森のかけら | 大五木材

 

【ホオ】


モクレン科・モクレン属・広葉樹・宮崎産

学名:Magnolia obovata

別名:ホオガシワ、オオガシワ

 英語名Japanese cucumber tree、Japanese Big-leaf Magnolia

    Japanese Umbrella Tree

気乾比重:0.40~0.61

 

大いなる朴の葉に包まれて①*

先日、『誕生木 12の樹の物語』について紹介しましたが、それに準じると今月9月は『朴(ホオ)』が誕生木となります。今後は、毎月その月の誕生木についても触れていこうと思っています。まずは、ホオについてですが、まだ『今日のかけら』としても取り上げていませんでしたので、今回誕生木に合わせる形でホオの木をご紹介させていただきます。ホオは全国的に分布している木ですが、地域によっては『ホオノキ』、『ホオガシワ』とも呼ばれますが、ここでは『ホオ』に統一します。

まずホオの最大の特徴は、反りや曲がり、狂い、暴れ、アテなどが非常に少ない素直な木であるという事です。また切削加工性が非常によい事も特徴のひとつであって、彫刻や版木には最適の素材といえます。他にも指物用材や寄木細工、漆器生地などにも使われています。またその特徴から製図板や定規としても大変重宝されていました。残念ながら最近は合板やプラスチックのものが主流となってしまいましたが、刃物が錆びない性質を活かして刀の鞘にはホオが使われています。

また一般の方に身近な用途として有名なのは『まな板』です。「イチョウ・ホオ・ヤナギ」がまな板の素材の御三家と言われていますが、色調が緑褐色なので印象が悪いのか、最近ではホオノキのまな板を求められる方はすっかり少なくなりました(イチョウやヤナギのまな板の問い合わせは結構多いのですが)。まな板に好まれる理由は、刃あたりが良くて刃を痛めない事、軽軟で扱いやすい事、赤味を使うと比較的水にもよく耐える事などが挙げられると思います。

水に耐えるという事に関してはデータを持っているわけではないのですが、まな板と並んで台所の必需品・杓子(しゃくし)にもホオはよく利用されていて、我が家でも長らく熱い味噌汁や汁物に耐えて頑張ってくれていますので、経験的に水にも耐えるのではないかと考えます。広島の宮島に行くと、ついついホオの杓子を買ってしまうのですが、お陰でうちには幾つものホオの杓子が・・・。もうひとつ有名な用途は下駄の朴歯。下駄の台はキリですが、脚歯にはホオが使われています

ただし残念ながら、まな板同様に下駄そのものが一般的では無くなってしまっていますので、ますますホオの木で出来たものを身近な暮らしの中で見かけることが少なくなっています。ホオについては、材というよりもその葉の方が身近に感じられるかもしれません。ホオの葉はモクレン科の中では最大で、大きなものになると40㎝を越えるものもあり、昔から飯や餅を包むのに使いました。飛騨高山の朴葉を使った味噌焼きなどはその代表格です。ホオの話、明日に続きます。

友情あるモスグリーン・朴

ホオ(朴)の木写真に撮ると肉眼で見るよりもより濃い色合いになってしまうのですが、実際は画像よりもやや明るい爽やかな緑褐色でう。う~ん、ホオの木の色合いをうまく伝える語彙を持ち合わせていないのでもどかしいのですが・・・材を削った直後は、もう少し爽やかなモスグリーンのような色合いですが、時間を置くとやや色合いが濃くなってきてくすんできます。この色調を図鑑などでは、沈灰帯青緑色とか暗灰緑色などと表現していますが、何だかどれもしっくりきません。

写真に撮ると肉眼で見るよりもより濃い色合いになってしまうのですが、実際は画像よりもやや明るい爽やかな緑褐色でう。う~ん、ホオの木の色合いをうまく伝える語彙を持ち合わせていないのでもどかしいのですが・・・材を削った直後は、もう少し爽やかなモスグリーンのような色合いですが、時間を置くとやや色合いが濃くなってきてくすんできます。この色調を図鑑などでは、沈灰帯青緑色とか暗灰緑色などと表現していますが、何だかどれもしっくりきません。

