森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

双子の子どもたちも高校生になって部活も忙しくなり、なかなか家族五人で揃ってどこかに行くことが難しくなりました。子供たちが幼い頃は泊りがけでよく出掛けたものですが、なかなかみんなの都合が合いません。それが今年のお盆は珍しく数日間家族全員のスケジュールが合って、久し振りに日帰りで近くに遊びに行こうということに。お盆休みは弊社としては珍しく長期でしたが、仕事がかなり残っておりましたので休日出勤で仕事を片付けて、混雑を避けるために14日の早朝から車を走らせて岡山に向かいました。


私は知らなかったのですが、家内が岡山の児島に瀬戸内海が一望できる景色のいい場所があるというので、そこに向かうことに。岡山の南部の児島半島にあり、瀬戸内海国立公園にも指定されている『王子が岳』。朝早く到着したのでほとんど人もいない中、駐車場から数分歩くと噂通り瀬戸内海が一望できる場所に出ました。天気が良かったのと、朝早かったこともあってまだ涼しい中で、彼方に瀬戸大橋が眺められる絶景を堪能!ところで気になっていたのが、『王子が岳』という、いかにもいわくのありそうなこの地名。

説明の看板を読み下すと、昔この地に百済の王女が生んだ8人の王子が住んでいたという伝承に由来するという事です。なぜ百済の王女が・・・?歴史好きな私ですが、この時代の歴史って昔から苦手です。朝鮮半島で満州に高句麗、百済、新羅の三国が鼎立した時代、4世紀から7世紀あたりの朝鮮半島との歴史って(当然のことながら)やたら漢字が多いうえに、登場人物も地味で不思議と興味が湧きません。ということで歴史書を覗いてみると、神功皇后が朝鮮半島へ出兵し、新羅、百済及び高句麗を降伏させた。


その結果、百済の王族は倭によってその婚姻が決められており、基本的に百済王の后は倭人の中から選ばれ、その王子が王位に付くまでは人質として倭国に来ていたそうなので、王子が岳のあるこの地にも王子がやって来ていたのかも。八人の王子とは、柴坂の王子,坂手の王子,筈割の王子,峰の王子,日の王子,錫投げ王子,谷の王子,瓶割王子の八人。次第にディテールが分かってくると少しずつ興味が湧いてきましたぞ~。ただ家内や子供たちは興味も関心もないようで、王子の謎に足を踏み入れることなく次の地へ移動・・・




全国いろいろなところに行ってみておくもんだなあとつくづく思った事がありました。もうすっかり前の事(6/1)になるのですが、倉庫の中で作業をしていたら、事務所に一台のタクシーが停まりました。中から人が降りられた気配はしたものの、私の位置からはよく確認出来ませんでした。実は最近、お客さんがタクシーで乗り付けられるということも増えてきているのです。というのもうちの会社は県道(県道347号平田北条線)に面しているものの、空港や港から来県された場合、弊社に来るにはバスか乗用車しかないのです

バスは近くにバス停があるものの、自分では乗ったこともないので利便性もよく分からないうえにどこからどこまで乗り継ぎなしにいけるのかもよく分かっていないので、仕事で来られる方には不向き。ということで空港付近でレンタカーを借りるか、タクシーでご来店されるという事も多いのです。なので遠方からご来店される方は、交通手段をよくご確認下さい。話が逸れてしまいましたが、そのタクシーから降りられたのは、西島木材㈱の3代目・西島和之社長の奥様で、福井県あわら市のリフォームママこと、西島由紀恵さん。

実は西島さんとは面識もなかったのですが、弊社につなげていただいたのは三重県のビーバー隊長こと武田誠さん。たまたま用事で愛媛に来られていた西島さんがその様子をフェイスブックにアップしたところ、ちょうどそれを見ていた隊長が、「松山に来ているのならぜひ大五木材へ」とコメントされたことで、素直な西島さんは何かに操られるようにタクシーに乗り込んだのでした。突然の訪問でしたが、隊長のご紹介とあらば全力でおもてなししなければ、との思うあまりこちらから一方的にベラベラと喋り捲ってしまいました。

西島材木店さんは、昭和23年に福井県あわら市で創業された歴史ある材木屋さんで、今ではリフォーム事業にまで手掛けられるなど幅広い活動されていますが、一方でこどもたちの木工教室や木育にも熱心で、由紀恵さんも多方面で活躍されていらっしゃいます。その西島材木店さんのあるあわら市こそは、昨年の木青連の全国会員福井大会の際に、私がお邪魔させていただいた『エンドウ建材店』(圓道忠雄社長)のある市なのです。西島さんに尋ねると会社の存在は勿論知っていたものの圓道君との面識はないとの事でした。

こういうご縁がつながれば楽しいです。西島さんとお話ししていたら、一瞬涙ぐまれたように見えたので、二階のクーラーが壊れていたので暑くて気分でも悪くなったのかと心配したのですが、後でブログを拝見したらそうではなかったようだったので安心しましたが、暑い日に熱い話で胸焼けさせてしまったのではと反省。この後、香川の山一木材さんのところまで走るつもりだということで、リフェームママはとってもアグレッシブ!後日【森のかけら】までご購入いただいたのですが、思わぬ福井とのご縁に頬も緩んだ一日でした。




三重県大台原のビーバーハウスこと武田製材をめぐる冒険譚ブログのまとめ

 遅ればせながら少しずつ更新しています。もし読んでやろうなんて奇特な方がいましたら、こちらからどうぞ!!

