森のかけら | 大五木材


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20160819 1私の母校でもある松山大学の「ごりょんさん」こと法学部 法学科の甲斐朋香准教授と初めてリングの上で戦ったのはいつのことだったろうか。【森のかけら240】の解説書の英訳をお願いしたのはもう3、4年も前のことだったろうか・・・。実際にお会いして言葉を交わすようになったのはつい1、2年前のことだというのに、その頻度と密度が濃すぎて随分と昔から知っている旧友(あるいは戦友)のような気がしてならないのですが、そんな甲斐先生と交わした約束というと・・・

 

20160819 2甲斐先生は、平成26年に愛媛大学と松山大学連携事業を契機として、両大学の学生有志を中心に発足しました『SENSE(センス』という団体を率いられていらっしゃいます。地域の方々とも連携しながらアートやデザインをテーマに「学びの場」をつくることを活動目的としているSENSEのメンバーと私が初めて出会ったのは、愛媛のものづくり集団による異業種交流会「えひめのあるくらし研究所」(通称「オトナの部活」)との初対決の場でのこと(だったと思う・・・)。

 

20160819 3それは共に何かを生み出そうとかいう趣旨の対決ではなくて、愛媛にも面白い人間がいる(甲斐先生の本当の思惑は、こんなふざけた人間たちだった生きていけるんだから、あなたたちも全然大丈夫だからね、という意味で就職に不安を感じる学生に安心感を与えるためであったはず)ということで、いろいろ話をしたのですが、お酒も入って軽い気持ちで「何かコラボでもできたらいいのに」なんて言ったことがことのはじまり。酒が入るとつい口がすべってしまう悪い癖が出てしまった。

 

20160819 4まあその時は勢いでこんなモノでもできたらいいのにね、なんて軽口を叩いたのですが、ウルフ甲斐そんな大人の脇の甘さを見逃すこともなく、後日言質を取られて夢のコラボ商品が現実的な話へと転がり始めたのです。それは、学生さんたちの一部が運営に関わりを持っていた俳句甲子園大会の優秀句を木のストラップにしようというもの。話の勢いでその年の大会までに作ろう~!なんて盛り上がったものの、そこは事情だらけのオトナのこと、来年に間に合わせましょうということで決着。ちなみに「ごりょんさん」とは、どんたくや、山笠といった祭りがある福岡(甲斐先生の出身地)では、祭り期間中に店を留守にすることが多い主や夫に代わり女性が店を守る。店・家事の切り盛りを一手に引き受け、不平を洩らさず努める女性”という意味も込められている。本題明日に続く・・・




私にとってジャンル別というカテゴリーを超えて、生涯のベスト3の1本に輝くのが映画「猿の惑星。このブログでも何度も取り上げるほどに私の人生観に多大な影響を与えました。それは子供の頃にテレビで観た吹替えでしらが、映画館の無い町に育った私にとって、テレビの映画はかけがえのない御馳走で、目を皿のようにして新聞で深夜放送される映画なども細かくチェックして感想まで書いていたほどです。「猿の惑星」に関してはそこに映し出される映像にただただ震えました。

 

20160606 2私が生まれた2年後の1968年に日本で公開され、まだ幼かった私(確か初見は小学校の低学年)にとってそのすべてが斬新で恐怖と驚きでした。今見ればショボく思われる宇宙船や猿のメイクだって、もうそれはそれはピカピカ輝く遠い未来の光景にしか見えませんでした。それから時が流れ、私も父になり時々息子と映画も観に行ったりするようになりましたが、中学3年生のベストムービーは今のところ、数年前に観た「猿の惑星:創世記」だと言うのだから血は争えないと思うのです。

 

20160606 3その「猿の惑星」が大ヒットしたことで、続編が次々と作られていったのですが、そのタイトルが1970年公開「続・猿の惑星」、以後「新・猿の惑星 」、「猿の惑星・征服」、「最後の猿の惑星 」。その後、時を経てかのティム・バートンが2001年に「PLANET OF THE APES/猿の惑星」を作り更に現在のシリーズに受け継がれていくことになるのですが、先のシリーズ5作のタイトル。小学生の頃、「続」と「新」の違いがよく分からなかった私はこの映画でその順番を覚えたものです。

 

かなり長い前振りになりましたが、そういうわけで先の3年間の活動を終えた「おとなの部活動新たなシリーズに突入することになりました。「猿の惑星」の法則に従うならば、これからの3年は「続・えひめのあるくらし」となるわけです。その後、「新」へ繋がり、「征服」を経て」最終的に「最後の~」まで辿り着けるかどうかは、その間にタイムマシンが開発されるかどうかにかかっていますが。新たにスタートすることになった部活動には、新入部員が多数入ってきました。いずれご紹介♪




20160219 13年に及んだ奇跡のコラボレーション企画『おとなの部活動』が惜しまれつつも遂に卒業式を迎えることになりました。「愛媛のドン・キング」、あるいは「愛媛の将軍KYワカマツ」、または「愛媛の新間 寿」とも呼ばれた(分からない人は近くの昭和のプロレス、格闘技ファンにお聴き下さい)猛獣使い師マサヒコ・フジタが荒野に壮大な罠を仕掛けたのが3年前のこと。その罠にまんまと業界のはぐれ狼たちが一匹、また一匹と落ちていき、おとなの部活動は始まったのでした。

 

20160219 2俺が俺が、私が私が、と自己主張することでしか自分を表現できなかった獣たちも、やがてお互いの牙の鋭さに気づき、テリトリーを守りながらも、時には共同で狩りをし、共に収穫を分かち合うようになったのです。それぞれの業界では浮浪雲的な存在であった者同士であったからこそ、互いを理解し尊重しあえたのかもしれません。一撃必殺で相手を仕留める高等話術、相手よりも絶対盛って話して、決して退くことのないアグレッシブな戦い方、そのどれもが私にとっては新鮮なものでした。

 

20160219 3ああ、こうやって生きていくこともできるんだ!こんな言葉を吐いても笑って共感してもらえる場所があるのだと!酒好きの仲間が集まった事が大いにプラスとなり、時に酒の力を借りながら、猛獣は結束し狩場を県外に求める暴挙に出、更に3年目は他団体への問答無用の道場破りを敢行!そのうち仕掛け人であったはずの猛獣使いが迷宮に迷い込むというハプニングがあったものの、その志を受け継いだ獣たちは更に仲間を増殖させて、かなり強引に無理やりハードランディング!

