森のかけら | 大五木材

20140622 1後から聞いた話だと、このあたりで『ナラ枯れ』が起きているようで、熊の食料となるどんぐりが少なく、腹を空かせた熊が山から下りてくる事も結構あるのだとか。人家のごみ収集所のゴミをあさる姿も見られるそうで、熊にとっては死活問題です。日本国内には、北海道に生育するヒグマと、本州以南に生育するツキノワグマの2種類の熊がいます。体長が2mを越え、体重も200キロも越すという「日本最大の陸上動物ヒグマ」に比べると、ツキノワグマは小型です。

 

Exif_JPEG_PICTURE体長も1~1,3m、体重も80キロ未満ということなので大型の犬のようなもの。雑食ですが、冬眠から目覚めると前の年に落ちたブナやナラなどのどんぐりを主食とするらしいのですが、ナラ枯れの影響でどんぐりが少なく、食糧を探して親子で徘徊していたのかしれません。改めて木は人間のためだけにあるのではなく、虫や鳥や獣など多くのものがその恩恵を受けていてその影響は計り知れないのだということを実感しました。衝突した熊が無事であってと願うばかりです。

 

20140622 3もし蜂が地球上からいなくなれば、人間は4年以上生きられない。蜂がいなくなれば受粉ができなくなり、植物は育たず、そして人間は滅びる」とはアインシュタインの有名な言葉ですが、現実に数年前からヨーロッパやアメリカでは蜂が一瞬にして大量に姿を消すという事件があちことで起きています。その原因とされているのが、ネオ二コチノイド系農薬ではないかと言われているようです。ミツバチの神経を破壊して方向感覚を狂わせ、帰巣できなくなる可能性のある劇薬!

 

20140622 4この農薬は害虫を駆除する力が極めて強い事から、生産効率を追求する大規模農園で使われているらしいのですが、それが結果的に蜂の大量消失につながっているのではと問題になっていて、既にその使用が禁止されている国もあります。効率や経済優先の考え方で本来自然界にないものを作り出し、それが本来あるべきものを殺していく・・・他人事ではなく、木を扱う人間として木に対して「マテリアル」以外の謙虚で本質的な視点も持っておかねばならないと思うばかりです。

 

CA341154★『どんぐりの5かけら』・・・¥2500(税別)

国産のドングリのなる木の5種をセレクトしました。

アカガシ』『クヌギ』『シイ』『シラカシ』『ミズナラ』

配送につきましては、『エクスパック500』を使いますので全国一律¥500です。詳しくは、こちら




20120605 1昨日の続きですが、語れば語るほどに何だか哀愁が漂ってきそうですが・・・後半は少し格好いい男の姿を!「タフでクールな男」の姿は映画や小説の中にしかなくなりつつあるのかもしれませんが、私が子供の頃の漠然とした大人の男のイメージは、古い映画で観た「酒場と煙草の煙」でした。幼き頃にTVで観た映画「カサブランカ」や「マルタの鷹」のボギー(ハンフリー・ボガード)や西部劇のジョン・ウェインの決してスマートではないやや初老の姿こそが私のダンディズムへの羨望なのです。

 

20120605 2ジョン・ウェインがイデオロギー抜きに西部の荒野を無邪気に駆け回っていた頃、その手には戦う男の象徴・ライフルが握られていました。その銃床として重宝されているのが、『ブラック・ウォールナット』です。チョコレート色の濃厚なグラデーションと柔らかすぎず硬すぎない適度な触感が好まれているようです。ブラック・ウォールナットの銃床ではなかったと思いますが、亡き父も昔猟銃を持っていて、時々雉(キジ)狩りに出掛けていました。昔の残像が少年の中に「男」のイメージを構築していきます。

 

20120605 3続いて、樹皮の色合いと樹形のたおやかさから「女松(雌松・めまつ」と称される『アカマツ』に対して、樹形の色合いと逞しい樹形から「男松(雄松・おまつ」と称される『隠岐の黒松』。かつて日本中で大発生したマツクイムシに虫害を受けて、いまや入手すらも難しい貴重な木となってしまいました。クロマツに限らず、松の出番である梁丸太すら使わない家造りが増えてきて、住宅現場においてもその姿を見る事が珍しくなってきているのは寂しい現実ではあります。その姿も父の存在感と重なるかも・・・。

