森のかけら | 大五木材


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9月の『大五の日』は久々の日曜日です。ただし今のところは天気は雨の予報ですが・・・。晴天で平日、日曜日で雨、なかなか思うようにはいきませんが世の中そうしたものです。天気予報が外れることを期待しときます。さて、今回は日曜日という事なので、朝は9時過ぎ頃からボチボチ始めるつもりです。終了は18時頃の予定ですが、まあ当日の状況次第。今まで来たかったけれど、生憎仕事で来れなかったという方も今回はぜひ足をお運びください。駐車場は倉庫の裏側(南面)にあります。

あまりに天気が悪いと外に木材を並べられないかもしれませんが、今回は短尺の板材をまとめて廉価で販売させていただく予定です。長さが1m前後で4面プレーナー加工した板材(地栂、カラマツ)やヒノキ、パインの板など。当日までに倉庫を整理しながら特価品とか用意しようと考えていますが、今の時点では愛媛県産の小ぶりなサイズのクスノキホルトノキの耳付き板や、ブラック・ウォールナットの薄板などもサービス品にしようかと考えてはいますが、並べれるかどうかは今日以降の天候次第。

ナラパインのフローリングのB品から作った『ワイルドボード』も宅別価格にて販売します。端材を原料としたノベルティグッズが、コロナの影響でストップしてしまったので端材の動きが停滞。一方で、原木買いしたパプアニューギニアの丸太を挽いてもらっているので、その辺材が大量に出来上がっていて、在庫が溜まり過ぎているのでこのあたりで「回転」させたいと思っています。もちろん端材だけでなく、テーブルやカウンターなどに使える大きなサイズの板も販売しておりますが、倉庫が狭いので急なリクエストには応えらない可能性大です。

軽く下見をしていただいておいて、希望サイズなどを教えていただければ候補を何枚か揃えて用意しておくので、後日もう一度ご来店いただき実物を見ながらじっくり検討していただくという流れをお勧めしています。なお、今のところ注文家具の受注が多くて、大五の日に来られて材を決めてテーブルなどの発注してもらったとしても、最速で完成品をお届けできるのは11月下旬~12月頃となります。無垢の家具を考えられている方は納期にかなり余裕をみておいてください。嗚呼、日曜日が待ち遠しい!




コロナ禍の影響もあってキャンプが人気のようですが、弊社にもキャンプ繋がりで訪れられる人が増えています。会社が割と交通量の多い県道に面していることもあって、無料の端材ボックスを置いていたら、キャンプの薪に使いたいといって端材を取りに来られました。その頃、大量のノベルティグッズを作っていたので日々かなりの量の端材(さすがに弊社でも使いきれないサイズの端材)が発生していたのでこちらとして助かっていました。その後同じ方が短いスパンで取りに来られていたのですが、やがて別の方も・・・。

そのうち、「ここでキャンプに使う薪を無料でもらえると聞いてきたのですが・・・」という口コミで無料薪の存在を知った方も来られるようになってきました。薪用とっても別段何もしているわけでもなくて、製材した端材を短くカットして置いているだけなのですが、たまたま広葉樹を使った商品を作っていたので、「広葉樹の端材」が溜まっていて、それを持ち帰った人がSNSなどで呟いたの見られた方が「広葉樹の薪」を求めて来られるようになりました。広葉樹は針葉樹に比べると火持ちがいいので重宝がられるのです。

しかしこの周辺だとなかなか広葉樹の薪って手に入りにくいので、貴重な広葉樹の薪がしかも無料で入手できるという情報はキャンプ仲間内で尾ひれ背ひれもついて広がったのかも。まあ一過性のブームだろうと思ったいたのですがキャンプ熱は一向に収まる気配もなく、時には端材がすべて無くなってしまい手ぶらで帰られる方も。手ぶらというのも何なのでついでにご覧いただきたいのが倉庫の中の木材。自然の中にあるものを上手く活用するブッシュクラフトがキャンプの醍醐味ならば、この倉庫の中の木も活かして欲しい。

私自身はインドア派なのでキャンプには縁が無いので、キャンパーに何が求められるのかよく分からないのですが、持ち歩くに手頃なサイズで丈夫でオシャレということで人気なのがオリーブのカッティングボード。オリーブは油分が多く含まれていているので撥水性も高くて、ほどよい硬さがあり摩耗性に優れているので屋外のキャンプでも気兼ねなく使えます。キャンプというフィールドに本格的に乗り出せばもっと多くの「出口」に出会えそうですが、策士策して策に溺れそうなので一歩引いて様子伺っています。

 




倉庫内の「端材コーナー」を整理して2年ぐらい経ちますが、そのお陰で端材を求めてご来店される常連さんも増えてきていて、中には遠方から定期的にやって来られる方もいらっしゃいます。そういう方のためにも、本当は展示品をもっと入れ替えたいのですが、ストックヤードの問題もありましてなかなかそれが出来てなくてご迷惑をおかけしています。いろいろとやりたい企画はあるのですが、価格シールを貼るのも追いついていない有様。せめてものお詫びにと、毎週特価品を用意してご来店いただけるお客様向けのサービスを始めてみました。

端材コーナーを作って感じるのは、この周辺にもこれほど多くのアマチュア木工家がいたのかという事。隣の町内だったり、ごく身近なところで木を使ったものづくりをされている方がこれほど沢山いたのかという事に驚いています。その多くは趣味で作っている方がほとんどですが、中にはSNSで販売までされているセミプロのような方もいます。その中で、もう技術はアマチュアではなくてプロフェッショナルレベルに達しているのが、SNS でのビジネスネームが『木工雑貨 Dee』さんこと門屋さん。

