森のかけら | 大五木材


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本日も『モザイクタイル』の話ですが、更に調子に乗って遂に手を出してしまったのが禁断の甘い果実、『ビンテージ・モザイクタイル』。誤解があるといけないので正確に言うと、『ビンテージ風』。ジーンズなどで使われることの多い「ビンテージ(Vintage)」ですが、本来の意味は葡萄の当たり年に作られた上質のワインを示す言葉だったそうですが、それから転じて、「年月を経て深い味わいが生まれたもの、年代物の名品」などの代名詞として使われるようになった言葉です。


楽器やオーディオ、時計、車、衣料品などの名のある職人の手によって作られた名品に冠せられ、商品に箔をつける言葉なので軽々しく使うべきでないというのは百も承知ながら、商品の狙いを一発で理解していただける言葉としてビンテージの名を冠させていただきました。しかし、長い年月を経てほどよく経年変化して味わいが生まれたものではなく、古っぽく見えるように人為的に『エイジング加工』したものですから、あくまでも『ビンテージ風モザイクタイル』ということです。

 

20160311 3新品に故意に傷をつけたり、引っ掻いたり、汚したり、塗装がところどころ剥げたような塗装を施して、使い込んで古びたようにみせる技法ですが、男の子なら一度ぐらいは戦車や戦闘機などのプラモデルでやった経験があるのではないでしょうか。プラモデルなどの世界では、風化させるという意味で『ウェザリング(weathering)』などと呼ばれることもありますが、いずれにしろ「汚して価値を高める」という特殊なテクニックで、遂に私もこの分野に手を出してしまいました。

 

20160311 2これは否定的な気持ちで言っているのではなく、逆にこういう事が好きゆえに歯止めが効かなくなってしまうのではないかという心配から今までは決して手を出さなかったのです・・・。子供の頃から好きなものにはのめり込む性格で、特に絵を書いたりモノを作るのは大好きだったので、集中すると本当にご飯も食べなくなるぐらい。それでは仕事にならなくなるので長らく封印しておいた「汚し作業」、アート気分で手が止まりません。毎晩お風呂で油性分気を必死で洗い落とす日々・・・。




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