森のかけら | 大五木材


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20130214 1商業店舗に限らず一般住宅でもカウンターやテーブルなどに無垢を使いたいという要望が増え、小さな倉庫の奥の奥にしまってあった適材を引っ張り出す作業が連日続いております。初めて弊社に来られた方は、その雑多で奔放な在庫の山に唖然とされ、一緒に倉庫の中を歩きながら、適当なサイズの樹種をピックアップさせていただくと、マジックのように感心していただきますが、これが仕事ですので当然の事。一応自分なりには、何がどこにどう置いてあるかは理解しているつもり・・・です。

 

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それが、久し振りに倉庫の奥から出てきて何年かぶりにお日様の光を浴びたりさせると、(いつも私が傍にいて作業するわけではありませんので)付ける際に順番がいれ違ったりして、頭の中の在庫システムがすっかりショートしてしまいます。一端そうなってしまうと、倉庫が狭いので材を幾重にも積み重ねますので、何がどこに埋没してしまったのか探し出すのは至難の業!かすかな記憶と長年の勘で、倉庫の探索が始まるのです!

 

20130214 34mを超える長尺材については、置けるスペースが限られているので、まだ捜索もしやすいのですが、積み上げた材が崩れないようにガッツリ積み上げますので、材のコンディション(乾燥の程度、節の有無、杢の具合、傷や割れなどの状態などなど)をしっかり確認しておかねば、次にまた同じ苦労をします。最近はその都度デジタルカメラで画像を残すようにしていますが、かつてはフィルムでしたので、それほど枚数も残せませんでした。

 

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かなり奥の方から材を引っ張り出した時は、倉庫の掃除も兼ねて大掛かりな事になります。当然、晴れている時に行なうのですが、納期や検品の日程上、少々天候が怪しくても強行せねばならない時もあります。大掛かりな作業になると2、3時間かかる事もあるので、過日のように突然雪でも舞い出そうものなら大変な事に・・・!広い倉庫があっても広いと広いなりに使ってしまうので結局同じ事。更にこういう作業が決して嫌いではないのでたぶん永遠にこれを繰り返すのだと思います。




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