本職は畳職人だったのですが、木工好きが高じて華麗に木工作家に転じられました。誰かに師事したり、専門学校に教わりに行ったというわけではなくてすべて自己流。ブローチやアクセサリーなどの精緻な小物から始まり、今では家具なども作られており、もうすっかりプロ。それだけで飯が食えればそれはプロという事です。ご自宅は近所なのですが、工場として使われている建物が少し離れたところにあって、時々ご来店されて必要な量だけ購入してもらっているのですが、その間隔がどんどん短くなってきているので順調に仕事が入ってきているんだと思います。

とにかく仕事が丁寧で、材も余すとこなくキッチリ使われます。まだ使われている樹種数は少ないので、これから樹種の底なし沼に引きずりこんでさしあげようと思っています!そんなDeeさんの商品が、近所の本屋さん「明屋書店MEGA平田店」内で『わたしのてしごと』展として、いろいろな素材でものづくりをされている地域のアマチュア作家さんと一緒に展示販売されています。期間限定で1ヶ月ごとにメンバーも入れ替わるようなので、ご興味のある方はぜひ今月末までに行ってみてください!




レジン用木材ありますか」という問い合わせがこの数ヶ月で急増!レジン(RESIN)とは植物から生じた「天然樹脂」の事です。水に溶けにくいという特性を生かして、古来よりニスとして使われてきました。天然樹脂の仲間としては、野球でピッチャーが使う滑り止めのロジンバックに使われるロジン(松脂)とか、映画「ジュラシックパーク」で恐竜復活のトリガーとなった琥珀、日本古来の柿渋などがあります。人工的に作った液体状のレジン(合成樹脂)による、いわゆるレジン工芸が人気なのです。

レジンと木材との相性がいいみたいで、割裂した木材の間に青いレジンを流し込んで固めて河のように見立てる作品などが、インスタグラムで投稿され人気を博しています。アートとして販売されているものから、個人が趣味として作っているものまださまざまな作品がSNSに氾濫しています。ナチュラルな木の耳の部分を活かした作品も多く、その材料を求めて全国各地から問い合わせをいただいております。そこで求めれているのは、なるべく変わった形のナチュラルな耳があるもの。変化が激しければ激しいほどいい。

最終的にはレジンで固めてしまうので、少々割れがあったり、節や傷、虫穴、腐朽菌による腐り、変色、青染みなども問題なし!つまり弊社の土場に積み上げれて、いまだ出口が定まらず迷走している木々たちが求められている時代がやって来たのです!まあその中でも画になるカタチが重要なので、なんでもかんでもいいというわけではありません。しかしこの「画になるカタチ」というのがミソでひとそれぞれ感覚が異なるので、レジン作家が増えれば増えるだけストライクゾーンの端も広がっていきます。

そうしたらソフトバンク・ホークスの柳田選手のような「変態打ち」をする人も出てきて、今まで日の目の当たらなかった耳付きの変形端材が急に人気者になる日がやって来るかも?!こういった耳付きに変形は、形のいびつな丸太を挽けば端の部分で生じてくるものですが、建築や家具の世界では用無しとされ、流通市場ではほぼ黙殺されます。しかしそれでも何かに使える道はなかろうかと、ずっと貯めてきたものがこういう形で人様に求められるというのモッタイナイ神様のお導き!端材に神宿る。




本日6月5日は『大五の日』!今月は土曜日の開催で、心配していた天気もまあどうにか曇天のままで雨は避けられそうなので、多くの木工マニア、木フェチ、アマチュア作家の方々のご来店を期待しています。先月は折角の日曜日開催でしたが生憎の激しい雨で、木材を展示するスペースも限定され満足いただけなったかもしれませんが、今回はそのお詫びも兼ねて特価品を多数用意しております。と言いつつ、私自身は現場納品があるので朝一から10時前後まで不在なのですが・・・。

数年前から一般の方向けに端材コーナーを作ったお陰で、さまざまな分野の方がいらしてくださるようになったのですが、それで分かったのはこの松山に木工のアマチュア作家さんが多数存在しているという事。まだ販売には至ってなくて趣味の延長という人からSNSで販売までしている人までさまざまですが、広葉樹に関してはその多くがネットで購入されていました。そこでの不満の1つが質感が確認できないという事。特に高価な木なれば猶更。

出来れば実物を触ったり質感を確かめて買いたいという気持ちはよく分かります。それは弊社のオンラインショップに木材をアップする時にいつも感じていて、果たしてたった4枚の写真だけで伝わるかな~と不安に思うこともあり、アップを見送ることもあります。特に高価な木は買う方も不安でしょうが、売る方だって勘違いされていないかとか、この節や微妙な反りとか伝わってるか不安なのです。実物を見ていただきたく大五の日用に材を仕入れました。

北米産広葉樹ブラックウォールナット(BW)は知名度抜群で、この木を求めてご来店される方も多いのですが、人気で端材が出てもすぐに売れて常に品薄です。家具屋さんなどプロ用の平板は、日本向けの最高級グレードを仕入れているので一般の方には手が出しにくい価格です。それで今回はアマチュア作家さん向けに、1200~1500㎜と長さも短くて厚みも薄く(約25㎜)節のある小幅サイズの廉価なBWを用意しました。お好みの板を1枚単位でバラ売りします。割れや節もあるので短く切って使う細工物向きにどうぞ!




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