森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

いつまでもいつまでもこの話が終わらないのは、それだけここの仕事が刺激的で、楽しくて、喜びとやり甲斐に満ちて、偏屈材木屋の心を動かすに値するものだったから。他人の意見に耳を貸さず我が道を往くひねくれ者なれど、同じ価値観を有し、高き志を持つ人との出会いには常に飢えていて、そういった方々と1つのゴール目指して一定時間を共有できるということの何と楽しいことか!理屈じゃないんですな~、これが!心が共鳴した時間の成果。

 

まあ弊社が関わらしていただいたのは、お店全体から見ればほんの数%にしか満たないボリュームでしかないのですが、こちらとしては木の事に精通した施主から、プロとしての材木屋の意見を尊重していただきながら、思う存分仕事をさせていただけるというのは、至上の喜びであり、材木屋冥利に尽きる、材木屋としての本懐です。あまりに大袈裟に聞こえるかもしれませんが、心底から材木屋でよかったと思える現場って年間どれぐらいあるか・・・

 

その数を増やすのは自分の努力でしかないのですが、誰が何と言おうと木が好きであるという素養は、出会う前からその人が持っているもの。今回嬉しいなあと思うのは、誤魔化さずに本物を使うという考え方が店づくりの基本となっていて、物販コーナーとレジが主である1階はもとより、コーヒーを楽しむ2階もすべて家具は無垢材で統一されるという徹底ぶり。ホワイトオークの角テーブルと、ブラック・ウォールナットの丸テーブルが配置されています。

 

それらを製作されたのは北条のTOWERさん(室愛彦社長)。本業である椅子やソファーもすべてTOWERの室さんの手によるもの。丁度この仕事をさせていただいている最中に、東京の大学に行っている室さんのご子息が春休みで実家に戻られていて、ソファーの納品のお手伝いに来られていました。こういう本物の現場があると、自然とそこには同じような仲間が集まってきて、面白い循環が生まれるもの、ご縁は巡ります。




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
Scroll Up