森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

昨日に続いて『森のたまご』の話です。『プレミアな端材』(あくまでも私の独断と偏見ですが)の出口として『森のりんご・プレミアム』を作りましたが、あんまりに幾つもあちこちにプレミアムの出口を作りすぎると折角のプレミアム感が薄くなってしまうので、ここではあまりプレミアさにはこだわっていません。スギヒノなどの汎用性の高い針葉樹とは差を明確にするため一応、ベーシックとスペシャルとプレミアの分類はしています。

今後も『プレミアのたまご』はあまり増やしていく予定はありません。現在プレミアとして在庫があるのは、『ウェンジ』、『ゼブラウッド』のみ。最初は『チューリップウッド』や『キングウッド』、『リグナムバイタ』なども作ったりしましたが、人気・販売の両面でも『森のりんご』とは大きく差がついたので、プレミナな木材の出口は今後は『森のりんご』に集中していく方向です。それ以外の新しい出口が見つかれば方向転換の可能性はありですが・・・。

『森のかけら』や『森のりんご』に比べると商品としての立ち位置が弱いこともあって、作ってはみたものの販売的には苦戦しているのですが、それでも直角が多い弊社の商品の中では貴重な曲線を持つ商品なので、普段見ることの少ない曲面が見れるというだけで自分的には満足しているのです。まあそれでは商売にはなりませんので、少しでも多くの方にその存在を知っていただこうということで、オンラインショップでも販売させていただくことにしました。

スギクスノキオニグルミなどの身近な木でも作っているので、『森のりんご』よりはリーズナブルな価格でいろいろな種類の木の曲面と触り心地を楽しみたいという方は是非どうぞ!自立できるので、集めてただただひたすらに眺めていたいというコレクターにはうってつけの商品かもしれません。たまごの裏面には3ケタの数字がレーザーで彫ってありますが、『森のかけら240リスト』の番号です。なおプレミアの木は『プレミア36』のリストに準じています。




商品が揃っていないからというわけでなくて、ただただ私の怠慢でオンラインショップにアップできていなかった『森のたまご』ですが、ようやくオンラインショップでもお買い求めいただけるようになりました。今頃?って感じで大変恐縮なのですが・・・ここで改めて商品の説明もさせていただきます。端材の出口の基本である【森のかけら】ですが、当初から50や60㎜もあるものを小さく削る事に抵抗がありまして、わずか数㎜の差(かけらは仕上がり35㎜)なのですが、その数㎜が焼却炉の塵となるのはどうしても許せない・・・という『モッタイナイ』から生まれたのが『森のたまご』。

同時期に『森のこだま』という商品も作っているので話をややこしくしているかしれません。Lサイズのニワトリの卵ぐらいの大きさで、自立するのが『森のたまご』で、それよりふたまわりぐらい小さくて自立できないのが『森のこだま』です。似たような商品が同時期に出来た理由は上述通りなのですが、商品名をつける時に大いに悩みました。私の中では先に『森のたまご』があって、後から『森のこだま』が出来ました。自立するのにたまごってどうなの?と思われるかもしれませんが『たまご』という言葉を使いたかったというのが本音。

 

問題はそれより小さな楕円形の商品の名前。形だけで考えればこちらの方がより『たまご』らしいものの、卵型のものをうまく言い表して分かりやすい言葉が『たまご』と『こだま』ぐらいしか思い浮かびませんでした。もちろんそれぞれの頭にはシリーズ商品としての『森の』という言葉が付きますので、それを付けた上での言葉の響きも大切にしたかったのです。より小さな玉ということで、『小さい玉木(こ)の玉(木の葉などの〔こ〕)のダブルミーミングから『森のこだま』に決定しました。

そういう命名の裏話もありますが、大きさが違うのと自立するかぐらいの違いしかないため、混同される方も多くて、イメージ的には小さな方を『森のたまご』だと思い込まれているケースも多々あり。せめてしっかり用途が分かれていればまだ区別しやすいかもしれませんが、そこは弊社の『森のかけらシリーズ』の共通コンセプト『楽しみ方も自分で考えてね、そこを考えられるのも木の魅力』なんて、ハナッから「作り手側が放棄」してしまっているので余計に混乱するのだと思います(笑)・・・続く