 

20120605 4同時に、昨今の住宅から姿を消しつつあるおのに『大黒柱』があります。大黒柱という言葉が語り継がれているように、かつては多くの家にどっしりした大黒柱が、心の拠り所として文字通り屋台骨を背負ってきたのでしょうが、間取りの変化とコストダウンの荒波の中で、「心の拠り所」や「象徴」は丸裸にされ、構造的な必要性が求められなくなると、ただの「無用の長物」と評価されている辛い時代です。そこにあるだけで、凛とした空気間が漂う無言の存在感、ケヤキ(欅)は長らくその責を背負ってきました。そんな男の5かけらです・・・。

★『タフでクールな男の5かけら』・・・¥2,500(¥2、625 消費税込み) 注文ボタン




20120604 1木偏に「母」の付く木・『栂(つが)』はあっても、私の知る限り木偏に「父」の付く木はありません。にもかかわらず、折角の「母の日」にうまくPRできなかったので、まだ少し先なのですが、17日の「父の日」に合わせて「父の日関連商品」をPRさせていただきます。かなり強引ですが、己の願望も含めて作ったのがこちらの『タフでクールな男に贈る5かけら』です。「マザーツリー」の異名を持つ木や、「母なる木」と形容される木は世界中に多く存在しています。大地に深く根を張り、次世代を生み出す「生命力の源たる」その姿から母性をイメージするのは当然で、わずかに存在する「ファーザーツリー」の姿は遠くに霞んで・・・。

 

20120604 2それが自然界の掟なのかもしれませんが、あえてその中から「父なる木」のイメージをすくいあげてみました。まずはそれぞれ個別のこじつけ、いや解説を・・・。直接的に「父」の言葉が冠した木は存じ上げないので、「父=大人の男」という広域解釈が大前提です!男の憧れ(?)、キングの木といえば、『ホワイトオーク』。その重硬な材質と太くくっきりした年輪から『キング・オブ・フォレスト』の愛称でよばれています。また、お父さんの好物であるウィスキー樽の素材としても有名です。

 

20120604 3建築・家具材としても実に有用な材で、フローリングや框、テーブル、カウンターなどの家具材としても広く使われています。弊社でも厚みが38㎜の挽き材を在庫していますが、同種の『ミズナラ(水楢』に比べると木目はややさっぱりした印象ですが、見た目以上に比重は大きく、手にするとズシリと重みが伝わります。男性的なイメージがありますが、調度品などとの相性も良く、和洋を問わず汎用性のある木です。ナチュラルな雰囲気を望まれる方にはうってつけの材です。

 

20120604 4また以前にも紹介させていただきましたが、こちらはホワイトオークで作ったベンチ。画像は無塗装ですが、植物性オイルを塗ると上記の画像のように濡れ色になって渋みが増します。大人が横になってくつろげるロングサイズです。ちなみにこのホワイトオークのベンチは、長さは1800㎜、奥行き500㎜、背板まで含めて高さ800㎜のサイズです。製作から少し時間が経過して、少し小傷もありますが特価¥160、000(消費税・送料別)。クールでハードな大人の男を目指される方、いかがでしょうか?この項、明日に続く・・・




20120513 3本日は『母の日』という事で、一昨日に続いて『母の日』に関する『森のかけら』商品をもうひとつご紹介。それがこちらの『森の5かけら・お母さんに贈る5かけら』です。240種ある国内外の『かけら』の中からテーマを決めて5種をパックにしたのが『森の5かけら』シリーズで、現在約30数種のテーマがあるのですが、この『お母さんに贈る5かけら』はかなり早い時期に思いついていました。印刷物や諸般の事情で、順番こそ5かけらリストの最後の方になっていますが、アイデア自体は早く生まれました。

 

20120513 2土佐栂・『霧島栂・木偏に母の漢字の由来は、実の大きさが母(親)指ぐらい、(お乳のような)白い樹液が出る、葉にも養分が多い事などから。葉の並ぶ様子「つがう」が語源。

ブナ』・・水分を多く含み豊饒の森を作ることから 

カバ』・・「森の女王」と称されるほど木肌が美白

オカン』・・文字通り、関西風に!