 

20160219 4猛獣使いが仕掛けた罠にはもともと3年経てば外れるようなタイムロックが組み込まれていて猛獣たちは遂に別れの時を迎えたのです。そんな事があって、過日『おとなの部活動』の卒業式が行われたのです。しかし気が付けば、私以外はすべて女性。当初熱血男塾で始まったはずの体育会家の部活動は、3年の時を経て知らぬ間にすっかり女子会へと姿を変えていたのでした。懐かしく3年間の思い出に浸る我々でしたが、その罠にはまだ続きがあることに気がついてはいなかったのでした!?




20151126 1京都の恵文社さんで行われた『えひめのあるくらし展の打ち上げ。いつもの不動のメンバーに加えて、恵文社さんのイベントでご協力いただいた節度と常識のある「おとな」の皆さんをお招きしての『夜のおとな達の部活動』が開かれました!急遽招集がかかったにも関わらず、フルメンバー参加という驚異の出席率。ここ一番はきっちり帳尻を合わせてくるあたりがおとなのたしなみといったところでしょうか。遅れてくるメンバーがやって来るたびごとに乾杯が繰り返されます!

 

20151126 2私にとって今回の最大の収穫は、新たに増えた『えひめのあるくらし』の仲間。後から聞けば、間接的に知り合いの知り合いだったり、昔お店に伺ったことがあったりと、まったく無縁ではなかったりと、どこかで繋がっていたりしたのですが、今回のイベントで改めて繋がりが太くなりました。当初は男率の多かった『えひめのあるくらし』も3年目の今やすっかりその比率が逆転して、女子率急増。しかし、この女子が揃いも揃って男気溢れる「男前」ばかりなのです!

 

20151126 3既存のメンバーでも、純粋な愛媛県人はチッキー(大洲市)と私(松山市/出身は西予市野村町)だけで、新潟人、愛知人、鹿児島人と、多国籍連合軍ならぬ多県籍連合軍。だからこそ、引いた立場から愛媛のことがよく見える(良さも悪さも含めて)のだと思います。今回恵文社のイベントに参加していただいた仲間の中にも他県籍の方がいらして、それがこちらの『土佐のいはちきん』こと真鍋商店(四国中央市)の眞鍋久美さん。はちきんとは、高知弁で男勝りの女性の意。

 

20151126 4その「はちきん」の語源についても各々の主張で熱いバトルが繰り返されたのですが、言い出したら引かない人間ばかりなので己の主張を押すばかりで、人の話には耳を貸さず!そんな融通の効かないような人間だからこそ、普通の方からすれば『変』と感じるような思いで繋がったりまとまったりするもの。『えひめのあるくらし』の生みの親でもある猛獣使い師(藤田雅彦氏)も加わり、反省などどこ吹く風で、次なる野望に向けて悪だくみに酔いしれる我々であったのです。




20151129 1この『えひめのすごいもの博』は、愛媛県と松山市の共催ということで、愛媛県内全域からさまざまな職種の企業が集まって来られますので、馴染みの顔や久し振りの再会があるのも楽しみのひとつです。しかし、場所が広いということもあって、自社ブースが盛況だと(決してバカ売れしているという意味ではなく、2人で切り盛りしているので持ち場を離れられないという意味で)あちこちブース巡りも出来ずじまい。そんな中にあっても貴重な出会いがありました。

 

20151129 3それがこちらの『無茶々園』の川越 江身子姐さん。無茶々園の柑橘類ベースのコスメブランド部門『yaetocoヤエトコ』の方では、『おとなの部活動』を通じて高瀬英明君や岩下紗矢香さんなどとディープな交流を深めているのですが、こちらの江身子姐さんこそが、yaetocoの懐刀にして生ける伝説。Facebookでしばしば切れ味鋭いコメントをいただき、薫陶を受けているのですが、間接的にお言葉を賜っているばかりで、何度か機会あれどお会いすること叶わず。

 

20151129 2おとなの部活動』の初代猛獣使い・藤田雅彦氏をして、世が世ならば話をすることすらも憚られる地位にのぼりつめて、影からこの国を動かしていたやもしれぬとまで言わしめた論客にして才媛。このたびようやく念願が叶い、ご尊顔を拝し奉りました。いつものエッジの効いたコメントから察するに、冷酷無比な鉄仮面の女帝・西太后のような恐ろしいお方(!)かと思っていたら、なんとも穏やかでみかんを愛する笑顔の素敵なお姉さまでございました。百聞は一見にしかず。

 

20151129 4わずかな時間しかお話しできませんでしたが、 一度でもこうして顔を合わせてお話しするだけで、次からいただくコメントの言葉の裏側まで類推することが出来そうです。それにしても、ガンダムプレゼンを駆使する曲芸師・高瀬、28歳としか思えぬ落ち着きっぷりと貫禄の岩下、斬鉄の切れ味を持つ言葉で人を斬る江身子姐という面々を擁し、表向きはコスメなどとお洒落なイメージを装いながらも、実は必殺仕事人養成所のような無茶々園の闇の深さこそ恐るべし!




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