板、出窓、階段などありとあらゆる加工をしてもらっています。それらの部材をいろいろな樹種で作るわけですから、短期間でも多樹種の加工経験は豊富。普通だと特定の樹種(せいぜい10種程度)ばかりを加工する事になるのでしょうが、移り気な材木屋と付き合う事になったために多様な樹種と日々格闘することになってしまいました。とにかくいろいろな樹種に触れたい渡しとしては、チャレンジ精神大歓迎!

 

20120531 4正直、初めて家具に使うような樹種の場合は、こちらも試行錯誤。すべてが経験則だけで対応できるわけではありませんから、善家君とあれこれ相談しながら手探りの家具製作の道です。材木屋としてこの先あとどれくらいの樹種を扱えるのか分かりませんが、若く情熱ある家具職人との出会いは、その思いに一層拍車をかけてくれる事だけは間違いありません。さあ、来月も沢山面白い仕事を承っております。善家君、日の出の勢いそのままに、腕によりをかけてよろしくお願いしますぞ!




20120530 1昨日の続きです・・・ただ「いい試合さえすればいい」というわけではないところに球団経営の大変さがあろうと思われます。試合以外にも選手・スタッフの皆さんが学校や施設などにもボランティアで赴き、野球教室やファンとの交流をされていて素晴らしい取り組みだと思います。大リーグでは、慈善活動などで社会に貢献した選手を表彰するという制度までありますが(ロベルト・クレメンテ賞)、一流のメジャーリーガーには社会的規範も求められる傾向が強く、施設訪問や寄付なども盛んに行われています。

 

20120530 2日本でもソフトバンクの松中選手が、ホームラン一本につき1000本のマングローブ苗木を植林されていたり、元阪神の赤星選手は盗塁数に応じて、車椅子を全国の病院や福祉施設に寄付されてきましたが、野球での活躍を慈善活動に結びつけられている選手は沢山いらっしゃいます。つまり「野球は野球だけで完結する」わけではなく、野球というスポーツを通じてさまざまな団体・企業・個人と深く係わり合いを持っているという事です。ならばその応援方法にもいろいろなアプローチが生まれます。

 

20120530 3実は今から3、4年前にあるビジネスマッチングで、弊社は無謀にも『マンダリン・パイレーツ』さんを指名させていただいた事がありました。担当の方も接点が見えず「?」という顔でしたがそれも当然。当時は今のように『飛び道具』も揃っていませんでしたので、球団の方にしてみれば「材木屋が何の用事?」という感覚だったと思います。あの頃はそのイメージを口でしか説明できませんでしたので、恐らくその意が伝わらなかったと思うのですが、今なら少しは具体的に「モノ」を見せられます。

 

20120530 4あれから再びご縁に恵まれ、球団の方とお話しする機会に恵まれました。強く願えば望みは必ず叶うものです!そこでご提案させていただいたのが、こちらの『森のしるし・ますくまん篇』です!人気のますくまんを愛媛県内産の『樅(モミ』の木にスタンプしました。本当は、試合で折れたバットから作りたかったのですが、実際に折れたバットを見せてもらうと、かなり破損がひどくて加工できる形状が限定されます。それで今回は県産の樅を使い、年輪を横向きにして躍動感を表現してみました。

 

20120530 5とりあえず試験的に作ってみましたが、今後は『野球と木材』の関わりの味付けが出来れば話も膨らむのではないかと思います。以前にブログ『マートンのバット』でも触れましたが、最近のバットは『ハードメープル』が多いようなので、ハードメープルを使うとか、ピッチャーがマウンドで使うロージンバッグ(松脂)から『』とか、いろいろ組み合わせは出来そうです。当日、早速同業の渡邊康彦君(ニチモク商事)が購入していただきました。ちっちゃな応援団ですが、何はともあれ一歩踏み出しました。

 

20120530 6試合を観戦に球場に駆けつけるという応援もあれば、1企業人としてこういう形で応援させていただく、関わらせていただくという間接的な応援方法があってもいいと思います。昨年から会社としてもパイレーツ後援会に入会させていただいておりますが、看板を出すとか資金を出すという形がある一方で、自社の商品や得意分野と絡ませて応援するという形が成立すれば、チームへの愛情も一層増し応援にも熱が入るというもの。【森のしるし・マンダリンパイレーツ篇】は弊社HPで販売しております。

 

20120530  7県民球団として、NPB(日本プロ野球機構)とは一線を画す、ローカル色満点の地域に愛される職業野球団を目指していただきたいです。ますくまん、マッピーが去った後は、福西太志(マンダリンパイレーツ初代キャプテン)とスタッフの鈴木さんが、球団グッズなどの販売をしていただきました。暑い中本当にありがとうございました!縁の下の力持ちとして黒子に徹して球団を支えるあなたたちの姿に心打たれます。スポーツ選手はいつまでも晴れ舞台で活躍できるわけではありません。誰にもいつかは「引退」の時期がやってきます。