緑色を帯びた木というのは案外少ないので、沢山の木の中でも結構目立つ存在です。言葉で説明するよりも実際に見てもらえば一目瞭然です。右の画像は少し光が当たりすぎて緑っぽくありませんが、部位によっては薄めのものもあります。このホオの木を使って作っているのが、こちらの『木言葉書(きことのはがき)』。食材などを包んだ事が名前の由来になっている事から、ホオのような包応力のあるあなたを招待する場面設定を想定。木言葉は『友情』。  

 

このホオの木について、「愛媛にもあるの?」という質問をたまに受けますが、当然あります。ただし、そのまま1枚板のテーブルサイズに使えるものとなると、愛媛県内産だとかなり難しいのが現状です。直径300mm前後の小さな原木でもよければ、愛媛県内産のホオをストックしていますので、幅剥ぎでよければテーブルを作ることも可能です。ただし大物の家具として、本格的に使えるようになるには後半年ほど様子を見たいところではあります。

9月の誕生木の出口/カッティングボード

すっかり遅くなってしまったのですが、9月の『誕生木(たんじょうもく)の出口がようやく完成しました。これはあくまでもその月ごとの誕生木の身近な用途のご提案の1つです。9月の誕生木である朴(ホオ)は、5~6月頃に枝先に黄白色の大形の花を上向きに咲かせ、9月から11月頃に紅紫色に熟します。ホオの季語は、花が夏で実や落葉が秋です。そんなホオの身近な出口として、パンやケーキなどを切る時に使う手頃なサイズのカッティングボードを作りました。

ホオは、水にもよく耐え、刃物を傷めない事からはまな板の素材としても知られています。匂いもほとんどない事から食材に余計な匂いをつける事もありません。また刃こぼれしないのもホオの特徴です。現在弊社には、テーブルサイズの大きなホオ以外にも、愛媛県産の小ぶりなサイズの耳付きのホオもあります。それこそ、以前紹介した『愛媛県の小さな広葉樹収集』の成果のひとつです。デザインしていただいたのは、前日紹介させていただいたジュネ・スタジオの佐伯勇樹さん

今までにも樹種ごとの身近な出口を作る構想はあり、各樹種ごとの特徴を活かした『出口』の姿は漠然と見えていたものの、悲しいかなデザイン力がなくて具体的な形にする事が出来ていませんでした。それが佐伯さんと手を組んだ事で、今までのイメージがドンドン具体的な形として現れてきて嬉しい限りなのです!スタートが遅れましたが、今後は毎月の誕生木に合わせて、『身近な暮らしで使える誕生木の出口』を作っていこうと思っています。ではカッティングボードの詳細について。

素材は久万高原町産のホオで、サイズは(S)が長さ280mmX幅120mmX厚み18mm。(M)が長さ240mmX幅160mmX厚み18mm。(L)が長さ270mmX幅180mmX厚み18mmの3種類です。無理に県内で大きなホオを探すよりも、手に入るサイズの素材をなるべく無駄なく使うというのも森のめぐみを活かす1つの手段です。小さなサイズのものを作ったことで、幅の狭い材も無駄にすることなく利用できます。小さな節やカスリ、色ムラもありますが、それも森の履歴書です。

塗料はしていません。水気のあるものをカットした場合は、乾いた布でよく拭いて風通しのよいところで保管下さい。濡れたままの状態で長期間そのままにしておくとカビや染みの原因となります。決して大量生産を考えているわけではなく、ある材を活かすというのが前提です。誕生木の該当月が終わっても販売は継続していくつもりですので、『商品紹介・誕生木の出口コーナー』をご覧下さい。『誕生木・12の樹の物語』の解説書がセットになっています。

木のまな板狂時代①

 

 

なぜだか急に特定の商品に注文が集中するという事はよくあることですが、先日から不思議に集中しているのが『まな板』。新品の注文から、削り直しまで数日の間に、全然関わりのないところから4、5件続けてお問い合わせをいただきました。個人用から業務用まで、サイズもそれぞれですが、樹種についてはお任せのケースがほとんどで、削り直しの場合はヒノキがほとんど。いずれにしてもプラスチックや合成ゴムのまな板が氾濫する中で、木のまな板にこだわっていただくのはありがたい事です。

