森のかけら | 大五木材


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倉庫内の「端材コーナー」を整理して2年ぐらい経ちますが、そのお陰で端材を求めてご来店される常連さんも増えてきていて、中には遠方から定期的にやって来られる方もいらっしゃいます。そういう方のためにも、本当は展示品をもっと入れ替えたいのですが、ストックヤードの問題もありましてなかなかそれが出来てなくてご迷惑をおかけしています。いろいろとやりたい企画はあるのですが、価格シールを貼るのも追いついていない有様。せめてものお詫びにと、毎週特価品を用意してご来店いただけるお客様向けのサービスを始めてみました。

端材コーナーを作って感じるのは、この周辺にもこれほど多くのアマチュア木工家がいたのかという事。隣の町内だったり、ごく身近なところで木を使ったものづくりをされている方がこれほど沢山いたのかという事に驚いています。その多くは趣味で作っている方がほとんどですが、中にはSNSで販売までされているセミプロのような方もいます。その中で、もう技術はアマチュアではなくてプロフェッショナルレベルに達しているのが、SNS でのビジネスネームが『木工雑貨 Dee』さんこと門屋さん。

本職は畳職人だったのですが、木工好きが高じて華麗に木工作家に転じられました。誰かに師事したり、専門学校に教わりに行ったというわけではなくてすべて自己流。ブローチやアクセサリーなどの精緻な小物から始まり、今では家具なども作られており、もうすっかりプロ。それだけで飯が食えればそれはプロという事です。ご自宅は近所なのですが、工場として使われている建物が少し離れたところにあって、時々ご来店されて必要な量だけ購入してもらっているのですが、その間隔がどんどん短くなってきているので順調に仕事が入ってきているんだと思います。

とにかく仕事が丁寧で、材も余すとこなくキッチリ使われます。まだ使われている樹種数は少ないので、これから樹種の底なし沼に引きずりこんでさしあげようと思っています!そんなDeeさんの商品が、近所の本屋さん「明屋書店MEGA平田店」内で『わたしのてしごと』展として、いろいろな素材でものづくりをされている地域のアマチュア作家さんと一緒に展示販売されています。期間限定で1ヶ月ごとにメンバーも入れ替わるようなので、ご興味のある方はぜひ今月末までに行ってみてください!




レジン用木材ありますか」という問い合わせがこの数ヶ月で急増!レジン(RESIN)とは植物から生じた「天然樹脂」の事です。水に溶けにくいという特性を生かして、古来よりニスとして使われてきました。天然樹脂の仲間としては、野球でピッチャーが使う滑り止めのロジンバックに使われるロジン(松脂)とか、映画「ジュラシックパーク」で恐竜復活のトリガーとなった琥珀、日本古来の柿渋などがあります。人工的に作った液体状のレジン(合成樹脂)による、いわゆるレジン工芸が人気なのです。

レジンと木材との相性がいいみたいで、割裂した木材の間に青いレジンを流し込んで固めて河のように見立てる作品などが、インスタグラムで投稿され人気を博しています。アートとして販売されているものから、個人が趣味として作っているものまださまざまな作品がSNSに氾濫しています。ナチュラルな木の耳の部分を活かした作品も多く、その材料を求めて全国各地から問い合わせをいただいております。そこで求めれているのは、なるべく変わった形のナチュラルな耳があるもの。変化が激しければ激しいほどいい。

最終的にはレジンで固めてしまうので、少々割れがあったり、節や傷、虫穴、腐朽菌による腐り、変色、青染みなども問題なし!つまり弊社の土場に積み上げれて、いまだ出口が定まらず迷走している木々たちが求められている時代がやって来たのです!まあその中でも画になるカタチが重要なので、なんでもかんでもいいというわけではありません。しかしこの「画になるカタチ」というのがミソでひとそれぞれ感覚が異なるので、レジン作家が増えれば増えるだけストライクゾーンの端も広がっていきます。

そうしたらソフトバンク・ホークスの柳田選手のような「変態打ち」をする人も出てきて、今まで日の目の当たらなかった耳付きの変形端材が急に人気者になる日がやって来るかも?!こういった耳付きに変形は、形のいびつな丸太を挽けば端の部分で生じてくるものですが、建築や家具の世界では用無しとされ、流通市場ではほぼ黙殺されます。しかしそれでも何かに使える道はなかろうかと、ずっと貯めてきたものがこういう形で人様に求められるというのモッタイナイ神様のお導き!端材に神宿る。




本日6月5日は『大五の日』!今月は土曜日の開催で、心配していた天気もまあどうにか曇天のままで雨は避けられそうなので、多くの木工マニア、木フェチ、アマチュア作家の方々のご来店を期待しています。先月は折角の日曜日開催でしたが生憎の激しい雨で、木材を展示するスペースも限定され満足いただけなったかもしれませんが、今回はそのお詫びも兼ねて特価品を多数用意しております。と言いつつ、私自身は現場納品があるので朝一から10時前後まで不在なのですが・・・。

数年前から一般の方向けに端材コーナーを作ったお陰で、さまざまな分野の方がいらしてくださるようになったのですが、それで分かったのはこの松山に木工のアマチュア作家さんが多数存在しているという事。まだ販売には至ってなくて趣味の延長という人からSNSで販売までしている人までさまざまですが、広葉樹に関してはその多くがネットで購入されていました。そこでの不満の1つが質感が確認できないという事。特に高価な木なれば猶更。