20120530 8スポーツ選手に限らず、ひとの値打ちは表舞台を降りて、裏舞台に回った時にこそ真価が問われるものです。当日、チームはアウェーで試合中でしたが、影で支える裏方あってこそ選手が試合に専念できます。裏でチームを支える関係者のためにも、感動のあるプレーを期待します。試合に勝つに越したことはありませんが、必ずしも強いチームが市民に支援されるわけではないと思います。愛すべきおらが町のプロ野球チームになれるかどうか、その鍵は日々の地道な活動が担っています。頑張れ、ますくまん、マッピー!進め、おらが町のプロ野球チーム、マンダリン・パイレーツ




20120529 1さて『ほりえ港青空市』の報告も佳境。今年の青空市は、愛媛県民球団『マンダリン・パイレーツ』さんもイベントにご協力いただきました。野球少年に大人気の『ますくまん』と球団のマスコットキャラクター『マッピー』も駆けつけてくれました。熱心なパイレーツファンもいたのですが、天気のいい土曜日は絶好の野球日和でもあり、本格野球少年たちはグランドを駆け回っている頃・・・。球場では子供たちに取り囲まれて大変なのですが、当日は勝手が違い厳しいアウェーでお二人には寂しい思いをさせてしまいました。

20120529 2忙しい最中に折角来ていただいたのに、存分に活躍できる場が提供できずに申し訳ない気持ちでいっぱい・・・。しかし野球もホームでばかり戦えるわけではありませんので、厳しいアウェーの環境の中でも熱心なファンを作っていくことこそが、大きな幹を育てる王道かと。木が芽を出す場所を選べないように、ファン作りも美田を選べず。その中で生まれたファンこそが真の理解者になっていただけるのではないかと思うのです。そのマスクや着ぐるみの中で流す汗は決して無駄ではありません!

 

20120529 3野球に限らず、華やかな舞台の影で人知れず汗を流す方がいる。そういう支えがあってこそ「舞台」は整っていきます。愛すべき阪神タイガースは現在調子を落としていますが、その虎軍を率いる和田監督は、ご自身の引退セレモニーで「日本一の球場で、常によいコンディションで試合をさせていただいた、阪神園芸(甲子園のグラウンドや蔦の整備を担当する阪神電鉄の子会社)の皆さん。そして、いつも影で支えてくれた裏方の皆さん、マスコミ関係の皆さん…」という裏方の皆さんへの感謝の言葉を述べられました。引退セレモニーでグラウンド整備の方にまで御礼を述べられた方は後にも先にも和田選手だけではないでしょうか。現役時代も決して華やかなスター選手というわけではなく、いぶし銀のような選手でしたが、苦労人らしい人柄がしのばれる素晴らしいスピーチが深く印象に残っています。

 

20120529 4昔からスター監督を迎合する球団体質ではありまが、目先の1勝にこだわらない自力のあるチームになってほしいと思います。FAで大物選手を巨人と奪い合うような真似はやめてもらいたい。自前の若手を育てていかねば、ファンの愛着心も沸きません。話が逸れましたが、マンダリンパイレーツも、今日明日の勝ち負けではなく、息の長いファンをどれだけ育て惹きつけられるかという事が至上命題だと思います。ファンに向けての今日のひと筆が、明日の1勝に負けずとも劣らずの価値あり。頑張れますくまん、頑張れマッピー!更に明日へ・・・




20120528 1三坂トンネルが開通したにも関わらずまだ久万へと続く新しい道を走っていませんが、その道を通って久万高原町から『『久万郷』』の仲間が集ってくれました。久万高原町の小さな総合商社を標榜し、子育てワンダーランドなどを数多く主催し運営こしてきただけあって、こういうイベントは手馴れたものです。商品の絞込みや展示、販売ノウハウ、それぞれの役割分担もしっかり出来上がっていて、隣にいても安心感があります。最初は色眼鏡で見られた彼らの活動もすっかり地元で定着、認知されています。

 

20120528 2その隣には、『ブルーマーブル』の藤山さんのいつものスマイルがあります。藤山さんは愛媛調理製菓専門学校で教鞭も執っておられて、当日はその教え子でもある生徒さんもお手伝いに駆けつけてくれました。こういう機会も生きた教材ですぞ!藤山さんはこのイベントの前日に、10年間営業された大街道にある『ナテュレ』の閉店日という事で、大変慌しい最中にも関わらず快く出店を引き受けていただきました。ありがたい限りです。『ナテュレ』は閉店されますが、機能を『ブルーマーブル』に集約。

