森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
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20130212 1この数日、『モザイクボード』や『森のりんご』など新商品の発表を続けていますが、それぞれ商品開発に着手した時から考えると数年以上が経過しています。商品を寝かせて熟成させたなどという格好のいいものではなく、ただただ私の怠慢なのですが(不本意ながらその時間によって)、商品にコクが生まれたという棚からボタモチ的な効果も得る事が出来ました。熱しやすく冷めやすい私の性格のせいで、すっかり陰に隠れてしまった商品もあるので、改めてここに紹介します。

 

20130212 2このHPを制作した当時には既に完成していたので、弊社オリジナル商品としては「歴史ある商品」なのですが、私のPRが下手で折角作ったものがうまく押し出せていません。商品製作に関わっていただいた方々にも申し訳ない気持ちいっぱいなのが、こちらも『膳シリーズ』。そもそもの制作のきっかけは、【森のかけら】で端材の活用方法に道を見出したものの、(根っからのケチ根性が)やっぱり大きなモノを小さく切り刻んでしまう事には抵抗があり、大きな端材の出口を考えた事。

 

20130212 3ひと口に端材といってもその長さや幅、厚みはバラバラで、中に長さこそ短いものの、幅が300mmぐらいあるようなものもあります。その活用方法として【森のかけら】が生まれたのですが、あまりに短く小さくカットしてしまうには忍びないような面白い杢目のものも出てきます。木の目合の妙味は、ある程度の大きさの中で感じられるもので、【森のかけら】ぐらいの大きさになってしまうと、伝わらなく杢の面白さもあって、それでは折角端材にまで残った杢が生かしきれずモッタイナイ・・・!

 

20130212 4という事で、大きなサイズの端材をそれなりのサイズで活かそうと考えたのが『膳シリーズ』なのです。そもそもシチュエーションとしてイメージしたのは、武将が戦を始める前に、仲間と酒を酌み交わせる出陣の膳。かなり絞り込んだ設定ですが、その方がよりイメージが鮮明になります。戦場という非日常的な緊急場面でも、木の杢や手触りなど粋にこだわった膳、という感じが狙いです。そういう場面で使って下さいとうわけではありません、あくまでもイメージ、妄想です・・・さらに明日に続く!




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