森のかけら | 大五木材

★今日のかけら・#042 【黒鉄黐/クロガネモチ モチノキ科モチノキ属・広葉樹・愛媛産

 

20110322 クロガネモチに「チャンス」①森のかけら240】の「日本の120種リスト」に名を連ねていながらも、当初から欠品してた『クロガネモチ』がようやく大量に入手する事が出来ました。「マルカーノ・郁生」こと、サンシン暖炉大成郁生君が、薪ストーブの薪用に伐採した木の中から、一部を分けてくれました。「今日、クロガネモチ伐採しますよ」との知らせを受けて、伐採地の山へ向かいました。既にたくさんのクヌギやカシが伐採され、ストックヤードにうず高く積み上げられていました。その傍らにチェーンソーを手にし防護ゴーグルをつけた2人の男の姿が!

20110322 クロガネモチに「チャンス」②ひとりは勿論、マルカーノ郁生君。そしてもうひとりは、彼の小学・中学校の同級生である『植しん』の桑原朋意さん。『植しん』さんには以前にも剪定した庭木を分けていただきました。桑原さんは、造園や庭木の剪定、伐採、消毒、除草、移植などをされている庭師です。外国風に言えばGardener(ガーデナー。庭師と聞いて私の脳裏に思い浮かぶのは、名優ピーター・セラーズが初老の庭師の姿を、枯れの境地で演た映画『チャンス』(1979)です。

 

20110322 クロガネモチに「チャンス」③稀代の喜劇役者ピーター・セラーズの遺作にして、心温まるハートウォーミングな秀作です。ろくに読み書きも出来ず、ほとんど屋敷から出たこともない住み込みの初老の庭師・チャンスが、ひょんな事から注目され、本人の意思とは関係なく財界でのしあがっていき、遂には大統領候補に・・・?!という内容で、映画のタイトルに冠した主人公の名前に含みがありますが、果たしてそれは彼にとって本当に幸運だったのか?人々はチャンスの庭の手入れ方法を、何かの暗喩だと勝手に解釈していくのですが、彼には他意も野望もありません。庭の手入れ方法だけでなく、何かを極めた人の言葉は、それだけで多くの含蓄があるということでしょう。特に生き物や自然が相手の仕事の場合、人の思い通りにはならない関係性が、人とのコミュニケーションや仕事、人生にも相通じるものがあるのでしょう。逆を返せば、多くのものが数値化したり単純には図式化できない複雑因果な事象が絡み合って成り立っているという事でしょう。

 

20110322 クロガネモチに「チャンス」④さて話が脱線しましたが、マルカーノ・郁生チャンス・朋意の見事なチェーンソー・ワークを撮ろうと思ったら、何とデジカメにメモリーカードを入れ忘れるという失態!その活躍ぶりはご想像下さい。そして遂に大きなクロガネモチをゲット!今までいろいろ探していたのですが全然縁がなかったクロガネモチですが、これで【森のかけら】数年分どころか、テーブルでも作れるぐらいの材が手に入りました。左の画像はあくまでも端材。早速その原木を製材所にて伐採してもらいました。詳しくは明日!




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