森のかけら | 大五木材


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20141020 1掌の中で楽しめる小さな森こと『森のこだま』。本物の卵よりの少し小さなぐらいの大きさ(高さ49mm、楕円形で最大径39~40mm程度、最終工程は手作業による磨き仕上げなので多少の誤差はあります)で、おとなの手だと片手に3,4個は乗せる事が出来るぐらいのサイズです。造り始めた当時は、触感が滑らかで気持ちがいいという程度の判断基準で樹種を選んでいましたが、『誕生木・12の樹の物語』が出来てからは、その12ヶ月の誕生木を中心に製作しています。

 

Exif_JPEG_PICTUREこの『誕生木』と『こだま』という組み合わせが、生まれ出ずる命の象徴のような感覚で受けいれられ、想定以上の反響があり、実は現在製作が全然間に合っていない状況なのです。ある程度までは機械で削りますが、最終工程が手磨きということもあり、1日でそれほど大量に作れるものでもありません。更に弊社に入荷後、植物性オイルを塗って乾燥させて、最終磨きをしますので、100個単位の注文となると一ヶ月ぐらいかかってしまう事もあります。嬉しい悲鳴なのですが・・・。

 

GE DIGITAL CAMERA自分の誕生月のものを買うという事になると、12ヶ月すべてを同等に揃えておかないとならないのですが、ちょうど生まれたばかりのお子さんの記念にとか、もうすぐ生まれる友人の赤ちゃんへのプレゼントに、という動機付けでお買い求めになる方もいらして、当月を含めた2、3ヶ月前後の誕生月のこだまのご注文が多く、今ですと9、10、11、12月あたりのご注文を多くいただいております。ただしそれらは現在在庫がほとんど無い状態でして納期も少しいただいております。

 

Exif_JPEG_PICTURE左の画像はちょうど先日、その中で12月の誕生木である『モミ(樅)』の塗装と仕上げ磨きをしているところです。タオル生地の上にズラッと並んだ「モミのこだま」たちを眺めていると、今まさにここから何かが生まれてくるような感じがして妙に神聖な気分になったりもします。ただしモミは軟らかい木ですので、加工中の小さな生傷が絶えません!軟らかい分、キズの直しも容易ではあるのですが、それも数が多くなってくると結構な時間がかかります。

 

Exif_JPEG_PICTURE手のかかる子どもほど可愛いともいいますが、同様に手のかかる『こだま』ほど可愛いもので、手をかければかけるほど愛おしさも増してくるものです。しかし中にはどうにもならないやんちゃ坊主が時々でてくるもので、そういうものは今のところ分けておりますが、『夢のかけら』のようにいずれ別の形で世に出すつもりです。本来の『森のこだま』についても供給能力が乏しく、長らくお待たせするのは大変心苦しいのですが、世の中「待っていただけるうちが花」とも申しまして・・・




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