森のかけら | 大五木材


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20120601 1カウンターやテーブル、フローリングや壁板、看板などを通じて、店舗おのお仕事に関わらせていただく事も少なくありません。自分のライフスタイルとまったく無縁の業種だと、完成後にお邪魔する機会も無いのですが、飲食店であれば納品させていただいた無垢材の『経年変化の確認』と御礼も兼ねて、客という立場でなるべくお伺いさせていただくように心がけています。特にお酒の飲めるお店であれば、気の置けない仲間と一緒に、その木の事を肴に話をするのが何よりの楽しみなのです。

 

20120601 2納品して終わりではなく、立場は変われどもご縁のあった方とその後も「木」を通じてお付き合いが出来れば何よりです。昨年にまたひとつ嬉しいご縁が合ったのですが、お店の営業時間やこちらの都合が合わず、なかなか伺うことが出来ていなかったお店に、先日ようやくお邪魔させていただく事ができました。お店がオープンしたのは昨年の10月末だったので、およそ半年も経ってしまったのですが念願が叶いました。そのお店は、松山市勝山町2-5-4の『日々旬味旬菜 山本』さん。

 

20120601 3地元の方には、愛媛銀行本店の北隣のビルの1階といった方が分かりやすいかもしれません。お店は勝山通りに面していて、大きな暖簾が目印です。実はこの「山本」さんとは不思議なご縁があって、昨年秋に突然設計士さんがこのお話でご相談に来られたのですが、その時には誰が施工するのかもお店の名前も分かりませんでした。それから数日してご連絡があったのが、お付き合いのある成武建設さんで、お店のオーナーは双子のクラスメートの叔父さんという不思議なご縁に驚き!

 

20120601 4そのクラスメートのご両親も洋食店を経営されています(洋食カフェ ダイニング・メルシー)が、『山本』さんは、長らくロープウェイ街の店舗で営業されていた本格和食のお店。ご兄弟で違うジャンルとはいえ、血は争えないという事でしょうか。さて、その本格和食のお店の看板でもあるカウンター材を提案させていただく事になり相当悩みました。長さが4mを超える本格的なカウンター、材質や色合い、質感、そして当然コストの事も視野に入れて提案させていただかねばなりません。

 

20120601 5悩んだ末に設計士さんと出した結論がこちらの美白の『ヨーロッパ・ビーチ(ぶな)』。和食のお店だから和材という考え方は短絡的で、輸入材の中でも和風のテイストのある木材は沢山あります。また1枚板では値段が合わないからと合板に舵を取るのも早計。長い幅広のカウンターをブロック積みでつなぎ合わせていただきましたが、少し手を加える事でリーズナブルな価格で木をお店に取り込めることは出来ます。当日は車を運手しており、ご自慢の梅酒は飲めずに残念でしたが、店主は口数が少なくとも旬のお料理はとても饒舌でした!

★『日々旬味旬菜 山本』・・・松山市勝山町2-5-4 tel 089-034-4400




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