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しまった~!学校つながりで『学校教材』の話を書こうと思っていたのに、興味のあるものが目の前に現れるとすぐに心移りしてしまう駄目な人間です・・・。ところで、この数年【森のかけら】の購入先が木材業者・設計士・住宅関係業者から、中学校・高校・大学・自治体・博物館などの公共機関に大きく変化してきています。こちらからダイレクトメールを送るなど特別な営業をしているわけではなく、強いて言えば『公費でのご購入の際は納品後のお支払い』で対応させていただいている程度。
学校関係からのお問い合わせが多いのは、早い段階からお取扱いしていただいている、技術家庭科など学校の授業で使う教具を扱う問屋・㈱トップマンさんのカタログのお陰もあると思います。今まで沢山ご注文いただいてはいたものの、カタログを持っていないのでどういう形で掲載されているか見たことがなかったのですが、小野中学校で授業をさせていただいた時にカタログがあったので初めて拝見させていただきました。印刷されたものを見ると、画像も同じものなのに何だかよく見える〜。
弊社のホームページからご注文いただくようなコアな方は、大抵拙ブログなどを読み込んでからご注文されるので、メールのご注文の言葉の端々にすらも「私も木のフェチです〜」感が滲み出ているもので、こちらもついつい問い合わせの返信メールとしてはありえないほどの長文のお返事を書いてしまうのですが、イベントや展示会などでは予備知識皆無の一般人の方と対峙するわけですから、まずもって「これは何?おたく何屋さん?」という禅問答のようなやり取りからスタート。
木フェチでも木マニアでもなければ、特別木に関心が高いというわけでもないが、たまたま通りがかったら何やらいろいろな色合いの四角いものがいっぱいあるので声をかけてみた的な方との会話。そうです、まともな良識ある材木屋であれば、こういう方々にこそ木の良さを分かってもらうチャンスなんだと、張り切ってご説明するものです。しかし残念ながらこちらは偏屈材木屋でしかも木に対して倒錯した愛を感じる木フェチ野郎、一般常識など通用するはずがありません。
木に興味の無い方にも木の事を知ってもらおう・・・そういう高邁な理念をお持ちの立派で健全な材木屋さんは世の中に沢山いらっしゃいますので、是非そちらの門戸を叩かれた方がよろしいです。こちらは『毒りんご』なんてものを生み出す常識外れの材木屋でございます。もう百万回は聞いたであろう「これ何?」の問いは、私にとって石鎚山に登るよりも辛い修験者の荒行のようなもの。その点、教具専門カタログは、前提の説明不要で理解度が高い方向けなので実に心が癒されます~。
何度やらせていただいても一向に上達しないのはご愛嬌というわけにもいかない年齢になってきたのですが、それでもお声をかけていただけるだけありがたい事。小野中学校のキャリア教育「職業科」推進事業の一環で、今年7年目の出張授業をさせていただきました。木工の実技は、ベテラン池内・谷コンビ。愛媛県産ヒノキの椅子を作るという木工の授業で、私はそのうちの1講座で、木の話をさせていただくという定番コース。本当は木の話をした後、自ら木工の指導もできればいいのでしょうが・・・
対象は中学2年生で、毎年相手は入れ替わっていくので、レジュメそのものは使い回しができるのですが、その時々のこどもたちの反応を見ながら、組み立てていくので内容はガッツリ作り込んでいるわけではありません。こういう出前授業とかが一か月に複数回でもあれば記憶も新鮮なのでしょうが、久しぶりに真面目な話をしようとすると、学名とか何科とか人名などがどうしても思い出せずシドロモドロになる事も・・・。昔バスガイドさんは凄いと思っていましたが何事も繰り返しの鍛錬。
この職業科の授業は、木工以外にも保育、情報、芸術、科学、工業などのいろいろな分野に分かれていて、子どもたちが自分で好きなコースを選べるようになっています。それぞれの講座には、地元で活躍されているプロフェッショナルの方が講師として指導にあたり、5月から10月にかけて延べ10回の授業をするというものです。情報の授業では、愛媛新聞社の社会部の担当の方が講師になられて、新聞製作を実践したり、工業の分野ではロボットの組立をするなど多彩な内容。
状業の前に講師の皆さんが校長室で顔を合わせたりするのですが、分野は違ってもものづくりをする人同士って非常に個性的でお話していてもとても面白く、そこからご縁が出来たりすることも。一方で、私の場合は「木の話」だけですので、何となく肩身が狭い・・・。こういう時には、今更ながら口だけでなく技術も習得していればなあと強く後悔します。やはり、自らの腕でモノを生み出していく力というのは偉大だとつくづく感じます。せめて言葉がその何分の一でも思いを伝えられれば・・・
昨日に続いて『伊達400年祭』のお話。昔から宇和島をはじめ南予のお祭りでは牛鬼(うしおに)とよばれる不思議な容姿の山車(だし)が町を練り歩くという風習がありました。頭が牛で首から下は鬼の胴体を持つという牛鬼の起源は、かの加藤清正が朝鮮出兵の際に敵を威嚇するために作ったとか、勇猛な家臣が猛獣と戦ったからだとか諸説あるようですが、八ツ鹿やらすずめ踊りやら家紋にまで動物をあしらう(雀)伊達家ですから、牛鬼のルーツも仙台に起源があると考えるのは深読み?!