出来れば実物を触ったり質感を確かめて買いたいという気持ちはよく分かります。それは弊社のオンラインショップに木材をアップする時にいつも感じていて、果たしてたった4枚の写真だけで伝わるかな~と不安に思うこともあり、アップを見送ることもあります。特に高価な木は買う方も不安でしょうが、売る方だって勘違いされていないかとか、この節や微妙な反りとか伝わってるか不安なのです。実物を見ていただきたく大五の日用に材を仕入れました。

北米産広葉樹ブラックウォールナット(BW)は知名度抜群で、この木を求めてご来店される方も多いのですが、人気で端材が出てもすぐに売れて常に品薄です。家具屋さんなどプロ用の平板は、日本向けの最高級グレードを仕入れているので一般の方には手が出しにくい価格です。それで今回はアマチュア作家さん向けに、1200~1500㎜と長さも短くて厚みも薄く(約25㎜)節のある小幅サイズの廉価なBWを用意しました。お好みの板を1枚単位でバラ売りします。割れや節もあるので短く切って使う細工物向きにどうぞ!




少しずつですがモザイクボードにもリピートの注文が入ってくるようになり、時間を見つけては原材料の加工をしています。意匠的にもなるべく身近な材で繋ぎたいのですが、両端をフィンガージョイント加工する関係であまり極端には短くできません。身近な材の加工の危うさは、昔に右手の人差し指の先端を怪我して痛いほど分かっています。ただし、多少は長さを整えたり梱包の関係でどうしても切り落としが発生してしまいます。それを集めて作ったのが、『モザイク(ボード)のかけら

森のかけら』のB品から生まれた『夢のかけら』やんか、と思われるかもしれませんが、『夢のかけら』はあくまでも『森のかけら』になる事が叶わなかった『かけら』たちの見果てぬ夢の結晶。対してこちらは『モザイクボード』の製作工程生まれなので、出生の事情が違うのです。更に微妙ですが、35㎜キューブの『夢のかけら』に対して、こちらは少しだけ小さな33㎜キューブ。オイル塗装は施してあるものの、樹種名シールが無いの木もあるのでシールは貼りません。樹種名は不問です

角の面取りも甘めです。キャリーに2箱ぐらい出来たので、本日から店頭で販売します。ちょうど35個詰めに出来るビニール袋があるので、どの樹種でも(かぶってもOK)好きなモノを35個選んでもらって¥2,000+消費税=¥2,200です。『夢のかけら』のように異なる木を30種とかセレクト出来ないので、ご来店いただいて自分で選べる方のみが対象です。オンラインショップでの販売予定はありません。様子を見て反応がよければまた作りますが、鈍ければ別のモノに生まれ変わらせるかも。

自分が多樹種マニアコレクターなので、これに興味を示す方の気持ちは痛いほど分かっていて、恐らく「これで樹種が分かれば(買うのに)!」という方が絶対いるはずです。気持ちは分かるんですが、さすがにそこまでもう手が回りません。出来てくるモノと出るモノとのバランスでみると、とりあえず回転させる商品も必要です。樹種が知りたい方はぜひ『森のかけら』を買って自分で確識別てみて下さい。樹種もどんどん増えてきたので、「自分で調べる楽しみ」もあっていいかなと。




毎月5日は大五の日、という事で毎月5日には会社の敷地内に端材やクラフト商品を並べて木材を特別価格で販売しています。今年の1月から始めたのですが、少しずつ近所の方にも浸透してきて次の開催を楽しみにされる常連さんも増えてきました。弊社は松山市内でも比較的交通量の多い国道に面していて、信号待ちになると停まった車の中からこちらを興味深く眺めてるドライバーの方と目が合う事もしばしば。信号が変わるとまた車は流れていくのですが、もしかしたらそんな方との一期一会の出会いもあるかしらと、少し前から道路に接した場所にこれ見よがしに、大きく値段を書いて端材を並べていました。最初はほとんど反応もなかったのですが、そのうちひとりふたりをお声をかけてくださる方が現われるようになりました。そしたらこちらも調子に乗って追加で端材を並べるように。

弊社の前の道路は車だけでなく、普通に道を行く人、ジョギングされる人、通勤通学で通られる人なども多く、道路から一歩踏み出せば敷地なので割と気軽に入って来れます。それで来られた方に話を伺うと、以前からずっとこの道を通っていて気にはなっていたけど、大工とか工務店でもない一般人を相手にしてもらえるのか分らなくて入れなかったけど、今日は思い切って来てみた、という方の多い事。材木屋ホームセンターなどより専門性が高くて業者販売しかしていないというイメージなんだと思うんです。

だから「一般の方でも歓迎」みたいな看板でもないとかなり敷居が高く感じられるんでしょう。実際に弊社だって昔は業者売りしかしていませんでした。その頃は今みたいに一般の方が倉庫の中で自由に買い物されるなんてイメージはありませんでした。今は『5日の大五の日』以外のいつでも一般の方に普通に販売しています。むしろ来店数だけでいえば業者はほぼ電話かメールが多いので、一般の方のほうが多いぐらいです。それで興味本位で少量低額から木のモノづくりにチャレンジしたい方向けに¥500以下の端材コーナーも拡張!

うちの強みとしては、愛媛県ではなかなか入手しずらい「多種多様な広葉樹」があるという事なので、端材もなるべく広葉樹を多く揃えるようにしています。先日ご縁があってうちにやって来てくれたイチョウですが、丸太を製材して最後に残った樹皮の部分なども、使えるひとと巡り会えれば作品に生まれ変わるかもしれません。近所に居ながらご縁の無かった『市井のアマチュアモノづくり作家』のなんと多い事か!新たな人が新たな人をご紹介していただき、今まで気づかなかった出口がドンドン広がっています!




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