誕生木 12の樹の物語・一覧
1月 松(まつ) 木言葉「荘厳」
2月 胡桃(くるみ) 木言葉「知性」
3月 檜(ひのき) 木言葉「不滅」
4月 山桜(やまざくら)木言葉「微笑」
5月 杉(すぎ) 木言葉「雄大」
6月 樟(くすのき) 木言葉「忍耐」
7月 栃(とち) 木言葉「博愛」
8月 欅(けやき) 木言葉「崇高」
9月 朴(ほお) 木言葉「友情」 カッティングボード
S 280×120×18mm ¥2,500
M 240×160×18mm ¥3,000
L 270×180×18mm ¥3,500
10月 栗(くり) 木言葉「公平」 波栗膳(なみくりぜん)
300×200×22mm ¥4,000
植物性オイル塗装品
11月 銀杏(いちょう) 木言葉「長寿」 ダックエンド
12月 樅(もみ) 木言葉「向上」 スノーファーマン
110×80×65mm ¥4,500
無塗装品(本体のみ)
※上記価格に消費税・送料は含まれておりません。
12月の誕生木・スノーファーマン
☆ スノーファーマン
110×80×65mm 。価格は¥4,500(本体のみ、消費税、送料別)
本体:モミ 帽子:ブビンガ 目&ボタン:ブラック・ウォールナット 無塗装品
ご注文はこちらからどうぞ→
※ 『誕生木・12の樹の物語』・・・http://morinokakera.jp/shouhin/?cat=44
『12月の誕生木』は、マツ科トウヒ属の常緑針葉樹の『モミ』。雪の中でも青々としてモミの姿は逞しい生命力を感じさせてくれます。12月のビッグイベント・クリスマスの主役クリスマツツリーとしてモミが12月の木とする事に異論は無いのではないかと思いますが、モミは世界中で宗教とも結びついて神聖な木として崇められてきた長い歴史もあります。その根幹となるのが、ナチュラル・ヒーリングとして利用されるモミの樹液。
モミの葉にも疲労回復に役立つαピネンなどのテレピン油が多く含まれていて昔から薬用にも使われてきました。また北米大陸の先住民には、モミが災いから身を守る力を与えてくれるという迷信があり、成人式や思春期の通過儀礼としてモミを様々な儀式に使ってきた慣習もあります。そこで、モミのアロマの香りと身近で身を守る置物というキーワードをくっつけました。
それで生まれたのが、この『スノーファーマン』です。ファーというのはモミの英名ですが、独名はタンネ。ちなみにファーもタンネも火の意味で、実際に発火具に使われた名残りとしてその学名がつけられたともいわれています。発火こそしませんが、雪ダルマの頭の中に仕込まれた透明の管にエッセンシャルオイルを数滴垂らすと、アロマの香りが楽しめるディフューザーになります。ブビンガ出来た赤い帽子が取り外し可能となっています。
その中にガラス管が入っているので、そこにオイルを数滴垂らします。エッセンシャルオイルは含まれていませんので、お気に入りの香りをお買い求めいただければと思います。モミは伐採直後こそ、マツ独特のヤニ臭があるものの乾燥するとほぼ無味無臭になり、調湿効果に優れている事から余計な水分を吸収してくれることから「かまぼこ板」には最適の素材として昔から利用されてきました。余計な香りを発しない事から、ディフューザーに対しても適性があると考えたのです。香りを楽しんでいただくために塗装は施していません。雪の季節だけでなく年間通じて販売しております。ちなみにモミの木言葉は『向上』。
誕生木ストラップ BIRTH TREE
『誕生木(たんじょうもく)・12の樹の物語』にちなんで作った誕生木のストラップです。
●60×35×5㎜ 直径5㎜の穴が開いていて、木の香りを楽しめる無塗装品です。
●両面にレーザーで誕生月と誕生木、木言葉(日本語&英語)などが彫字してあります。
●自然素材ですので色ムラや木柄には個体差がありますのでご了承下さい。