ところで、かつて真珠養殖日本一として名を馳せた宇和島ですが、昨今は赤潮の被害などもあって経済的な苦境が伝えられていた事もあり、イベントの盛り上がりに一抹の不安を感じていましたが、私が行った日はちょうど餅まきの時間帯と重なった事もあって、商店街は驚くほどの人の群れ!伊達の威光をなめておりました(汗)。商店街アーケードでは南予から県外まで多様な飲食店が出店されていましたが、こういうイベントでは鉄板の人気を誇る『木の玉プール』にも多くの子どもたちが!
現在、『木育(もくいく)』という言葉、活動がどこまで世間で認知されているのか分かりませんが、難しい事はさておき人は木(木のモノ)を見ると無性に触りたくなる、何かを作ってみたくなるといううのは世代や性別、地域、国籍を超えた『人間の本能』であると言って間違いないと思います。最初は遠巻きから、いつまでも木と遊び続ける子供に呆れていた親も次第に一歩ずつ近づいてきて最終的には、誰も見ていなければ自らも木の玉プールに入って戯れたいとい心境に。
このところ不思議に宇和島とご縁があって、この半年でも5、6回も宇和島に通っています。このご縁が続いている間に、また伊達400年祭で盛り上がっているうちに未だに訪れたことの無い、七代藩主・伊達宗紀が隠居の場所として建造し、国の名勝にも指定された優美な日本庭園『天赦園(てんしゃえん)』にも行ってみたいのですが・・・。もともと歴史好きではあったのですが、この歳になって更に興味が増したというよりも、『森のしるし・戦国家紋』を作り始めてヒートアップ!
有名な戦国時代の武士の家紋を調べているうちにドンドン深みにはまってしまい、戦国家紋シリーズも3弾まで作り、その後明治維新シリーズ、植物紋、動物紋など一時は家紋から抜け出せないような状態に陥り、気がつけばその種類も100に及ぶほどに・・・ようやく今は正気を取戻し己の暴走した軌跡を冷静に見つめるようになりました。完全な暴走でしたが、そういう風に瞬間的に情熱が沸騰しないと見境のない本気のモノづくりっで出来ないと思うんですが、そう思うのは私だけ・・・?
