森のかけら | 大五木材

1月の末頃に『モミジバフウ』の丸太を大量にいただいた話をアップしましたが、モミジバフウ祭はまだまだ継続中!丸太を製材所に持ち込んで、板状に賃挽きしたもらったのですが、挽けた板が続々と弊社に戻ってき始めました。私が手を加えることが出来るのは、こうして板になってから。丸太が手に入り、運んだりしている作業は『祭りの準備』段階で、ここからが本当の祭りの始まり!祭りが盛り上がるかどうかは、それを支える各パートの熟練スタッフの存在があればこそです。餅は餅屋!

今回はすべて厚み50㎜前後の耳皮付きの板に挽いてもらいました。製材直後の板には、挽き粉が大量に付着していますので、まずは1枚ずつ表裏ひっくり返して挽き粉を掃いて化粧直し。今の時期は気にならなくても、暖かくなってくると挽き粉に含まれている水分が、木材腐朽菌繁殖の原因になりかねませんので、丁寧に時間をかけて掃き出します。そうすると挽き粉に隠れていた本来の顔が現れます。高級銘木のようなものであれば、この段階で1枚ずつサイズを測ったり検品、撮影までします。

ただし今回はモミジバフウ祭りですので、枚数が恐ろしく多いのと、これから用途を考えるということもあって、敢えて今は検品しません。とりあえず枚数が多いので、乾燥させることを主目的とします。格付けはしないにしても、中身は気になります。1枚ずつ桟を切って並べるわけですから、必然的にすべての板と面通しを行うことになります。細部は控えなくとも、このLOTにどういう程度のものが含まれているか、ザックリとイメージできれば十分。祭りの成否はこれがうまく乾燥してからのこととなります。

こうして丸太挽きの板を見ていると、いつも感じることがあります。私が丸太を買ったり、仕入れたりする場合、選木なんてことはほとんどなくて、一般的には用途不明で首をかしげたくなるような小さな広葉樹の場合が多いので、挽けば当然が絡んできます。そんな節まみれの板を何枚も何枚も見ていると、これが木本来のしかるべき姿であって、無節なんてかなり無理した窮屈な姿なのではなかろうか(あくまで私の妄想)なんて思ってしまうのです。むしろ変幻自在な節や入皮や虫穴のある表情に強く惹かれてしまうのです




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