森のりんご/BASIC

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★BASIC(ベーシック)=¥3,000税別)・・・・042/ケヤキ〔11〕、043/クロガネモチ〔37〕

 

※ 「森のりんご」は、すべて植物性オイル塗装品です。1個ずつ透明ケースに入っています。〔 〕=現在の在庫数(2014/12/14)

※ 最終仕上は人間の手によるものですから、1個1個微妙に形は異なります。ヘタの素材は一定ではありません。ヘタの長さも微妙に異なります。

※ 送料は、一度に10個までのご注文につきましては下記金額で対応させていただきます。10個以上は別途送料お見積りします。全国の送料はこちら↓

四国・・・¥500  中国・近畿・・・¥600  東海・北陸・九州・・・¥700  信越・関東・・・¥800    東北・・・¥900  沖縄・・・¥1200  北海道・・・¥1400   ゆうパックでの配達です

※ 代引(代金引換決済)には対応しておりません。銀行口座へのお振込みをお願いします。

 

クロガネモチ

No.042  クロガネモチのりんご  ¥3,000(税別)

ケヤキ

No.043  ケヤキのりんご  ¥3,000(税別)

 

 

 

 

 

 

 

 

誕生木ストラップ  BIRTH TREE

誕生木ストラップA

誕生木(たんじょうもく)・12の樹の物語』にちなんで作った誕生木のストラップです。

●60×35×5㎜ 直径5㎜の穴が開いていて、木の香りを楽しめる無塗装品です。

●両面にレーザーで誕生月と誕生木、木言葉(日本語&英語)などが彫字してあります。

●自然素材ですので色ムラや木柄には個体差がありますのでご了承下さい。

ストラップ紐は変更する場合があります。

●どれでも¥800/個¥864/消費税込 ⇒ ¥500/個(¥540/消費税込)

※ 平成25年2月16日より値段改定しました。

誕生木ストラップ一覧

 

1月 松(まつ)    木言葉「荘厳」     2月 胡桃(くるみ)  木言葉「知性」

3月 檜(ひのき)   木言葉「不滅」     4月 山桜(やまざくら)木言葉「微笑」

5月 杉(すぎ)    木言葉「雄大」     6月 樟(くすのき)  木言葉「忍耐」

7月 栃(とち)    木言葉「博愛」     8月 欅(けやき)   木言葉「崇高」

9月 朴(ほお)    木言葉「友情」    10月 栗(くり)   木言葉「公平」

11月 銀杏(いちょう) 木言葉「長寿」   12月 樅(もみ)   木言葉「向上」

 

※ 通信販売の場合は、 24個まではメール便で1式¥80円です。まとめてご購入の場合は、なるべく廉価な発送方法をご提示しますのでご相談下さい。

★ご注文は、【お問い合わせ】または、こちらから→注文ボタン 

森のしるし 動物、植物、器材・文様シリーズ

        家紋  動物、植物、器材・文様シリーズ

森のしるし 動物シリーズ第一弾森のしるし 植物シリーズ第一弾森のしるし 器材・文様シリーズ第一弾森のしるし 愛媛に多い家紋シリーズ第一弾

 

ネットでの販売は10種セットのみとなります。店頭では1個から販売しております。 

★ネットでは、各セット単位での販売に限らせていただいております。

  価格 ¥2,500/10個セット(消費税・送料込み)

 直径46mm 厚み10mm 材質ビーチ(ぶな) 無塗装

 ネットでの販売は10種セットのみとなります。店頭では1個から販売しております。

 代引きをご希望の方は、別途¥500の手数料が必要となります。またその際はヤマト急便にての配達となりますのでご了承下さい。

   お申し込みはこちら⇒注文ボタン

 

 

 

 

森のしるし 明治維新シリーズ

 

            家紋  明治維新シリーズ

森のしるし 維新シリーズ第一弾 森のしるし 維新シリーズ第二弾

 

★明治維新シリーズ★

明治維新で活躍した偉人を10人ずつに分けて順次発売しています。台木のサイズは46㎜で、中に磁石が掘りこまれています。なお、武将によっては複数の家紋を使い分けていたり、時代によってデザインを変えている場合もあります。またその呼称も複数ありますが、ここでは独断と偏見で一般的なモノを取り上げています。

