森のかけら | 大五木材


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20160916 3四国加工㈱鎌倉真澄さんとは、以前に井部健太郎君が『愛媛県産のスネアドラム』の件で久万で会を開いた際に初めて出会って以来なのですが、常々機会があればゆっくりお話をさせていただきたいと思っていました。もう経営者のご息女が木材屋で能力を発揮されている姿も珍しくなくなってきました。森の出口が多様化、細分化する時代、むしろ女性の方がきめ細やかな視点で木の魅力や可能性を探れるとすら思うのです。使う木だけだなく、語る木、想う木、遊ぶ木、出口の形もさまざまです

 

 四国加工さんでは、従来の独創性の高いヒノキの内装材『ヨロイカブト』の他に、愛媛県産の『クヌギ(櫟)』の内装材としての開発に精力的に取り組まれていて、当日もその試作品を展示されていました。個人的に「森の暴れん坊」と思っているクヌギは、昨今は愛媛県に限らず多くの地域でその利用方法に頭を悩ませている木の1つだと思っています。クヌギといえば、椎茸の榾木がすぐに思い浮かんだものですが、旺盛な成長力と椎茸産業の高齢化などによって需給バランスが大きく崩れました。

 

20160917-3かつては椎茸生産や薪に利用されてきたクヌギも、その生産性の減少に伴って山には大きく太ったクヌギが乱立することに。クヌギは国内でも最重量木のひとつに数えられるほど重たく、乾燥に伴い内部割れや激しいねじれが生じることから、建築材として使われることはほとんどありませんでした。資源的には豊富ながら今までほとんど利用されていなかったクヌギを内装材に活用しようというプロジェクトが行政主導で立ち上がり、様々な実験労苦を重ねてようやく形が見えてきたようです。

 

20160917-5とはいえ、簡単に利用ができるのであれば先人たちがとっくに利用しているのであって、行く道は決して平坦ではありません。だからこそ行く価値もあるというものですが!このプロジェクトには、 愛媛県農林水産部林業研究センターの主任研究員である横田由香さんも関わられていて、森の暴れん坊・クヌギを女性の力でどうやって手なずけるのか、楽しみにお手並み拝見させていただきます。苦労を抜くので縁起がいいとも言われるクヌギ、頑張って苦(ク)を抜いてもらいたい!

 

20160917-4鎌倉さんとは一度落ち着いて食事でもしながらお話ししましょうと言っていながら、なかなか機会がないのですが、一度会っただけでも、ベクトルが同じ方向を向いている、『こちら側の人間』だとすぐに分かりました。今回はいい機会だったのですが、鎌倉さんのブースは人が絶えず話する時間もありませんでした。松山市内に会社があればいつでもとは思うものの、あまり近くにいると変な影響を受けて、空気感染し木材の王道を踏み外してしまう可能性高いので、ほどほどが賢明かと・・・




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