森のかけら | 大五木材


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昨年末に弊社のすぐ傍に焼き鳥屋さんがオープンしました。子供の頃からよくテレビドラマなんかでよく見かけていた、『仕事帰りに同僚と一杯引っ掛ける』という姿に憧れていました。しかし我が家は会社から歩いて数十秒の距離にあるため、会社帰りに飲みに行くなんてことはあり得ません。もっとも現実的に出来たとしても、一旦帰宅して着替えて飲みに行くほうが、よっぽどリラックスも出来るのですが、ただ『職場からそのまま居酒屋へ』という行為にえもいわれぬ背徳感を抱いていただけなのですが。

もともとその場所には「札幌ラーメン」の店があって、私が会社に入社した頃から営業していたのですが、その後大将が亡くなられてしばらく空いていて、数年前に新しいオーナーが見つかって「徳島ラーメン」の店になりましたが、数年営業した後撤退し、再び空き家に。そして今度は焼き鳥屋になったのですが、出来たら出来たであまりに近過ぎて、いつでも行けるという安心感、距離感からずっと行けていませんでしたが、先日ようやっと「会社帰りの一杯」が実現出来ることに。そのお店は『焼鳥はつらいよ・平田慕情篇』。

ラーメン屋さんだった頃はよくお邪魔していたのですが、焼き鳥屋さんということで新たに座敷を作って店内のレイアウトも多少変更されていました。早々に仕事を終わらせて、5時から贅沢に飲むつもりが、結局仕事が残ってしまい6時から会社の仲間と二人で「会社帰りの一杯」へ。まあ、厳密にはちょっと家に戻って着替えてからなので、「会社帰り」ではないのですが。それはそうと、その日は土曜日だったこともあり店内は大勢のお客さんで賑わっていたので、カウンターに座ることに。

そしたら、カウンター正面に日本酒や焼酎の瓶のラベルがズラリ貼ってありました。実は私、『酒類のラベルマニア』でもありまして、こういうのが非常に好きなんです。ちなみに日本酒や焼酎のパッケージ・ラベル印刷の国内シェアNO.を誇っているのは石川県金沢市にある『高桑美術印刷(株)』という会社。今にして思えば、昨年金沢に行った時に、ここも訪問させていただくんだったと後悔(まったく仕事と無縁の一般人を受け入れてもらえないとは思いつつも・・・)。

昔から絵を描くのが好きだったこともあって、こういうラベルには心惹かれるところがあって、駅弁の包み紙や、気に入った広告などむやみやたらに収集していた時期がありました。後で何かに使うとかいうわけではなくて、インスピレーションで「好き」と思ったものは手元に置いておきたいという衝動。それが今の「木の収集」に繋がっているのだと思います。今の仕事に生きているかどうかは別にして、好きな事が仕事に出来る、仕事に好きな事を持ち込める=仕事が好きなるの好循環

ところで、仙台に身内がいるという店主も日本酒に強いこだわりがあって、珍しい銘柄も揃っていました。あまり銘柄まで指定して注文されるお客さんも少ないということだったので、それでは折角並んだ銘酒に申しわないということで、店主お薦めの酒を一杯ずついただくことに。石川の「手取川」に始まり、福井の「黒龍の垂れ口」、三重の「而今(じこん)」、秋田の「一白水成 (いっぱくすいせい)」などを次々に・・・。焼き鳥1本90円の看板に侮るなかれ、酒量半端なし!(自分のさじ加減、飲み加減ですが)




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