200/個(消費税込み)。

ネットでの販売は10種セットのみとなります。店頭では1個から販売しております。 

★ネットでは、各セット単位での販売に限らせていただいております。

  価格 ¥2,500/10個セット(消費税・送料込み)

 直径46mm 厚み10mm 材質ビーチ(ぶな) 無塗装

 ネットでの販売は10種セットのみとなります。店頭では1個から販売しております。

 代引きをご希望の方は、別途¥500の手数料が必要となります。またその際はヤマト急便にての配達となりますのでご了承下さい。

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森のかけら 申込書

森のかけら 最新リスト20150311

12月の誕生木商品 「スノーファーマン」

20140109 1.bmp11月の誕生木に続いて、これまたひ月遅れの紹介になりますが、『12月の誕生木』は『モミ』です。モミはマツ科トウヒ属の常緑針葉樹で、雪の中でも青々としてモミの姿は逞しい生命力を感じさせてくれます。12月のビッグイベント・クリスマスの主役クリスマツツリーとしてモミが12月の木とする事に異論は無いのではないかと思いますが、以前にもご紹介したようにモミは世界中で宗教とも結びついて神聖な木として崇められてきた長い歴史もあります。

 

20140109 2.bmpその根幹となるのが、ナチュラル・ヒーリングとして利用されるモミの樹液です。モミの葉にも疲労回復に役立つαピネンなどのテレピン油が多く含まれていて昔から薬用にも使われてきました。また北米大陸の先住民には、モミが災いから身を守る力を与えてくれるという迷信があり、成人式や思春期の通過儀礼としてモミを様々な儀式に使ってきた慣習もあります。そこで、モミのアロマの香りと身近で身を守る置物というキーワードをくっつけました。

 

Exif_JPEG_PICTUREそれで生まれたのが、この『スノーファーマン』です。ファーというのはモミの英名ですが、独名はタンネ。ちなみにファーもタンネも火の意味で、実際に発火具に使われた名残りとしてその学名がつけられたともいわれています。発火こそしませんが、雪ダルマの頭の中に仕込まれた透明の管にエッセンシャルオイルを数滴垂らすと、アロマの香りが楽しめるディフューザーになります。ブビンガ出来た赤い帽子が取り外し可能となっています。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREこのスノーファーマンについては、比較的早い段階から構想が固まっていて、サンプルも何度か作り直して形が見えていました。11月の誕生木イチョウの構想がなかなか「降りてこなかった」ので、発表もずれ込んでしまいましたが、今年は厳冬という事もあって、まだまだ雪が降りそうなので、スノーファーマンも間に合ったという事でご容赦ください。体は愛媛県産の1本のモミの塊から削りだし、目はブラック・ウォールナットを使っています。

 

Exif_JPEG_PICTURE9月から誕生木商品を作り始めて、たまたまですが材の特徴に合わせて2ヶ月ごとにまとまり感が出てきたので(9月10月は食関係)、11月、12月は『香り・匂い』と『可愛いキャラクターもの』というテーマに絞って商品を考えました。誕生木を決めた時には、そこまで考えていたわけではなかったのですが、素材を突き詰めていくことで、そういう共通点が見えてきたのは嬉しい喜びでした。といよりも、木にはそれぐらい簡単に結びつけてしまうぐらいの素材力がまだまだ沢山潜んでいたという事で、今までそれに気付かなかったことが恥ずかしいばかりです。まだこのスノーファーマンも一緒に販売するオイルのセレクトや首に巻いているマフラーの素材など今後小さな改良を加えていくつもりですが、とりあえず12月の誕生木商品として以後お見知りおきをよろしく!

11月の誕生木商品 「ダックエンド」

20131228 1材料が限定された中で、材の特徴を出来る限り活かして、その用途(なるべく身近なところで使ってもらいたい)や価格(12か月のそれぞれの商品にあまり開きがないように)などを考えながら毎月新作を作るというのは、私にとってはかなりの負荷のかかる命題なのですが、こういう事でもないと1つ1つの樹種に対して改めて掘り下げて考えることもないので、今となってはこの商品開発がいい機会だと考えています。

 

 

20131228 2さて、『11月の誕生木・イチョウ』についてですが、その木言葉は「長寿」であり、秋の野山を鮮やかな錦繍に染める「黄葉」する木の代表格です。その絶対的な特徴は独特の匂いです。ギンナンの実を踏み潰した時の匂いは決して爽やかで清々しいものではないでしょうが、個人的には木そのものの存在をはっきりと認識させてくれるその自己主張は決して嫌いではありません。では、その特徴的な匂いを活かす方法はないものか?