現在一般家庭に置いてどれぐらいの割合で「木のまな板」が使われているのか分かりませんが、私の周辺では木のまな板率が多く、異業種のイベントなどに出展しても、年齢を問わず広い世代から「材木屋さんだから木のまな板あるんでしょ~」的な問い合わせを多くいただきます。正直こちらとしては、今更木のまな板なんて売れないだろ~と高をくくって持っていくことがほとんどなかったので、その反省から『ホオのカッティングボード』を作った経緯もあるぐらい木のまな板の頻度高いのです。

さて、こちらが1年ぐらい使用したヒノキのまな板。一般家庭のものではありません(事務所のキッチン)。毎日の調理の際に使われていたわけではありませんが、それでもかなりの刃跡、焦げ跡などが見られます。考えてみれば、住宅の外壁も日々紫外線に晒され、雨風や台風、吹雪などにも耐えなければならないという過酷な条件での耐朽性を求められるわけですが、まな板だってほぼ毎日鋭い刃物を己の体で受け止めて、滝行のように冷たい水や熱湯に浴びるという修羅場に耐えているわけです

あまり気持ちが入ってしまうと明日から包丁を持つ手が震えてしまいそうですが・・・さて、そのヒノキのまな板をひと削りしてみると、こんなに美しい木肌が現れました。もともとはこんなに鮮やかなピンク色のヒノキだったのです。このように何度でも削り直すことができることこそが木のまな板の最大の特徴であり醍醐味であります。失われていたヒノキの香りも再再登場。食いしん坊の事務所のスタッフの皆さんの胃袋をこれからも末永く支えてくれることでしょう。更にまな板の話、明日に続く・・・

木のまな板狂時代②

まな板の話の続き・・・まな板の御三家としてよく知られているのが『イチョウホオヤナギ』の3樹種です。これらの樹種がなぜまな板に適しているのかというと、刃あたりが良くて刃を痛めない事、軽軟で扱いやすい事、赤味を使うと比較的水にもよく耐える事、また刃物による木屑が出にくい事などが挙げられると思います。よく、プラスチックのまな板にするか、木にするか迷っているという方がいらしゃいますが、私は根本的に比べるようなものではないと考えています。

木のまな板がいいという人は、何か特別な理由を持って選択されているのではないように思います、私を含めて。昔から家で普通に木のまな板を使っていたからとか、そもそもまな板って木しかありえないでしょ、というようなある種本能的な感覚で木のまな板を選ばれているように思えるのです。理由などないというのが理由のような。一方、プラスチックにしようか迷っている方は、例えば木の黒ずみが気になるとか、手入れが面倒とか、値段が高いとか、耐用年数が長いとか機能性や衛生面。

私はそういう方を説得して木のまな板に変えてもらおうとは思っていません。まな板に限らず、木の素材はその扱い方やお手入れ方法について手間暇がかかります。プラスチックのような抗菌処理もしていません。木は決して万能な素材ではありませんですが、その作法にのっとり、手間暇かけても大切に使えば長持ちもするし、機能的なものも以上のものも与えてくれると信じています。それを煩わしいとか面倒だとか思うようであれば、最初から木の素材なんて使わなければいいし、また使う資格もないのです。


あまり木に過信しすぎると、折角木を使ってもマイナス面ばかりに気を取られてしまい、本来の木の良さを見失ってしまいかねません。プラスチックにもプラスチックの良さはあるのです。それぞれの素材の良さをうまく活用すればいいのであって、異素材を異常に批判したり盲目的に過信せずに向き合えばいいと思うのです。木のまな板の上で調理した方が断然美味しく思える、と感じれば木のまな板を使っていただければいいのだし、私もそう思っているからこそ木のまな板をお勧めているだけの事。更に明日へ・・・

