森のかけら | 大五木材


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昨年末に待ち望んでいた郵便物が届きました。送り主は「阪神タイガース」。そうです、阪神タイガースファンクラブの会員証及び入会記念品(継続会員も毎年更新時にもらえます)です。地方に住むファンにとっては、チームとの絆を実感できる大切な瞬間。中身はなにかも分っているものの、開封するときのドキドキ感は格別。毎年これを開けるときは、【森のかけら】にもファンクラブ的なものを作って、商品を買ってもらうたびにポイントを付与するシステムが作れたらいいなと思うのですが、とにかく飽きっぽい(笑)

私は途中で継続するのを忘れてしまって、再入会したので現在は、5年~10年目の「プラチナ会員」。継続10年目になると「ダイヤモンド会員」になります。そこから先は年間プラス3万円を払えば、「ダイヤモンドプラス会員」にもなれて様々なサービスを受けられるのですが、さすがに滅多に観戦に行けない地方ファンにはハードルが高すぎます。きっと熱心な木材ファンの中にも、こういう特別なサービスを受けたいなんて思う奇特な人は少なからずいると思うのです。作ってみたいなあ~『森のかけらファンクラブ』。

会員は会員証に好きな背番号を選んでプリントできるのですが、私は今までずっと鳥谷敬選手の背番号「1」を選んでいました。それが残念ながらああいう形で退団してしまったので、今年からは同じ高橋姓の髙橋遥人の背番号「29」を選択。ユニファームも高橋遥人で揃えています。同じ名前という事もありますが、タイガースの将来の左のエースになって欲しいという希望も込めて。今年は外国人8人体制でシーズンに臨むということで、フロントも並々ならぬ決意を示しています。

戦力整備もほぼ終わり、今年の陣容も見えてきましたので、これから開幕まではファンの妄想タイム!先発は誰それ、中継ぎは、抑えは、スタメンは、とそれぞれに期待数字を乗せていくと軽く100勝を超えて、優勝しかないっ!と悦に入るのがこの時期のなにとりの楽しみ♪ 今年は球団創立85周年の記念の年という事ですが、記念の年であろうがなかろうがファンはいつだって勝って欲しい。自分がそうだから強く思いますが、どんな優秀な営業マンも敵わないのがファン。だって愛に理屈が無いですから!やっぱり『かけらファンクラブ』はいるな!




鳥谷選手の退団と同じく残念だったのが、阪神タイガースの投手陣の屋台骨を10年の長きにわたって支え続けてくれた剛腕ランディ・メッセンジャー選手の引退です。毎年ほぼ200イニング近く投げながらも故障知らずの剛腕は、大の日本好きで遠征に行った各地のラーメンを愛した大和魂を持ったナイスガイでした。今年は開幕から我慢の投球が続いて、ファームでの調整もしながらの投球でしたが、全盛期の勢いは取り戻せませんでした。ランディがいるうちに優勝してほしかったなあ・・・

ほぼ2mの長身のランディと173㎝の梅野選手との身長差30㎝の凸凹バッテリーがもう見れないと思うと寂しい。その梅野選手が、ランディの引退に寄せて語った、「(ランディとバッテリーを組んで)成長させてもらった。感謝しています」の言葉も胸を熱くします。引退試合前の練習ではチーム全員が揃いのランディの背番号54の入ったシャツを着て引退に花を添えましたが、いかにランディがチームメイトから愛された選手だったかが分ります。嗚呼、本当なら鳥谷選手の引退試合も甲子園で壮大にしてもらいたかったなあ・・・

最後の試合後は、家族も呼び寄せて奥様とはグランドでアメリカ人らしく熱い抱擁をして、最後はチームメイトと集合写真。ランディには4人も子どもがいるのですが、引退といったってまだ38歳ですから子どもだってまだ幼い。野球選手としてはひと区切りですが、人生はまだまだこれから。スポーツ選手引退のニュースを見て、その年齢が自分より全然若いのに、と思い出してから随分経って、今はその世代が監督までしているぐらいなのですから。そういえば当初は同じように高身長体型のスタンリッジと見分けがつかなかったことを懐かしく思い出しました。

