森のかけら | 大五木材


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20100928 ゲゲゲの女房・ご贔屓競演①毎昼、労働のひと時のオアシスであった『ゲゲゲの女房』が遂に終わってしまいました。朝は時間的に観る事が出来なかったので、いつも昼の再放送を楽しみにしていました。先週は、子供達も運動会の振り替え休みや祭日があり、ほとんど家に居たので、家族全員でテレビ前に集合。当初、放送が始まった事は知らず、しばらくしてから偶然観て、あまりの面白さに魅了されそれからはほとんど観ました。その後は昼の楽しみになり、久々にNHKの朝ドラにはまってしまいました。

 

20100928 ゲゲゲの女房・ご贔屓競演②子供の頃は、水木しげるさんの漫画は恐ろしすぎててとてもページをめくる事もできませんでした。手塚治虫さんや藤子不二夫さんの柔らかいタッチに慣れていた少年にとって水木漫画の点々はあまりにおどろおどろしく感じられ、心底恐怖を感じたものです。ドラマではあまり画のタッチが出る場面は少なく、たまにお化けの画が出ても、爽やかな登場人物達とそのおどろおどろしい画のタッチがどうしてもそぐわなく、鬼太郎の作者夫婦の話というよりは、別の漫画家夫婦の話のような気がしていました。

20100928 ゲゲゲの女房・ご贔屓競演③物凄く簡単に説明すると、売れない風変わりな漫画を描いていた漫画家夫婦が極貧時代を経て、テレビに鬼太郎が放送されると大ブームを巻き起こし、今度は仕事に忙殺され何が本当に大切な事だったのかを知るという、成功した人ならではの回顧譚です。観ている人は皆、最後がどういう風になるか分かっているだけに、極貧時代の描写にも何かノスタルジックな印象が感じられました。作者である水木さんの奥さんが描きたかった夫婦間の絆というテーマよりも私が気になっていたのは、水木しげるというこの特異きわまる漫画家にいつどういう形で転機が訪れるのだろう、いつ時代の風が吹くのだろうと、そればかりが気になっていました。デビュー時は子供に悪影響を与える悪書と批判され排斥運動され起こされ、その暗い画風からテレビなんてとんでもないと思われていた「ゲゲゲの鬼太郎」にどうやって光明が差すのだろうか?デビュー以来そのスタイルを一途に貫いてきた水木しげるさんはずっと変わってないわけで、周囲が変わっていくわけです。そのきっかけに興味津々でした。

20100928 ゲゲゲの女房・ご贔屓競演④どこまでが実話で、どこまでが創作か分かりませんが、ドラマでは昔から水木漫画を愛読していたファンが雑誌の編集者に数人居て、小さな媒体から徐々大手出版社へとつながっていくのです。「ゲテモノ」と周囲から冷たい目で見られながらも、己の直感で信じる面白さを貫いた編集者達も立派というしかありません。特に私が好きなのは、最後まで損な暮らしでしたが、役回りとしてはとても重要でありがたい戌井役の梶原善さんです。三谷幸喜率いる東京サンシャインボーイズの頃からの大ファンで、今回も人を食ったような、どこまで悪ふざけか本気か分からないようなとぼけた演技が大好きでした。今回は天下のNHKという事で相当に抑えていましたが、真面目に演じるほどにその独特の台詞回しが際立って、ドラマのトーンから浮いたような存在がたまりませんでした。個人的には、『王様のレストラン』の稲毛役が私にとっての梶原善ベストです。

 

20100928 ゲゲゲの女房・ご贔屓競演⑤このブログを書いていて気づきましたが、私が『ゲゲゲの女房』を好きだった理由は、お気に入りの俳優さんが多数出演していたからだったのかもしれません。もはや怪優の領域も近い梶原善さん、あくまでもナイロン100℃の舞台俳優・大倉孝二さん(私は、舞台『ダブリンの鐘つきカビ人間』と『開放弦』がベスト!)、これまたNHKの画風からは完全に浮き上がった演技でやってくれました。演出された舞台のDVDはほとんど所有して日々繰り返して観ている私の演劇ビッグ2の、後藤ひろひと氏と三谷幸喜氏(近そうで遠い対極のベクトルかも!)のそれぞれの懐刀である大倉孝二梶原善という個性の塊が、舞台で鍛えたオーバーアクトを繰り広げるのですからそもそもNHKの枠などに収まろうはずがないのです。それをニタニタして観ておりました。他にも、しょぼい夫をやらせたら日本一・光石研さん、昔からずーとこういう役柄しか廻ってきませんね~、いいです、そこがいいです!他にも・・・

 すっかり脱線しましたので、明日速やかに軌道修正します・・・




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