★ 森のしるし・・・直径46mm 厚み10mm 材質ビーチ(ぶな) 無塗装価格 ¥2,500/各10個セット(消費税・送料込み) http://morinokakera.jp/shouhin/?cat=49
宇和島市は、愛媛県の南部に位置(松山市から南西におよそ90キロほどの距離)する人口約8万人の城下町です。リアス式海岸を活かした真珠養殖やマダイやハマチなどの養殖が盛んで(昨今は魚価の低迷で苦境が続いているようですが)、闘牛なども有名ですが、高校野球ファンには甲子園の常連校『宇和島東高校』の名前で馴染みがあるかもしれません。その宇和島市では現在、『伊達400年祭』が開催中です(今年の3月~11月)。その間伊達家や歴史に基づいたさまざまな催しが開催されています。
その一環で、先日も『武者ゆるキャラ大集合』というイベントが宇和島商店街で開催されたのですが、家内が『木の玉プール』や木の玩具などを持って『木育』のお手伝いに行かせていただきました。私は別の用事もあり、片付け間近な時間帯にお邪魔しただけなのですが最後まで大盛況でした。伊達家と宇和島市の繋がりについて、愛媛の人なら知らない人はいないでしょうが、県外の方の中には「仙台の伊達家が、なぜ愛媛で400年祭?」と怪訝に思われる方もいらっしゃることでしょう。
「独眼竜」で知られ、戦国大名としても人気の高い伊達政宗には、陸奥仙台藩の第2代藩主を務めた忠宗という息子(二男で嫡子)がいますが、その忠宗とは異母兄弟の庶長子である秀宗という長男がいます。秀宗は政宗とともに大坂冬の陣で徳川方として従軍し、その功績を認められ慶長19年(1614年)に徳川秀忠より宇和島藩10万石が与えられ入城し、ここに宇和島藩の歴史が始まります。それから数える事400年の今年、宇和島で『伊達400年祭』が開催されているのです。
初代藩主伊達秀宗から、第9代藩主伊達宗徳まで伊達家が250余年にわたり宇和島を治める事になり、宇和島では独特の文化が育まれる事になります。私は宇和島に近い南予の野村町(現西予市野村町)の生まれですが、子どもの頃は『宇和島=伊達藩』という意識はほとんどありませんでしたが、南予地方では祭りに欠かせない八ツ鹿踊りなど仙台伊達藩から伝わったとされる独特の文化、風習が根づいています。 他にも南予にはお祭りで町を練り歩く牛鬼という独特の山車(だし)があります。明日に続く。
石鎚山のイベントの話、2日目。我々を乗せたロープウェイの中では、見慣れる場違いの木の玉などへ好奇の視線を浴びながら荷物を運び上げ、成就駅から少し上がったところの少し開けたところに、このイベントを企画運営されている㈱大広西日本松山支店の芝さん、おはなし屋えっちゃんこと武知悦子さんと皆で手分けして設営。木の玉を囲む木製サークルは収縮可能になっていて、全部広げると写真のように大の大人が入ってのまだ余裕があるぐらいのサイズにまで広がります。
そうして徐々に準備を進めていく間も我々の横を登山者の皆さんが、何とも訝(いぶか)しげな表情で続々と横切って行かれます。中には興味津々のような方もいらっしゃるのですが、さすがにこれから山に登るためにやって来られた皆さんですから、足を止めて遊んで行こうという方はなかなかいらっしゃいません。しかししばらくすると成就社で昨晩からお泊りになっていた方や、早朝からお上りになっておられた家族連れの方々が少しずつ立ち寄っていただくようになりました。
こちらはえっちゃんの相方である『どんぐりおくん』。見慣れぬ人形とえっちゃんの軽妙な腹話術に驚いて足を止める人や、人形が喋り出したとたじろぐ子ども続出!こういう屋外イベントって、少し人が集まり出すとドンドン人が群がってくるものなのですが、さすがにここは石鎚山に登ろうというガチガチの目的の人だけしかやって来られませんし、ロープウェイの時間も決まっていますのでそうのんびりもしていられない事情もあります。そうしているうちに風が強まり黒い雲が・・・
これはやばいという事で、雨が落ちて来る前に急遽場所を移動。少し下のロープウェイ成就駅の駅構内で再開。ここではロープウェイの時間まで待たれているお客さんがいらして、時間待ちの家族連れの皆さんたちが集まっていただきました。ゴールデンウイークの期間中はロープウェイも臨時便が出されていて、通常は20分に1本なのですが、10分間隔で登山客の皆さんが入れ替わり目まぐるしいほど。小学校にあがる前の未就学児もドンドン登って来るにはちょっと意外でしたが石鎚山大人気!
私たちは今回はここより上に行く予定も無かったので軽装ですが、ほとんどの皆さんがガッチリしたトレッキングスタイルで少し驚きました。私の中では白装束のお遍路さんスタイルのイメージが強かったのですが、色とりどりのカラフルなトレッキングウェアを身にまとい、厚底のトレッキングシューズを履き、大きなリュックを背負った石鎚登山のベテランといったような方ばかり。そのうち雨が降り出して、自分の軽装を後悔するほどに強く寒い風が吹きはじめてきたのです・・・続く。
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