森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
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無事『トークカフェ』も終了。うまく喋れたかどうかは別に、短い時間でしたが少しは「地方の小さな材木屋が今考え行動している事」の一部をご紹介できたのではないかと思っています。よいとか悪いとかでは、木材物流が激変する中で大河の中で、木の葉のごとき零細材木屋が翻弄されながらもがき苦しみ浮き沈みを繰り替えす生々しい姿であります。外から見れば冷や冷やするかもしれませんが、案外当事者は好き勝手に動いていたりして気楽なものだったりもするのですが(笑)。

 

20160913-1商売としては決して安穏としたものではないのは事実ですが、だからといって深刻に思い詰めてはいけません。遊びも仕事も深刻にならずに真剣に、がモットーですので、いかにまじめに楽しめるかが大切。私の商品開発の発想の根本は、いかに自分が楽しめるかです。自分がこんなに楽しく思うのだから、同じように楽しいと思ってくる感性を持つ人も必ずどこかにいるはず。そのひとを探しだそうというのが(森のかけらなどの自社オリジナルのクラフト商品の)営業方針なのです。

 

20160913-3昔はなかなかそういうひとに巡り合う機会が無いというか、どうやれば巡り合えるのか分からずいろいろと模索しました。その手掛かりになればと月間通信誌『適材適所』なども発行したりしました。ピークで月間700部を越える数を発送していましたが、増え続ける郵便代に負けて、途中から実費をいただく形に移行し、印刷物によるPRの限界を感じていた頃、遅れて始めたホームページから少しずつ反応が来るようになりました。現在は欠かせない重要な営業ツールとなっています。

 

SNSによる人のつながりもありがたいものの、膝をつき合わせながら木のことを語る喜びはまた格別です。コーヒーによるトークカフェの後は、居酒屋に場所を移して慰労を兼ねてトーク居酒屋。ビールで始まったのもつかの間、日本酒に造詣の深い東京大学の竹村彰夫先生を中心に日本酒に切り替わることに。ならば愛媛の美味しい日本酒を味わっていただかねばと成龍酒造の『加儀屋・無濾過 純米吟醸』と石鎚酒造の『石鎚』を特別に一升瓶で出していただきご愛飲いただきました。

 

竹村先生は日本酒の会とかに入会されていて、加儀屋とか石鎚の事もよくご存知でしたが、県外から来られた方に地元の美味しいお酒を堂々とご紹介できるのも、ふたつの酒屋の社長をたまたま知っていたため。異業種とのつながりが最近いろいろな場面で役に立っているというか、ご縁のありがたさを強く実感しています。賑やかだった一次会の後、盟友・井部健太郎とふたりで、同時期に舵を切り始めて、当初いろいろと批判を受けたものの、ようやく違う風景が見えてきたなとしみじみ・・・




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