森のかけら | 大五木材


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20141203 1本格的な冬の訪れを知る契機はひとそれぞれでしょうが、新聞紙上のスポーツ欄に踊る「FA」やら「移籍」、「自由契約」の漢字で冬の訪れを自覚するのは野球ファン。わが愛しの阪神タイガースは、日本シリーズでホークスに負けたものの、もともともらい物の日本シリーズ進出。もし阪神が勝っていたとしても、リーグで7ゲーム差つけられておいての日本一という、何だかよく分からない結果にもろ手を挙げて喜びにくい状況でした。にっくきジャイアンツに4連勝して溜飲を下げた時点で今年のシーズンは終了。

 

20141203 2阪神生え抜きの鳥谷選手が海外フリーエージェントとなり、メジャー挑戦を宣言していますが、ファンクラブのメンバーズカードには鳥谷選手の背番号『1』を入れている私としては、本意を翻して阪神に残って欲しいところです。去る選手もいれば来る選手もいて、悲喜こもごもですが、野球がストーブリーグに突入するといつも思い出す1本の映画があります。2011年に公開された、ブラッド・ピットオークランド・アスレチックスの実在のゼネラルマネージャー、ビリー・ビーンを演じた『マネーボール』。

 

20141203 3選手の評価や戦略をデータで分析する『マネーボール理論』を用いて、経営危機に瀕した球団を再建する辣腕ぶりを披露するのですが、その道のりは決して一筋縄ではなく、当初その理論は周囲から理解されず、負けを重ねて厳しい批判を浴びせられます。しかしその熱い信念は、遂にチームをリーグ新記録の20連勝へと導くのです。その手腕を買われ豊富な資金を持つボストン・レッドソックスがヘッドハンティングしてくるのですが、二度とカネで人生を決めないと決断していたビリーは巨額のオファーを蹴るのです。

 

20141203 4そして無謀とも言われたマネーボール理論でワールドシリーズを制するという不屈のドラマなのです。野球を舞台としているものの、すべての仕事、人生の生き方にも相通ずるものがあって、途中何度も泣きそうになったり、噴飯やるかたない怒りが込み上げてきたり、共感する場面がいくつもあって、今でも時々観ては気持ちを奮い立たせています。ビリーの革新的な理論に古参のスカウトが言います、「野球は数字だけではない」。それに対してビリーはこう言い放ちます、「変わらなきゃ終わりだ!」。

 

20141203 5誰もが現状に不満を持ち危機感を感じながらも、自ら変わって行こうとはせずに座して死を待つどこぞの業界人たちのように、ビリーを激しく批判する事で自らの正当性を主張しようとしまう。彼らの言葉は決して映画の中だけの言葉ではありません。しかし気をつけなければ、自分もいつの間にか古参スカウトのように、ぬるま湯の中から批判する立場になってしまっているかもしれません。批判は易く実践は難い。だからこそ誰もが心の中のビリー・ビーンを奮い立たえるのです、俺だって出来ると!

 

20141203 6蛇足ながら一方で、選手を完全にモノとして商品化し「流通」させる大リーグのマネーゲームには辟易してしまうのです。シーズン中でもバンバントレードを繰り返し、今年引退したヤンキースのジーターのように野球人生を1球団で終える選手なんて今後はほとんどいなくなってしまうのでしょう。まあ日本のプロ野球もその道を追随していて、選手個人への執着はドンドン希薄化あれつつあります。だからこそ生え抜きの鳥谷選手には阪神タイガースに残っていただきたいのです、野球はメジャーだけじゃないっ!!

 




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