20160905-%ef%bc%91日野猛仁君(日野相互製材所社長)とは同じ歳でものが言いやすいこともあって、ちょっとある事をお願いしています。乾燥機がなければできないことですが、仕事というよりは私の個人的な趣味のようなもの。しかし【森のかけら】や『モザイクボード』も、そんな視点から生まれた商品なので、これは決して遊びではなくて、未来の商品化につながるかもしれない知的好奇心なのです。普通こういう段階では手の内はさらさないものなんですが、ゴールがかなり遠いところにあるので。

 

20160905 2まず1つ目が、『たまごの燻製化』。たまごといっても本物のたまごではなくて、木で作った『森のこだま』。ちょうどサーモアッシュの需要が急に増えたため、それらをカットした端材が大量に溜まっていたので、どうにか利用できないかと考えていたのですが、板はサーモ化することで外壁にも使えるなど硬度が増したり、腐食にも強くなることが分かったので、たまごだったらどうなるのかというのが原点。イメージ的には燻煙卵。とりあえず、たまごやこだま、りんごを投入~。

 

どれぐらい乾燥させればどうなるのかまったく分からないので実験あるのみ。日野君にお願いして、乾燥機の隅っこにちょこんと並べてもらって、何度も何度も乾燥を繰り返してもらいました。その結果がこちら。炭化してしまう少し手前の状態です。だからどうだというわけではないのですが、いろいろと分かったことはあります。私のものづくりのモットーは、いまあるモノといまある機械や道具を使って、特別変わったものではないものにどれだけ、物語を付加できるかということ

 

そのためにはものづくりの動機やプロセス、その商品化に誰がどのように携わったという事も非常に重要。なぜならそれらひとつひとつが大切な付加価値だからです。なのでこの焦げて表面割れして、傍目には無駄に思えるような結果も、実は既に新商品に欠かせない「物語の始まり」なのです。ここからどういう風に展開させるか、それはまだ言えませんが、じっくりと熟成させてある日突然、「こんなものが出来ました!」と告知できればと。2つ目は、『ナチュラル除草剤』ですが、この話は改めて。




20141020 1掌の中で楽しめる小さな森こと『森のこだま』。本物の卵よりの少し小さなぐらいの大きさ(高さ49mm、楕円形で最大径39~40mm程度、最終工程は手作業による磨き仕上げなので多少の誤差はあります)で、おとなの手だと片手に3,4個は乗せる事が出来るぐらいのサイズです。造り始めた当時は、触感が滑らかで気持ちがいいという程度の判断基準で樹種を選んでいましたが、『誕生木・12の樹の物語』が出来てからは、その12ヶ月の誕生木を中心に製作しています。

 

Exif_JPEG_PICTUREこの『誕生木』と『こだま』という組み合わせが、生まれ出ずる命の象徴のような感覚で受けいれられ、想定以上の反響があり、実は現在製作が全然間に合っていない状況なのです。ある程度までは機械で削りますが、最終工程が手磨きということもあり、1日でそれほど大量に作れるものでもありません。更に弊社に入荷後、植物性オイルを塗って乾燥させて、最終磨きをしますので、100個単位の注文となると一ヶ月ぐらいかかってしまう事もあります。嬉しい悲鳴なのですが・・・。

 

GE DIGITAL CAMERA自分の誕生月のものを買うという事になると、12ヶ月すべてを同等に揃えておかないとならないのですが、ちょうど生まれたばかりのお子さんの記念にとか、もうすぐ生まれる友人の赤ちゃんへのプレゼントに、という動機付けでお買い求めになる方もいらして、当月を含めた2、3ヶ月前後の誕生月のこだまのご注文が多く、今ですと9、10、11、12月あたりのご注文を多くいただいております。ただしそれらは現在在庫がほとんど無い状態でして納期も少しいただいております。

 

