森のかけら | 大五木材


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先日の日曜日に広島からお客様がご来店いただきました。その数日前に会社に電話がかかってきていたのですが、家内が電話で話させていただいていたので、私はその日に来客があるという事しか知りませんでした。私はてっきり、日曜日なので観光かあるいはなにか用事があって愛媛に来るので、それならついでに前から気になっていた材木屋にでも寄ってみようか程度のノリだろうと勝手に思い込んでいました。遠方から『木のもの屋・森羅』で扱っているクラフト商品を求めてご来店される方も少なくないからです。

ところが約束に時間にやって来たのは、大工道具を積んだ仕事仕様の一台のワゴン車。中から出てこられたのは広島市内で建築の仕事に携わっておられるKさん。SNSで『森のかけら』の事を知って一目惚れして、どうしても現物が見たくなったので、そのためだけにわざわざ広島からご来店いただいたのでした。東日本の方とかは、広島と愛媛というと瀬戸内海を挟んで対峙している地図のイメージからなんとなく「近い」と思われている人が多いようですが、実は意外と遠いのです。

広島県庁から愛媛県庁までだと、しまなみ海道を通っておよそ200キロ弱。高速道路を使っても3時間はかかります。往復6時間かけて、『森のかけら』のためだけにやって来られたのです。しかもよく話を伺うと、今年はお勤めの建築会社の業績が良くて会社から臨時ボーナスを貰ったので、そのお礼に会社の社長に『森のかけら36』をプレゼントしたい、と仰るのです・・・号泣!ご本人も仕事ではそれほど多くの樹種を使うわけではないけど、知識・情報として知っておきたいので自分の分も買いたいと。

しかも、社長に贈るものと同じ樹種で揃えたい!初めてお会いしたので実態は存じ上げませんが、さぞかし雰囲気がよくて社員からの人望厚い社長が経営されていらっしゃるのでしょう。それでいつも以上に熱量を込めて木の話をさせていただき、二人でどれを入れる、どれを外すと36種のセレクトに喧々諤々。新広島市民球場の外野テラス席に使ってあるピンカドは外せませんぞ!厳島神社クスノキは必須などと作り手冥利に尽きる楽しい時間を過ごさせていただきました。頑張れ、カープ!




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