●ストラップ紐は変更する場合があります。
●どれでも¥800/個(¥864/消費税込) ⇒ ¥500/個(¥540/消費税込)
※ 平成25年2月16日より値段改定しました。
1月 松(まつ) 木言葉「荘厳」 2月 胡桃(くるみ) 木言葉「知性」
3月 檜(ひのき) 木言葉「不滅」 4月 山桜(やまざくら)木言葉「微笑」
5月 杉(すぎ) 木言葉「雄大」 6月 樟(くすのき) 木言葉「忍耐」
7月 栃(とち) 木言葉「博愛」 8月 欅(けやき) 木言葉「崇高」
9月 朴(ほお) 木言葉「友情」 10月 栗(くり) 木言葉「公平」
11月 銀杏(いちょう) 木言葉「長寿」 12月 樅(もみ) 木言葉「向上」
※ 通信販売の場合は、 24個まではメール便で1式¥80円です。まとめてご購入の場合は、なるべく廉価な発送方法をご提示しますのでご相談下さい。
★ご注文は、【お問い合わせ】または、こちらから→
12月の誕生木商品 「スノーファーマン」
11月の誕生木に続いて、これまたひ月遅れの紹介になりますが、『12月の誕生木』は『モミ』です。モミはマツ科トウヒ属の常緑針葉樹で、雪の中でも青々としてモミの姿は逞しい生命力を感じさせてくれます。12月のビッグイベント・クリスマスの主役クリスマツツリーとしてモミが12月の木とする事に異論は無いのではないかと思いますが、以前にもご紹介したようにモミは世界中で宗教とも結びついて神聖な木として崇められてきた長い歴史もあります。
その根幹となるのが、ナチュラル・ヒーリングとして利用されるモミの樹液です。モミの葉にも疲労回復に役立つαピネンなどのテレピン油が多く含まれていて昔から薬用にも使われてきました。また北米大陸の先住民には、モミが災いから身を守る力を与えてくれるという迷信があり、成人式や思春期の通過儀礼としてモミを様々な儀式に使ってきた慣習もあります。そこで、モミのアロマの香りと身近で身を守る置物というキーワードをくっつけました。
それで生まれたのが、この『スノーファーマン』です。ファーというのはモミの英名ですが、独名はタンネ。ちなみにファーもタンネも火の意味で、実際に発火具に使われた名残りとしてその学名がつけられたともいわれています。発火こそしませんが、雪ダルマの頭の中に仕込まれた透明の管にエッセンシャルオイルを数滴垂らすと、アロマの香りが楽しめるディフューザーになります。ブビンガ出来た赤い帽子が取り外し可能となっています。
このスノーファーマンについては、比較的早い段階から構想が固まっていて、サンプルも何度か作り直して形が見えていました。11月の誕生木イチョウの構想がなかなか「降りてこなかった」ので、発表もずれ込んでしまいましたが、今年は厳冬という事もあって、まだまだ雪が降りそうなので、スノーファーマンも間に合ったという事でご容赦ください。体は愛媛県産の1本のモミの塊から削りだし、目はブラック・ウォールナットを使っています。
9月から誕生木商品を作り始めて、たまたまですが材の特徴に合わせて2ヶ月ごとにまとまり感が出てきたので(9月、10月は食関係)、11月、12月は『香り・匂い』と『可愛いキャラクターもの』というテーマに絞って商品を考えました。誕生木を決めた時には、そこまで考えていたわけではなかったのですが、素材を突き詰めていくことで、そういう共通点が見えてきたのは嬉しい喜びでした。といよりも、木にはそれぐらい簡単に結びつけてしまうぐらいの素材力がまだまだ沢山潜んでいたという事で、今までそれに気付かなかったことが恥ずかしいばかりです。まだこのスノーファーマンも一緒に販売するオイルのセレクトや首に巻いているマフラーの素材など今後小さな改良を加えていくつもりですが、とりあえず12月の誕生木商品として以後お見知りおきをよろしく!
