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日野猛仁君(日野相互製材所社長)とは同じ歳でものが言いやすいこともあって、ちょっとある事をお願いしています。乾燥機がなければできないことですが、仕事というよりは私の個人的な趣味のようなもの。しかし【森のかけら】や『モザイクボード』も、そんな視点から生まれた商品なので、これは決して遊びではなくて、未来の商品化につながるかもしれない知的好奇心なのです。普通こういう段階では手の内はさらさないものなんですが、ゴールがかなり遠いところにあるので。
まず1つ目が、『たまごの燻製化』。たまごといっても本物のたまごではなくて、木で作った『森のこだま』。ちょうどサーモアッシュの需要が急に増えたため、それらをカットした端材が大量に溜まっていたので、どうにか利用できないかと考えていたのですが、板はサーモ化することで外壁にも使えるなど硬度が増したり、腐食にも強くなることが分かったので、たまごだったらどうなるのかというのが原点。イメージ的には燻煙卵。とりあえず、たまごやこだま、りんごを投入~。
どれぐらい乾燥させればどうなるのかまったく分からないので実験あるのみ。日野君にお願いして、乾燥機の隅っこにちょこんと並べてもらって、何度も何度も乾燥を繰り返してもらいました。その結果がこちら。炭化してしまう少し手前の状態です。だからどうだというわけではないのですが、いろいろと分かったことはあります。私のものづくりのモットーは、いまあるモノといまある機械や道具を使って、特別変わったものではないものにどれだけ、物語を付加できるかということ。
そのためにはものづくりの動機やプロセス、その商品化に誰がどのように携わったという事も非常に重要。なぜならそれらひとつひとつが大切な付加価値だからです。なのでこの焦げて表面割れして、傍目には無駄に思えるような結果も、実は既に新商品に欠かせない「物語の始まり」なのです。ここからどういう風に展開させるか、それはまだ言えませんが、じっくりと熟成させてある日突然、「こんなものが出来ました!」と告知できればと。2つ目は、『ナチュラル除草剤』ですが、この話は改めて。
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