森のかけら | 大五木材


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20090829 円き箱4以前ちらっと予告しておりましたが、【森のかけら】シリーズに新商品が加わりました。高さ46㎜、直径55㎜の丸く加工された小さな木のケース、その名も【円き箱】!『まるきはこ』と呼んでください。命名は私がしましたが、『円き』(青い海とか、清き心のような意味合いの円き)+『木箱』(木製の箱)の造語で、【円き箱】です。名は体を現わすと申しますが、この名前で形も用途も分かっていただけるのではと、自分ではかなり満足しております。もともと薬を収納するための『ピルケース』にしようと思い開発したのですが、仕上がりが非常に良かったので、指輪や宝石を収納するジュエリーケース小物入としての用途も検討しています。当然、塗装は植物性油です。樹種によっては触感がザラッとする物もあります。それも木の個性で、いいんではないでしょうか。

 

 

約60㎜角程度の塊から削りだして作っています。木製だから機密性が悪いと思われるかもしれませんが、加工の制度が非常に高く、しっかり締めるとぴったり閉まります。全てではありませんが、木目が綺麗に繋がっているものは形もとても美しく、自分でも惚れ惚れします。もっと薄い材料から作る事も出来ますが、この一体感を見てしまうとやはり、塊から削りだすしかありません!

20090829 円き箱2森のかけら】が35㎜角なので、荒材だと40~45㎜の材料が必要になります。通常、住宅の枠材や家具などに使われる材料は、厚みが25~35㎜が主流です。それをあえて35㎜にしたのは、掌で握ったときの存在感と重さを感じて欲しかったからです。わずか数㎜の差ですが、主流でなない物はどんどん手に入りにくい流通システムになっていて、簡単には手に入らない物もあります。しかし物は考えようで、なかなか手に入らない物を探すというプロセスを経ることによって、産地の事や特性や供給側の事など知ることも出来るわけです。むしろ容易ではないからこそ愛着も湧くということもあります。

 

 

 

20090829 円き箱それに輪を掛けて【円き箱】は、荒材で60㎜角サイズが必要という事ですから、ますます原料集めのハードルが高くなります。このサイズの端材となると、厚盤の座卓などの天板か、框などの肉厚な物に限られます。そのサイズになると樹種もかなり絞られ偏ってきます。そのためまだ5,6種類しか仕上がっていません。なんとか今月末までには、その倍ぐらいにはなると思うのですが、そこから先は今のところ未定です。まあ、一気に全部揃わない方が楽しみも長いので、いえ、決して言い訳ではなく・・・。

 

画像には写っていませんが、この中に簡単なミニ解説書が入ります。これ単体というよりは、中に何かを入れてセットで販売をした方がいいと思うので、ジュエリー関係、アクセサリー関係、雑貨ショップ関係の方などご興味のある方是非、ご検討をお願い致します。ちなみに価格は、今のところどれでも¥1,500/(消費税・送料は別途です)。弊社でも『ある物』を収納しての販売を考えています。それはまた改めて。




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