 

20120513 3森の巨木はよく母親(マザー・ツリー)に例えられますが、大きなハートで包み込んでくれるお母さんにちなんだ木を5つセレクトしました。これらの木以外にも「マザーツリー」の名称を持つ木は少なくありませんが、ここでは240種のリストに入っている木の中から独断と偏見で「母なる木」を選びました。木以外にも、命を生み出す母(マザー)に例えるものは沢山あります。それに比べ父に例えられるものやエピソードの何と少ないことか。それが男、オスの宿命でしょうか・・・。

 
 20120513 4
 『土佐栂』 については、今までに何度もこのブログで触れてきました。先日の『木言葉書』の際にも、その希少性について触れましたが、『木言葉書』の方はこちらの栂のフローリングの端材を利用できるのですが、『5かけら』となると厚み40㎜程度の材料が必要になります。端材をとはいえ、何かの意味があってこの世に産み落とされたもの。最後の最後までしっかり使わせていただく責務を感じます。しかし何といってもこのテーマの肝は『オカン』!詳細は改めて【今日のかけら】にて・・・
 
  
 
¥2,625(¥2,500+消費税)

配送につきましては、『エクスパック500』を使いますので全国一律¥500です。一度に5セットまでは同封出来ますので、5セットまでは¥500とお考え下さい。

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20111207 1本日は久し振りに『森の5かけら』のご紹介。このシリーズ、既に30アイテム以上出来上がっているのですが、ブログでのご紹介が遅くなっていてすみません。今回ご紹介するのは、『木彫りの5かけら』。木材の用途は多岐あれど、古来から伝統的に利用される木らしい使いかたという意味では、木彫り・木工クラフトという分野があります。木彫りにはいろいろな木が使われています。それこそ流通が未発達の昔は、里山の中から彫りやすい木を選んでいたことでしょう。

 

20111207 2そのうちたくさんの木の中からそれぞれの「彫り」に適した材が決まってきました。「彫り」にもいろいろなジャンルがあります。そのジャンルごとに最適だとされている木を1つずつピックアップしました。5つの木は、『山桜ヤマザクラ)』、『(ホオ)』、『木曽キソヒノキ)』、『カツラ』、『(クスノキ)』 の5種。まず日本の伝統的な「彫り」として思い浮かぶのモノに浮世絵の版木があります。美しい浮世絵を再現するために材が緻密である事は当然ですが、何度も刷りを重ねるために版木が磨耗性に強いという事が必要条件となります

20111207 3そこで浮世絵の版木として選ばれたのが『ヤマザクラ』です。滑らかで磨耗にも強い特質を生かして、サクラは和菓子の木型にも使われています。しかし最近は良質で大径木のサクラは貴重品で、そう簡単には入手できなくなっています。その良さは分かっていても値段もそれなりに高額で、素人が気軽には使える素材ではなくなりました。その代用として使われているのが『ホオ』と『カツラ』です。どちらもサクラに比べて軽軟で、材も均質なので初心者にも扱いやすい木です。

 

20111207 4また能面として利用されるのが『ヒノキ』ですが、これは当然年輪の詰まった素性の良い高齢木でなくてはなりません。例えば『キソヒノキ』のような上質な物でなければ、緻密な細工が出来ません。ヒノキでなければならないという訳ではありませんが、能面を彫られる方からはいつも『キソヒノキ』を指定されます。彫り慣れているという事もあるのでしょうが、顔に被った時にヒノキの凛とした香りも気持ちを高揚させるとか。モノによっては精緻な柾目が求められることもあります。

 

17最後にもっと大きな彫り、チェーンソーアートで使われるのが『クスノキ』です。日本の巨木ランキングの上位を占めるクスノキは大きく成長する木としても有名で、豪快なチェーソーアートの大作用の素材としては最適な材と言えます。サクラやキソヒノキなどに比べても割合廉価で入手出来るのも嬉しい事です。弊社では耐水性が高い性質を利用して水周りのカウンターなどに提案させていただいていますが、昔から彫材としても高い評価を受けています。以上、『彫りの5かけら』のご紹介でした。

 

木彫りの5かけら』 ¥2,625(¥2,500+消費税) 

 

配送につきましては、『エクスパック500』を使いますので全国一律¥500です。
一度に5セットまでは同封出来ますので、5セットまでは¥500とお考え下さい。6セット~10セットまでは送料¥1000。以後、5セット単位でプラス¥500とお考え下さい。

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