Exif_JPEG_PICTURE左の画像はちょうど先日、その中で12月の誕生木である『モミ(樅)』の塗装と仕上げ磨きをしているところです。タオル生地の上にズラッと並んだ「モミのこだま」たちを眺めていると、今まさにここから何かが生まれてくるような感じがして妙に神聖な気分になったりもします。ただしモミは軟らかい木ですので、加工中の小さな生傷が絶えません!軟らかい分、キズの直しも容易ではあるのですが、それも数が多くなってくると結構な時間がかかります。

 

Exif_JPEG_PICTURE手のかかる子どもほど可愛いともいいますが、同様に手のかかる『こだま』ほど可愛いもので、手をかければかけるほど愛おしさも増してくるものです。しかし中にはどうにもならないやんちゃ坊主が時々でてくるもので、そういうものは今のところ分けておりますが、『夢のかけら』のようにいずれ別の形で世に出すつもりです。本来の『森のこだま』についても供給能力が乏しく、長らくお待たせするのは大変心苦しいのですが、世の中「待っていただけるうちが花」とも申しまして・・・




20140719 1それからライフスタイルがガラリと変わって現代になると、今自分の周りを見渡しても木のモノがどれぐらいあるでしょうか?木のモノに囲まれた暮らしをしている人といったら、とても贅沢な人と思われるほど、我々の暮らしの中から木のモノは急速に姿を消しつつあります。その反動でしょうか、最近木のモノを見直そうという動きが急速に高まってきているように感じるのです。だからといって大層な御題目を唱えて、木材文化の復権を!などと叫ぶつもりはありません。

 

20140719 2無理して強いられたものは長続きしないからです。決して強要せず、自然な形で普段から木のモノに接し、それが自分にとっていいものなのかどうなのかも自分で考えてもらいたい。いいと感じれば、少しずつでいいから木の事に興味を持って、読んだり調べたり探して、木を身近に使っていただきたい。そして終の棲家たる我が家についても何がベストなのか、何が大切なのか、自分でしっかりと考えていただきたい。『誕生木のたまご』がそのきっかけがなればいいと思うのです。

 

20140719 3その『誕生木のたまご』が出来るまでのドラマについても、渡辺社長はじめスタッフの皆さんが素敵なビデオにまとめていただいております。そのプロモーションビデオはこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=WWDu92O_SJE。私は昔、産婦人科の先生に「病室の内装に無垢材を貼ってはどうですか?」という提案をしたことがあります。生まれた赤ちゃんが初めて出会う木の文化の入口として、またその香りが疲れたお母さんの心を癒してくれるのではと思いから。

 

20140719 4残念ながらそれは未だに実現できていませんが、しかしこうして別の形で赤ちゃんが最初に出会う『ファーストウッド』のお手伝いをさせていただくことが出来て感無量です。木のモノに格段のご理解をいただいたただ 葵鐘会の皆様にもただただ感謝するばかり。お陰様で大量注文への対応も少しずつノウハウが蓄積されております。是非、一人でも多くのお母さん、赤ちゃんの元に我々の思いが詰まった『誕生木のたまご』が届けばそれに勝る喜びはありません。

 

20140719 5ちなみに『誕生木のたまご 12の樹の物語』は、住空間設計Laboさんの公式サイトからのご購入も可能です。販売サイトURL: http://www.tanjoumoku.com 価格 :2,000円/個(税抜) サイズ:横 約4cm×高さ 約5cm (9g)
素材:全12種類 1月 松(マツ)、2月 胡桃(クルミ)、3月 桧(ヒノキ)、4月 山桜(ヤマザクラ)、5月 杉(スギ)、6月 樟(クスノキ)、7月 栃(トチ)、8月 欅(ケヤキ)、9月 朴(ホオ)、10月 栗(クリ)、11月 銀杏(イチョウ)、12月 樅(モミ)

【医療法人 葵鐘会 キャッスルベルクリニック】 愛知県名古屋市西区天塚町2丁目7番地  TEL  052-529-1333 RL http://www.castlebell.jp

【住空間設計Labo(株式会社Labo)】 兵庫県明石市松の内1丁目4番地13 TEL  078-929-1551 URL  http://www.jk-labo.com




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2018年10月
« 9月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
Scroll Up