引退と言えば、敵ながら偉大なプレーヤーであったジャイアンツの阿部選手の甲子園での最後の打席は感動しました。ほぼ同世代の阿部と藤川球児選手のストレート対決にはしびれました!1級ごとに湧き上がる大歓声。うなる豪速球、全身全霊のスイング!グランドに流れるふたりだけの凝縮された時間。故障や挫折を乗り越えた互いのチームの看板選手だかたこそ、そに一挙手一投足にファンが思いを寄せるのです。ふたりが背負ってきた重圧やプライドが交錯する素晴らしい対決でした。勝つ野球も大事ですが、見せる野球も大切。ランディも阿部選手もお疲れ様でした。次のステージでの活躍も期待しています。




私は阪神タイガースのファンクラブ歴も長いのですが、会員には名前の入った会員証がもらえます。そこには自分の名前や会員番号の他に、タイガースのユニフォームの絵があってその背中に自分で選んだ任意の背番号をつけられます。私は入会した時からずっと1番を選んできました。最初に購入したユニフォームの背番号は1番。そう阪神ひと筋の鉄人・鳥谷敬選手です。4年前に鳥谷選手がメジャー移籍するのではと騒動になった時にもこのブログで鳥谷選手への思いを綴りましたが、早いものでもうあれから4年。

メジャー移籍は断念して、そこからまた4年間タイガースの選手として頑張ってもらいましたが、若手への切り替えと年齢のことなどもあり、今年は出場機会も減り主に代打での登場となりました。残念ながら代打でも期待された数字はも残せませんでした。しかしそれでも甲子園で、「代打、鳥谷敬」とアナウンスされた時の歓声はいまだにどの選手よりも大きく激しい。背番号1番をつけたユニファームを着ている観客のなんと多い事か。それだけ多くのファンが、甲子園で鳥谷選手を観たいと思っていることの証です。

しかし、江夏、田淵、掛布とかつてのミスタータイガースと球団の軋轢の類に漏れず、鳥谷選手も最後は不本意な形での退団となってしまいました。長年応援してきたファンとしては実に残念。長女と観た試合は最終戦ではありませんでしたが、凡打に倒れても場内からは拍手が送られていました。そしていよいよ阪神での最終戦、球場では観ることが出来ませんでしたが、代打で登場するともの凄い歓声に包まれ異様な盛り上がり。その後もショートの守備に就いて、阪神タイガースの選手としての鳥谷敬の姿は見納めとなりました。

仲間からの胴上げの誘いに対しても、引退するわけじゃないんだからと拒む姿も鳥谷らしい。ベンチに引き上げた後も無人のグランドに響く鳥谷コールに1度だけ現れ、軽く帽子を脱いで会釈するクールっぷり。そして鳥谷がベンチの奥に引き上げたいよいよ最後、オーロラビジョンに『今までも、これからもずっと、君がヒーローだ。鳥谷 敬』の文字が・・・。それを見た瞬間、涙が溢れそうになりました。ありがとう、不屈の名ショート、鳥谷敬。私の中ではずっとずっと君がヒーローだ!!




今年も阪神タイガースにはたくさん楽しませてもらいました。最後の奇跡の6連勝ちで滑り込み3位。CSは残念でしたが、私の中ではペナントレースで終わっているのでそこから先はおまけ。またドラフト会議では、1~5位までまさかの高校生指名というロマン溢れる決断で、将来が大いに楽しみです。思えば1年前に、大阪ガスの近本選手を1位指名した時に、声高に1位指名選手にふさわしくないだの、失敗ドラフトなどと吹聴した人は、己の目の節穴さ加減を恥じているところでしょう。『自分監督』好きなことが言えるのもプロ野球の楽しみではありますが。

大木だって種の時には将来のその姿など想像もできませんので、今年指名された選手たちも雨に打たれ風に耐えて頑張って大成してもらいたいです。それと今年はファンクラブのプレゼントで、応募していたものが2点も当たりました!阪神タイガースのファンクラブってなんと約18万人(雑誌で阪神のファンクラブ担当の方がインタビューで答えられていたので間違いない。しかも無料会員も同数ぐらいいるらしい)もいるので、毎回全員が応募するわけではないとしても、そこで年間2階も当たるというのは天文学的数字なのではないかと思います!?

