森のかけら | 大五木材


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いつもの悪い癖で、商品が出来上がったことですっかり気が緩んでしまって放置してしまうという私の怠慢で影が薄いのが『森のかけら玉』。そのお詫びも兼ねてここからの後半戦は『森のかけら玉』を強めに推していこうと思っています。キューブの『森のかけら』に対抗して丸く削ったのが『森のかけら玉』で、それが何かになるというようなものではありません。円く削った時の表情が見てみたい!丸くしたら面白そう!という好奇心の結晶です。他人の評価はどうあれ、私的には自分の欲求が満たされ結構満足しております。ただし商品としての評価となるとまったく別物で、これをいかにして売っれいくかという事が大命題です。

玉といっても実際にはまん丸の真球ではありません。製造工程の事情で下部に少しだけ平面があるので、置くと転がらずに安定します。ときどき、数珠などにしたいので真球が欲しいという方がお見えになりますが、弊社ではこのサイズでの真球商品は作っておりません。『木のプール』の木の玉も同じ工場で作ってもらっているので、そちらも真球ではありません。真球も作れないことはないのですが、製造コストが相当高くなるのであえて真球にはこだわってはいません。

沢山の木の玉で遊んで欲しいという木の玉プール、沢山の木の種類を集めたいという森のかけら玉は、なるべく低価格にする必要がありましたので真球にはしていません。森のかけら玉は直径が23~26㎜程度で作っています。これももちろん端材出自ですので、倉庫の事情で原料が左右されるため多少の幅は見ています。一方、木の玉プールで使っている玉は直径35㎜。微妙なサイズの違いは、木の玉プールは主に子どもが遊ぶので誤飲しないように少し大きめに作っているから。森のかけら玉の場合は、そのサイズにすると樹種の確保が難しくなるので少し小さめとなっています。

樹種についても、木の玉プールは基本はナラやミズキ、ブナ、カバなどの国産広葉樹で、要望に応じてヒノキも使います。対して森のかけら玉では国内外の見た目に特徴のある広葉樹で作っています。現在揃っているのはパープルハート、紫檀、ホワイトアッシュ、ムイラカチアラ、チャンチン、ヨーロッパビーチ、ササフラス、ィペ、サザンイエローパイン、ニガキ、ミズナラ、ブラックウォールナット、サティーネの13種。最終的には100、いや200種の色とりどりの『森のかけら玉プール』を見てみたいというのが密かな野望・・・。




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