森のかけら | 大五木材


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20160413 1前置きはいいから、ホンジュラスといったらあれだろ、あれ!という声が聞こえないでもないですが、サラッとスルーして本日は私の心の中のホンジュラスについて。毎度毎度映画の話で恐縮ですが、このブログを書くにあたって改めてホンジュラスの事を調べていて気が付いた事がありました。1982年にポール・セローが発表した小説を元に、ポール〔タクシードライバー〕シュレイダーが脚本を書いた1986年公開(日本公開は1987年)の映画『モスキートコースト』。

 

英語に弱い私は、このタイトルが「モスキート=蚊、コースト=海岸」、つまり蠅の群生するような地名の場所だとばかり思っていました。その頃日本映画でも内田裕也主演の「十階のモスキート」という映画があったりしたもので、てっきりそうだと思い込んでいました。そしたらモスキートというのは蠅のことではなくて、「ホンジュラス・ニカラグアに住むミスキート族が使うミスキート語の”Mískitu”に由来し、昆虫の蚊(mosquitos)から出たのではなくその逆でもない」との事。

 

ミスキート族はモスキート族とも呼ばれることがあるそうで、つまりはミスキート(モスキート)族の人たちの暮らす海岸という意味だったのでした。蚊の海岸って随分思い切った名前だとは思っていたのですが・・・今まで知らずに使ってきてました。別にそんな事たいしたことじゃないと思われるかもしれませんが、大好きな映画だからこそショック!ちなみに監督は前年に魂の小作「刑事ジョン・ブック/目撃者」を発表したピーター・ウィアー。いい仕事を連発してました。

 

ちなみに『モスキートコースト』の音楽を手掛けているのは巨匠モーリス・ジャールですし、撮影は後にハリーポッターやマッドマックス 怒りのデス・ロード を手掛けることになる若かりし頃のジョン・シールという錚々たる顔ぶれだったのです。更に主人公は、当時向かうところ敵なしのハリソン・フォード。その妻にヘレン・ミレン、長男にリバー・フェニックスという大ヒット間違いなしの最強布陣であったにも関わらず、現地でもまさかの大コケで製作費すら回収できずという惨憺たる結果。続く・・・




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