木のまな板狂時代③

さて、そんな木のまな板の中で弊社が取り扱う機会が多いのは、圧倒的に『イチョウ(銀杏)ホオ(朴)』です。一応ヤナギ(バッコウヤナギ)も在庫にはあるのですが、まな板にするにはあまりに大振りで、高価なまな板になり過ぎるため断念されます。イチョウとホオについては、まな板にちょうどいいぐらいのサイズの小幅な板がお手頃な値段であるために、そちらを選択される方が多いのです。稀に、『青森ヒバ』とか『ヒノキ』で作って欲しいという樹種指定のケースもありますが基本はおまかせ。

サイズにもよりますが、一般家庭で使われるぐらいのサイズであれば、イチョウかホオで充分対応可能。先日は、ご自宅で使われるまな板のご注文をいただきました。在庫しているホオの中で、家庭用のまな板に手頃なのがこちらのホオの耳付き板。長さが2m前後で、幅が180〜280mm程度、厚みが30mm。業務用のまな板を取るには幅も足らず薄すぎますが、長さ400〜500mmぐらいの薄手のものでよければ、この中で赤身の張ったものを探し出して加工して仕上げていきます。

荒材で見ると結構大きく見えるものですが、実際に木取りして丸味やダメージのある部分をカットすると、案外狭いものしか取れなくなったりして、あと数センチ幅が足りない〜なんてこともしばしば。わずか数センチとはいえ、ご依頼のサイズが取れなければ意味がありません。極力白太部分を外して赤身で木取たいのですが、幅250mmぐらいをご所望されるとこの材で赤身だけというのは難しくなります。それで結局、更に大振りなホオの板を製材して作らせていただいたのがこちら。


光の加減で色合いがとぼけていますが、実物は赤身(緑)の張ったもので、ご依頼主にも満足していただきました。昨日も書きましたが、なぜ木のまな板を使うのか?回らない寿司屋さんに行って、プラスチックのまな板を使っていたとしたらどう思うでしょうか?それはただ衛生的とか価格のことといった点からではなく、まずもって雰囲気が台無しになってしまうでしょう。それは寿司という食文化を昔から支えてきた調理道具のひとつとしてまな板が文字通り切っても切れない関係にあるからだと思います。

暖簾をくずれば、清潔感のある白木のカウンターと新鮮なネタが並び、その奥に白衣をまとった大将がいて、柳包丁に木のまな板がある光景というのが、多くの日本人が抱く寿司屋さんのイメージではないでしょうか。食は目で味わうともいいますが、寿司はまさに雰囲気や風情も料理の味付けにおいて重要な隠し味のひとつだと思います。そう考えれば、木のまな板は必要不可欠であり、五感で味わう寿司という食文化を構成する大切なひとつの要素なのだと思うのです。たかがまな板、されどまな板。

無言の抵抗ー朴のひと刺しー

棘(とげ)つながりの話を1つ。先日倉庫の中の整理をしていた時に、倉庫の埃の中から出現したのがこちらの皮付きの丸太。弊社の倉庫にはこういうモノが結構な量、転がっているのですが、原木市場から原木を買ったものの残りとかではありません。直径300㎜前後で、長さは500~600㎜程度、大人の男がどうにか独りで持ち上げられる程度の大きさです。造園屋さんなどが伐採された庭木などをいただいたものです。写真に宇写っているのは『ヒマラヤ杉』の皮付き丸太。

何のために製材機にもかけれないようなこんな半端なサイズの丸太を持っているのかというと、弊社の小さな帯鋸でもこれぐらいのサイズだと割り返せるので、乾かしておいて必要サイズに合わせて製材するのです。【森のかけら】や『モザイクボード』などサイズが決まったものについては、材が入荷した直後にそれらの用途に合わせて加工して乾かせるのですが、用途未定のものは丸太のまま保管しておくこともあります。そんな丸太の中でこのごつごつした樹皮をつけているのがホオの木。

乾かしているうちに恥ずかしながらその存在をすっかり忘れてしまっていることもあり、このホオもそれの1つだったのですが、前日の倉庫の整理で表に現れてきました。長い乾燥期間を経てすっかり乾燥しきっていて、触ると樹皮がボロッと剥がれる状態になっていました。それがボロボロと剥がれて落ちるので、皮を剥がしてみると中にはこんな鋭利な「凶器」が隠れていることもしばしば。樹皮が肉厚だと、外からは「凶器」の存在が分からず、迂闊に持ち上げたりしたときに・・・!