 

 

Exif_JPEG_PICTURE今回の商品開発にはその匂いが大きな足かせとなりました。自分の中で、匂いを活かした商品を作るという大前提を先に掲げてしまった事で、思いもよらぬ時間を費やしてしまいました。その匂いそのものが決して歓迎されるものではないのですから、匂いを全面に出すことがアダとなってしまうのです。そこでまずは原点に返って、イチョウという名前の由来についてもう一度振り返ってみることにしました。

 

 

20131228 4そもそもイチョウは、ほとんどの植物を死に追いやった過酷な氷河期を耐え抜いて、中国大陸から日本に伝来した貴重な植物なのですが、その名前について面白い逸話があります。葉が1枚であることから一葉(イチヨウ⇒イチョウ)に転化したという説もありますが、私が支持したいのは次の話。昔、中国ではイチョウの葉の形が、鳥の鴨の足の形に似ていることから、鴨脚を意味する「ヤーチャオ」と呼ばれていました。

 

20131228 5鎌倉時代から南北朝時代に日本の多く僧侶が大陸へ渡ったのですが、彼らがその言葉を「イーチャウ」と聞き覚えた事から、帰国後に周辺に聞き伝えたものが後にイチョウに転化したという説。つまり、イチョウの葉の形が鴨の脚に似ていたことから、鴨の脚を表す言葉がその名前となったというのです。そこから名前の由来となる鴨のキャラクターが決まりました。次はそこにイチョウの材としての特徴を重ねる作業。

 

 

10月の誕生木商品 「波栗膳」

20131023-1-bmp110月の誕生木である『クリ』の特徴などについては昨日説明させていただきましたので、本日はその出口商品について。太古の昔より、貴重な食料としても我々のご先祖様のお腹を満たしてきてわけですから、出口商品としても「食」にまつわる身近なものとして考えました。そして出来上がったのが、こちらの『波栗膳(なみくりぜん)』です。これは『名栗』加工ではなく、『鎌倉彫り』風に表面を削り凹凸をつけて、海の中でさざ波が起きているイメージを表現したつもりです。

 

20131023 2 .bmp栗は枕木として使われている印象から、非常に重たいと思われている人も多いようですが、しっかり乾かせば案外軽いものです。この波栗膳は小ぶりなサイズですが、持ってみるとその軽さに驚かれるかもしれません。在庫にある兵庫県産の栗を使いましたので、幅の小さなものは2枚で幅剥ぎにしてから削っているものもあります。仕上げは、鎌倉彫りに習って漆でとも考えたのですが、まずはクリの柔らかい素顔を知ってもらいたかったので植物性オイルのクリアー塗装で仕上げました。

 

20131023 3 .bmpサイズは、長さ300mmx幅200mmx厚み22mmで、デザインは9月の『ホオのカッティングボード』に引き続いてJUNE STUDIOの佐伯勇樹さんにお願いしました。緩やかで大味なところがクリの素朴な味わいだと思ってはいるのですが、表面を削り凹凸による変化を与える事で、地味なクリの木目が一変します。立ち木としてのクリや食用としてのクリは馴染み深いでしょうが、建築資材を含め「材」としてのクリは今では決して身近なものではなくなってしまっています。

20131023 4 .bmp大きなクリの木でなければ役に立たないという固定概念からは生まれにくい商品もあります。小さなクリの木でも工夫して使えば、生活の身近なところで充分役に立つということ分かっていただきたいと思います。今回作っているクリは兵庫県で伐採されたものです。名栗技法の発祥の地が兵庫であるという事も何かのご縁でしょうか。愛媛の地にもクリの木は沢山あります。それらは小ささゆえに建築資材として見過ごされてきましたが、今後は小さなクリを生かす出口の1つに出来ればと考えています。

 

波栗膳(なみくりぜん)・・・¥4、000(消費税・送料別途) ※サイズは1種類のみ 誕生木解説書付き