森のかけら | 大五木材


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巨きな倉庫があって、すべての材を倉庫の中で雨や風や埃などから守ってやれたらどんなにいいかと思うけれど、悲しいけれど現実は小さな倉庫に収まる材はほんの少しで、多くの材が屋根のあるだけの倉庫の下で、夏の暑さや冬の寒さに耐えていて、とても申し訳ないような情けない気持ちになってしまいます。最近木材を加工する機会がドンドン増えてきて、加工場の材を外に出したせいもあるのですが、そういう現状を目の当たりにして思うことは、この木を入れる倉庫を建てるか?

 

 

いやいや、とんでもない!そうじゃなくて、狭い倉庫なりに工夫して使うこと!本当に超長期在庫しても必要なものとそうでなくて短期間で回すものとの見極めをしっかりしなければと、少しずつですが倉庫の根本的な整理に取り組んでいるところです。さて、こういう現状では雨は凌いだとしても、風や埃の影響で、差し掛けの屋根の下に保管している材は汚れてしまうことも。出荷時にブロワーで埃を飛ばしたりはしているものの、中には水で洗浄するという荒業で汚れを落とす材も。

 

 

もちろんそんな荒業に耐えられる木といえば、ウッドデッキなどに使われる超高耐朽木材しかありません。そう、ブラジル産の『マニルカラ(アマゾンジャラ』です!部分的に雨に濡れたりすることもあって、そうなると埃の付着も半端ではなくなるため、ブラシで水洗いするのですが、事務所の前の水道の所でバシャバシャ水を使って木を洗っていると、こちらを見つめる不安そうな視線を感じます。「あら、あのひと材木屋のくせに木を水洗いしてるけど大丈夫なのかしら?」

 

 

これは外部に使うアイアンウッドという非常にタフで水にも耐える木なんです、なんて看板でも立てて水洗いでもすれば安心されるのかもしれませんが、「自分の大切な商売道具をあんな事にしてしまって、(頭)大丈夫なの?」なんて思っていやしないかと、小心者の私は気が気ではありません。強く水洗いしたマニルカラですが、その後立てかけておけば1、2時間ですっかり乾いてこんな感じになります。それもこれも倉庫に保管していれば周囲にいらぬ心配をかけることもない話なんですが・・・。




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