森のかけら | 大五木材


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1~12月のそれぞれの月に関わりのある木を『誕生木』として設定したのが「 誕生木・12の樹の物語」ですが、このエッセンスを『森のかけら』にふりかけたのが『誕生木のかけら』。それぞれの樹種名をレーザーで彫っています。これはお客様からの注文で特別に作らせていただいたのですが、子ども向けということで樹種名はあえて平仮名にしています。商品化はしていませんが、こういうご依頼は結構多くて今までにも何度か作らせていただきました。樹種名を1~12の数字にしてレーザー彫りしたり、森のかけら240の3ケタのリスト番号にしたりと仕様はそれぞれ。『誕生木』という切り口を活かせる別の出口の1つとして、『誕生木ストラップ』と共に商品化する予定でした。12種を1つにまとめてパッケージすれば簡単に作ることが出来ます。

しかしそれでも今に至るまで商品化していないのは、ただ12種のキューブが揃っただけでは「インパクトが弱い」と感じたから。『森のかけら』の場合は、240種を図鑑的な感覚で考えているので、その中では価値が低いと思われている木(価値を見いだせていない人間の勝手な思い込みに過ぎないのですが)も、高額で取引される木(出口が明確化され経済価値が高いと思われている木)も図鑑のAtoZの1つとしては絶対必要な存在で同等の価値を持つと思っています。まあこれも私の勝手な解釈に過ぎませんが。

そこから12個だけ取り出して『誕生木のかけら』としてみた場合、図鑑的な意味合いが消えてただのキューブ感が強くなってしまって不安でもあったのです。それなら『森の5かけら』はどうなの?と思われるかもしれませんが、あれはもともと興味はあるけど経済的に『森のかけら100』や『森のかけら36』が買いづらいという学生さん向けに作ったものでコンセプトが違います。そんな理由なんて後付けでどうでもなるのかもしれませんが、そのあたりがややこしい性格で納得出来ないものは作れない(笑)。

ただ誕生月の木を12個集めただけというのではなく、それに何か別の意味合いが持たせられたら商品化したいのですが、なかなかそれが思いつきませんでした。それでサンプルまでは作ったものの永らく放置していました。それが今回、ご依頼があって久しぶりに誕生木のかけらを12個並べてじっくり観察していたら、あるひらめきが!もう少しひねって味付けできれば近いうちに商品化出来るかも?まあそれが売れるかどうかは別の話で、自分が納得できるかどうかだけの自己満足な世界ですが(笑)。




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