当選したのは、夏に開催される『ウル虎の夏』イベントの期間中に甲子園に来場した人にだけ無料でもらえるウル虎の夏ジャージ(開催日がすべて平日なので毎回悔しい思いをしていたのでメチャ嬉しい~!)と、もうひとつはシーズン終盤のヤクルト戦の内野席のペアチケット!長女が神戸のホテルにパテシエとして就職して神戸に独りで住んでいるのですが、その事を話したら、野球にあまり興味がなかったものの行ってみたいということになって、初めて長女と二人で甲子園でナイター観戦することが出来ました。長女も甲子園の雰囲気に大興奮!

野球のルールもよく分かっていませんでしたが、甲子園の雰囲気にすっかり魅了されました。また来年も来たいと言ってくれたので、ウル虎のジャージは娘にあげました。素敵な時間を与えてくれて本当に感謝です。お蔭様で香川でのファームの1試合も含めると、今年1年間で阪神タイガースの試合を10回も生で観ることが出来ました!既に来年の日程が発表されていますので、もうしっかりと予定を組んでいます。来年はうまくいけば最大で14試合観れそう!これそのままいくと年間シートに手を出してしまうかもしれなくて怖い(笑)その一方で寂しい話もありました・・・




それにしても甲子園球場は美しい。昼間の球場もいいけどカクテルライトに照らされて天然芝が鮮やかに映える夜の甲子園は一層素晴らしい!日程上の問題でなかなか甲子園のナイターに来ることが出来ないのですが、灼熱の太陽に肌を焼かれながら、暑さに耐えてビールを流し込む夏のデイゲームとはまたひと味もふた味も違います。涼しい風が吹く中で、グラウンドとこの距離感で野球を観れる幸福感。チケットをいただいた明石住建渡辺社長には足を向けて寝れません。渡辺社長とこのご縁が出来たのは、実はこのブログがきっかけでした。まだまだ突発的ながら関西圏での仕事も増えてきているのですが、私が入社した頃、まさか県外での木の仕事があるなどとは夢にも思いませんでした。もしもこのホームページを作っていなかったら、もしもこっちの方向に進んでいなかったら、人間万事塞翁が馬

昨年まさかの最下位に転落したタイガースをここまで引っ張ってきたのは、ドラフト1位の近本光司選手。ちょうど近本選手(背番号5)が三塁ベース付近に!身長は私よりも低い170㎝ということですが、全身がバネのよう!近本選手は、淡路島の出身なのですが、今年神戸に就職した長女の会社の本社が淡路島なので、勝手にこっちでご縁を感じています。それまで1年に1度通るかどうかであった淡路島も今年はもう10回近く通らせていただきました。なんだかそのうち淡路島でもご縁が繋がりそうな気がしたり・・・。

木かもと選手といえば、昨年のドラフト会議でタイガースが1位指名で大阪桐蔭の藤原選手で競合してクジを外し、更に近本選手の高校の後輩にあたり立命館大の辰巳選手も競合しクジを外し、いわゆる外れ外れでの1位指名となりました。その際に会場からは一昨年の大山選手の時のような悲鳴のような歓声があがりました。評論家からもその1位指名に疑問の声や戦略ミスとまで酷評されました。正直私もここまで活躍してくれるとは思いませんでしたが、それにしても失礼な話です。ドラフトの評価っていかに主観的で適当なものか。

結局、事前にメディアで取り上げられていない選手を指名できれば成功、出来なければ失敗というのはあまりに短絡的。よくそれでまがりにも公のメディアでその是非を語れるものだと思います。どの業界も同じですが、他人のふんどしで相撲を取る「評論家」もどきのいかに無責任なことか。その一方で地道に現場に足を運び取材を重ねて信頼性の高い記事を書くスポーツライターもいて、そういう人って記録や数字以外の人間性などもよく観察していて、入団後に活躍できるかどうかの話にも説得力があります。

タイガースが勝てばスポーツ新聞を買って詳細を再確認するのは当然ですが、私が興味があるのは数字よりも選手のひととなりや人間くさいエピソード。プロ野球のそういう話に興味を持つようになったのは、山際淳司さんの『江夏の21球』からで、それまで成績や記録で野球を追いかけていましたが、それから先週個々の人生ドラマや物語に強く惹かれるようになりました。誰に頼まれているわけでもないのに何がひとをここまでひとを惹きつけるのか?!木材ファンの拡大戦略にこのあたりが欠けているのかも?何でも仕事に結びつく、何でも仕事のヒントになる。

 




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