ビーバーハウス遥かなり・・・・・①  2017年5月2日5月18日分まで

ビーバーハウスに溢れる思い・・・②  2017年5月22日2017年5月29日


 

 




ビーバーハウスの土場に転がっていて、さあこれから製材しましょうとなっていた丸太がありました。それがこちらの『ナナミノキ』。モチノキ科の広葉樹ですが、今までほとんど耳にしたこともないはずの木なのに、なぜかその名前を最近聞いたような・・・そうだ、ここに来る前に酔った瀧原宮で柳田さんに教えていただいたばかりではないか!滝原宮で見たのは小さな若木だったので随分とイメージが違いますが、今までは見ていたはずなのに意識してなくて見えていなかったのが意識することで急に見えるようになった例。

私はこういうことを『目に前に大きな未確認飛行物体(UFO)がいたとしてもその事を認識してなければ見えていない(例えば鳥や飛行機として認識してしまう)のに、UFOに関する情報を得て、認識した途端にそれらが自分の周辺で沢山現れる、そういう事象に急に多く遭遇するようになる法則』だと考えています。自分で長いわ~!と突っ込みたくなりますが、実際そうやって目ではみていたはずなのに、見えていなかった(認識していなかった)木のなんと多いことかと自分でも驚いているところです。

この『ナナミノキ』なんてまさにその代表例。木って、そうやって身近で教えていただける人がいれば出会える機会は実は思っている以上に沢山あるものです。ところで、このナナミノキは以前も触れましたが、愛媛では『アオキ』と呼ぶ地域もあります。それはこの木が常緑樹で葉が表も裏も青い事に由来していて、アオというのは『日本における青と緑の混用』です。だから実際には緑の葉。実は赤くて、葉は緑、肌は白という典型的なモチノキの特徴。恐らく板に挽いてしまえば他のモチノキの仲間とたいして差はないように思えます。

にもかかわらず、『ナナミノキ』という名前から入ったために、この木は私の中では唯一無二の木のような存在になってしまったのです。しかしモチノキの仲間って板にしたり小さく加工してしまうと、特徴が似すぎていてほんとんど識別不可能なのではないかと思います。実や樹皮や葉のついている丸太の状態ならまだしも、完全に耳を断って板状になってしまえば、どれもこれも同じに見えます。なのでこういう風にモチノキの中でもその種類をしっかり特定できている木はありがたいのです。いずれ分けていただくことになりそう・・・




昨日、『シャリンバイ(車輪梅)』の事を運命的な出会いのようなテンションで書かせていただきましたが、以前から気になっている木があって、たまたまその名前がテレビやSNSで目や耳に入ったり、新聞や雑誌でそれに関する記事などと出会ったりすると強く脳に刻まれ、それが風化されないうちに再びその名前に出会ったりすると、これってもしや運命の赤いとで結ばれていたのでは~!なんて風に受け止めてしまうおめでたい人間なので、日々至る所で「運命の出会い」に感激するのに忙しいのです。この『ハナノキ』だってその1つ。

それまで名前すら知らなかったその木に初めて出会ったのは、昨年の6月の事。日本木材青壮年団体連合会(木青連)の全国会員福井大会の際に、先行して北陸入りして待望の『兼六園』+『金沢城』を観光中に、『金沢城公園』で初めてハナノキに巡り合ったのです。その時の様子については、ブログをご覧いただくとして、それからおよそ1年後に今度は三重で薄い板に挽かれたハナノキに遭遇。すると私の中の記憶はこの2つのたまたまの出会いを運命的なつながりだったかのように強く錯覚してしまうのです。

カエデ科カエデ属の落葉高木で、春先なると紅色の花が咲いて遠くから見ると、赤い花飾りのように見えるところからこの名前がつけられた木なのですが、ハナノキは日本の固有種で、長野、岐阜、愛知のみに自生しているとされています。愛知県では県木にも指定されていますが、この材もそちら方面からの仕入れだったか、ちょっと記憶が曖昧・・・。産地はともかく、板になってしまうとカエデの仲間なので、見た目の印象は「カエデ一族」。材としての特徴云々ではなく、そのネーミングだけで欲しくなってしまう木のひとつ

まあそう言ってしまうと身も蓋もないのですが、国産の硬質で白っぽい木ってどうしても印象が似たり寄ったりになってしまうのは仕方のないところ。材としてきわっだった特徴の無い場合は、名前から入るべし、というのが弊社の方針。なので、ハナノキはその名前だけで弊社の在庫に名前を連ねる資格があるのです。ただ、ビーバーハウスでは少し薄めに挽かれる傾向があるので、それに合わせた『出口』を早めに確立させる必要があります。これで二度目、三度出会ったらその時は有無を言わずに買うしかないっ!




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2017年12月
« 8月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
Scroll Up