 

20120528 3藤山さんは『食』を通じて各地で講師やイベントにも積極的に参加されていますが、映像から音楽までマルチな才能をお持ちで、今後は『ブルーマーブル』から「面白て楽しくて刺激的なコト」をガンガン発信されることだと思います。本日から情報発信基地『オフィスnaturel』(仮称)改造中!今回の『ナテュレ』は残念ではありますが、その事を藤山さんがFBでアップされると、もの凄い数のコメントが・・・!『ナテュレ』に自分の青春を重ねた人がいかに多かったことか、いかに多くの人に愛されたお店だったのかを思い知らされました。その思いは、必ずや『オフィスnaturel』にて新たな形として結実されるのだと思います。

 

20120528 4決して目立つ場所を提供できなかったのですが、藤山さん目当てに間断なく友人・知人の皆さんがやって来られます。これまでどれほど沢山の『種』を撒いてこられた事でしょうか。このバイタリティある限り『新ブルーマーブル』の先行きは前途洋洋でしょう!影ながら新たな船出も応援しております。さて、テント前ではイラストレーターの『『せだゆりか』』ちゃんの似顔絵を描く筆が止まることがありません!折角出店してもらったのに暇だったらどうしよう・・・なんて思いはすっかり杞憂に終わりました。

 

20120528 5初めてこの似顔絵描きのスタイルに接した時は、そこに座るのに結構勇気がいったものですが、一度座ってしまうと癖になります。シャッターひと押しで瞬時に今を切り取るカメラに比べて、5~10分そこに座る続ける似顔絵は、まるで太陽光で撮る印画紙カメラのような感覚で、この「緩い緊張感」がなんとも心地よい時間です。忙しい合間でゆりかチャンが描いてくれたのがこちらの1枚。本当はそこに無いものがあり、あるものが無い。心の目で描いてもらったこの1枚、『ほりえ港青空市』の空気が凝縮されています。




20120527 1先日の小野中学校の授業の時にも弊社のチラシを見て、「あ、これ(森のかけら)知ってる~!」と声をあげる生徒が数人いて内心とても嬉しかったのですが、今回の『ほりえ港青空市』でも、「見た事ある」とか「OOが持ってる」なんて声がチラホラ。その声には敢えて突っ込みませんが、ほとんど宣伝らしい宣伝もしていないのに、認知度が増しているというのは、取材などの記事のお陰でしょうか。今回も【森のかけら】の商品つながりで、愛媛経済レポートさんがイベントの取材に来ていただきました。

 

20120527 2さらに愛媛新聞社さんや地元のケーブルテレビさんも取材に来られていました。そもそもは大濱タオルさんの工場で行われていた「タオル大売出し会」に異業種交流会である『オレンジ会』が相乗りする形で始めたこのイベントの当初の目的は、堀江に会社を置きながらもメーカー、卸売の業態の企業が多く、折角なのだから地元の方にも自分たちの仕事や会社の事も知っていただこうというのが狙いでした。それまで一般消費者と接する機会が少なかった業種にもいい接客の機会。

 

20120527 3それが回数を重ねるにつれ、地元での認知度も増して、このイベントの開催を心待ちにしてくださる『オレンジ会ファン』まで現れるようになって本当にありがたい限り。そういう中で、我々の中でも変化が起こり、ただ宣伝・イベントとして行事をこなすのではなく、ひとつの集合体として何か出来ないか?という思いも芽生え始めたのです。堀江港のフェリー廃止が決定したのが大きなきっかけでもありました。決して高邁な理念で始まった会ではありませんが、周囲の見る目も少しずつ変わってきました。

 

20120527 4地元の若い者(自称も含めて!)が何やら頑張っているようだから応援してやろうかという機運が起こってきたのは、堀江に席を置く私以外のメンバーが、地元で長年近隣との友好な信頼関係を築いてこられた証拠。仕事以外にも町内会の運営や地元消防団、PTAなどの学校行事等々にも深く関わる「顔の見える」地元の人間だからかこそでしょう。そういう中にあって堀江町民ではない私が参加させていただいている事に感謝。ネットなどを通じて堀江の事を発信・宣伝するのがせめてものお返しかと。

20120527 5テーマが大きくなってしまうと理念がぼやけてしまいがちですが、根底にあるのはあくまでおのおのの企業がそれぞれの仕事を通じて堀江町にどう貢献するかという事。異業種の企業の集合体ですから、持ち味を活かすことがひいては雇用も含め、地元にフィードバックしていくのだと思います。そういう活動においては先輩格で稀有な成功事例でもある『久万郷』のメンバー、弊社ブースでも辣腕をふるっていただきました。もうすっかり違和感のなくなった木材と野菜のコラボ画像。まだまだ明日へ・・・




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