森のかけら | 大五木材


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例の『モミジバフウ』ですが、製材してから1ヶ月が経過。用材として使うのはまだまだ先の事なんですが、短いものや薄く挽いたものは形がいびつなんで桟を切って並べることが難しいんで立て掛けて乾かせていてこれでも結構乾きました。丸太に一番鋸を入れた耳付きの部分を『ガッパ』と呼びますが、さすがにそのあたりは弊社でも利用を悩むものの、だからといって捨てたりはしません。置いておけばそのうちいずれ「使い道」が発見されるのでなかろうかという「言い訳」でとりあえず一緒に乾かせたりしています

またそういうものから(辺材なので水分の多い赤身が含まれないこともあって特に)乾燥が進んでいくのですが、見た目はすっかり変わっています。製材直後は瑞々しかった材面もすっかりくすんでしまいましたが、それでもひと削りしてみると御覧の通りクリーム色の木肌が再生されます。今回ご縁があって大量にモミジバフウが入手できましたが、それまでこうしてまじまじとモミジバフウの材面を見ることもありませんでした。なにしろそれまで私にとってモミジバフウといえば【森のかけら】の材料。

その程度の認識しかなく、用材としての視点でモミジバフウを考えたこともなかったのですが、さすがにこれだけ大量に土場に積みあがると、真剣に【森のかけら】以外の出口も考えなければなりません。当然大きなものはカウンターやテーブルにも使おうと目論んでいますが、他でもあまり家具や内装などに利用されたという事例もないようなので、自ら試しながら出口を切り拓いていくしかありません。まあまだ完全に乾いたというわけではありませんが、こうしてみた感じでは十分家具としても使えそう。

大きい材は乾燥までにもう少し時間がかあkりますが、小さなものはドンドン乾いていくので、物理的な問題(限られたスペースを有効に生かさないといけないという事情)もあって、早めに出口から出て行ってもらわねばなりません。当然そこには【森のかけら】とか『モザイクボード』という出口があるものの、素材自体がその出口に対象としてはやや大きいので、もう少し大きな出口を探したいのと、こういう骨に残った肉のような部位も何とかしたい。使えない?いやいや、世の中に使えない木なんてないっ




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