こういう痛い結果になることもしばしば。このホオはまだ尖り方がそれほどでもなかったので傷は浅くてすみましたが、イチョウとかホオとか半端なく尖がったいきのいい奴がいますので、気をつけとかないと大惨事になることもあります。鬼皮を剥いたツルツルの木肌を触るのはとっても快感なのですが、こういう事もあるのでくれぐれもご注意ください。テーブルや座卓に加工したものについては、加工工程で危なくないようにきちんと処理(角を丸くするとか)してあるの心配はありません。

問題なのは、弊社の倉庫などのような材木屋の倉庫で木を見る場合。気に入った耳付きの板があったので、ちょういと反対側をみてみようなかなと耳の部分に手をかけてひっくり返そうとして力が入った時などが大変危険なのです!ザクッ、倉庫の中は悲鳴と鮮血が・・・!痛いのは痛いのですが、木だって体を切り刻まれてテーブルや家具になるわけですから、物言わぬ木のささやかな抵抗に対しては謙虚な気持ちになって、その体たいせつに使わせていただきますと肝に銘じねばなりません


友情でつながる福祉と介護と朴*

随分前の話になるので恐縮なのですが、「平成30年度福祉・介護関係事業所 合同入職式」がひめぎんホールで開催され、愛媛社会福祉協議会さんから新たにその仕事に従事される方に配られる記念のコースターを作らせていただきました。関係者の方が弊社で作っている木のものづくりに興味を持っていただき、愛媛県産の木を使いたいというご要望でしたので、いろいろな福祉・介護の職場で働かれる皆さんがこれから連携して協力出来たらという思い込めて、「友情」の木言葉を持つ『ホオ(朴)の木を選んでいただきました。

ホオのコースターの中央に描かれた「」の文字は、愛媛県今治市出身で、歌いながら書道をする日本唯一のシンガーソングライター友近890(ともちか やっくん)さんが描いたもらったものをレーザーで彫字しています。入職式でも「被災地ライブを経て笑顔を届ける」と題して講演ライブが開催されました。恥ずかしながらそれまで存じ上げていなかったのですが、歌いながら書道をするというスタイルで全国各地の福祉施設などを回られ、その距離は既に地球6周目に入っているとか!

家を建てられるのは仕事も年齢も千差万別なので、昔ながらの材木屋の仕事だけをしていても、施主さんとしていろいろな方とつながってはいるのでしょうが、木材の納材業者としてはどうしても間接的な立場となるためなかなかその先の施主さん、お客さんと接することがありませんでした。それが【森のかけら】を作り始めて直接に最終購買者につながるようになってからは、一気に世界が広がりました。それまで無縁だった業界ともこうして結びつくようになったのはありがたい事です。

直接話ができるという事で、いろいろな提案も出来るようになりました。誰かが間に入ってしまうと、私が煎れたかなり癖はあるけどそれなりに深みのあるブラックコーヒーのような提案にも、間の方がボトボトとクリームを入れられて甘ったるくして癖も深みも無くした口当たりだけがいいコーヒーにしてお客さんに出してしまうので、折角の深みも毒もなくなってしまい、弊社の介在する意味そのものが薄れてしまっていました。なのでこういう距離感で思いが届けられるチャンスはありがたい!

ホオノキは、日本の広葉樹の中でも軽軟な木に分類されます。木の中でもひときわ目立つ緑色。触るとツルンとした滑らかな触感というよりは、カツラみたいに木綿のような温かみのある触感です。そのほどよい軟らかさが刃物との相性がよいということで、昔からまな板の材料として使われてきました。また刃物を傷めないという事で、刀の鞘としても重宝されました。下駄の歯としても有名です。大きな葉っぱは朴葉味噌などにも利用されるなど、目立たないところで活躍する縁の下の力持ちなのです




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