森のかけら | 大五木材


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20130114 1カーボンオフセット』、この言葉が世間でどれぐらい認知されているのでしょうか?言葉の解説としては、「日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方」と環境省は謳っています。う~ん、これだけで理解できる方は多くないでしょう・・・

 

20130114 2私自身も初めてこの話を聞いた時には、理念としては理解できるものの具体的な形として想像できませんでした。「カーボンオフセット」という用語は、「二酸化炭素(カーボンダイオキサイド:carbon dioxide)を相殺する(オフセット:offset)」に由来しているそうで、要するに社会全体で排出された二酸化炭素を、植林や間伐などの森林整備活動を通じて二酸化炭素を固定化させた量で相殺するという事です。それを市場で流通させるためにクレジット化したのが、『オフセット・クレジット』という制度。

 

20130114 3頭で考えるよりは、具体的な形で見た方が理解しやすいと思います。弊社では先日、久万高原町が間伐の促進による二酸化炭素の吸収量をクレジット化したものの一部を購入しました。愛媛県の場合は、昨年県が作成したオフセット・クレジットのロゴマーク『つながって丸』を商品などに表示しています。そのPRとして、『つながって丸』のノベルティ商品(森のしるし)を作らせていただいたのですが、恥ずかしながらその時にもまだその実像がよく理解できてはいませんでした。

 

20130114 4環境省、林野庁をはじめ多くの組織や団体・企業で、この制度について説明や解説がされていますが、言葉で読むとなかなか分かりづらいものがあります。私なりの解釈としては、実際に山や森で木の管理(植林・伐採)に関われない人でも、このマークのついた商品を購入することで、間接的にそういう活動に協力・支援できる制度だと考えています。弊社の場合、零細企業ゆえ大量にクレジットを購入する事は出来ませんが、少しずつ身の丈に合った範囲で購入量を増やしていくつもりです。明日、後半戦!




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