10月の誕生木商品 「波栗膳」
10月の誕生木である『クリ』の特徴などについては昨日説明させていただきましたので、本日はその出口商品について。太古の昔より、貴重な食料としても我々のご先祖様のお腹を満たしてきてわけですから、出口商品としても「食」にまつわる身近なものとして考えました。そして出来上がったのが、こちらの『波栗膳(なみくりぜん)』です。これは『名栗』加工ではなく、『鎌倉彫り』風に表面を削り凹凸をつけて、海の中でさざ波が起きているイメージを表現したつもりです。
栗は枕木として使われている印象から、非常に重たいと思われている人も多いようですが、しっかり乾かせば案外軽いものです。この波栗膳は小ぶりなサイズですが、持ってみるとその軽さに驚かれるかもしれません。在庫にある兵庫県産の栗を使いましたので、幅の小さなものは2枚で幅剥ぎにしてから削っているものもあります。仕上げは、鎌倉彫りに習って漆でとも考えたのですが、まずはクリの柔らかい素顔を知ってもらいたかったので植物性オイルのクリアー塗装で仕上げました。
サイズは、長さ300mmx幅200mmx厚み22mmで、デザインは9月の『ホオのカッティングボード』に引き続いてJUNE STUDIOの佐伯勇樹さんにお願いしました。緩やかで大味なところがクリの素朴な味わいだと思ってはいるのですが、表面を削り凹凸による変化を与える事で、地味なクリの木目が一変します。立ち木としてのクリや食用としてのクリは馴染み深いでしょうが、建築資材を含め「材」としてのクリは今では決して身近なものではなくなってしまっています。
大きなクリの木でなければ役に立たないという固定概念からは生まれにくい商品もあります。小さなクリの木でも工夫して使えば、生活の身近なところで充分役に立つということ分かっていただきたいと思います。今回作っているクリは兵庫県で伐採されたものです。名栗技法の発祥の地が兵庫であるという事も何かのご縁でしょうか。愛媛の地にもクリの木は沢山あります。それらは小ささゆえに建築資材として見過ごされてきましたが、今後は小さなクリを生かす出口の1つに出来ればと考えています。
波栗膳(なみくりぜん)・・・¥4、000(消費税・送料別途) ※サイズは1種類のみ 誕生木解説書付き
9月の誕生木商品 「朴のカッティングボード」
9月の誕生木である朴(ホオ)は、5~6月頃に枝先に黄白色の大形の花を上向きに咲かせ、9月から11月頃に紅紫色に熟します。ホオの季語は、花が夏で実や落葉が秋です。そんなホオの身近な出口は、パンやケーキなどを切る時に使う手頃なサイズのカッティングボード。
ホオは、水にもよく耐え、刃物を傷めない事からはまな板の素材としても知られています。匂いもほとんどない事から食材に余計な匂いをつける事もありません。また刃こぼれしないのもホオの特徴です。現在弊社には、テーブルサイズの大きなホオ以外にも、愛媛県産の小ぶりなサイズの耳付きのホオもあります。デザインはジュネ・スタジオの佐伯勇樹さん。
塗料はしていません。水気のあるものをカットした場合は、乾いた布でよく拭いて風通しのよいところで保管下さい。濡れたままの状態で長期間そのままにしておくとカビや染みの原因となります。決して大量生産を考えているわけではなく、ある材を活かすというのが前提です。『誕生木・12の樹の物語』の解説書がセットになっています。
素材の原産地は愛媛県久万高原町。
S=¥2,500(税込み¥2,625) 長さ280mmX幅120mmX厚み18mm
M=¥3,000(税込み¥3,150) 長さ240mmX幅160mmX厚み18mm
L=¥3,500(税込み¥3,675) 長さ270mmX幅180mmX厚み18mm
それぞれに誕生木の解説書付き。送料は別途となります。
送料は、各1枚の場合、レターパックで全国一律¥500です(複数の場合はお問い合わせ下さい。
小さなサイズのものを作ったことで、幅の狭い材も無駄にすることなく利用できます。小さな節やカスリ、色ムラもありますが、それも森の履歴書です。
9月が誕生月の大切な人へ、是非『愛媛県産朴のカッティングボード』を贈ってみませんか。
★ご注文は、【お問い合わせ】または、こちらから→