森のかけら | 大五木材


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久しぶりにゼブラウッドの耳付き一枚板のテーブルを納品させていただきました。そのゼブラのような縞模様が名前となったゼブラウッドは「木の通」に人気のある木で、それはそれで十分に個性的な木なのですが、扱ってきた樹種が300も越えてくるとゼブラウッドですら普通に思えてきてしまう樹木底なし沼の恐怖!もはや感覚がおかしくなってきているのかもしれませんが、綺麗な無節の無欠点の木には食指が動かなくなりつつあります。なのでゼブラと言ってもこんな風に整っていない杢が好み。

人間でいうなら若いころに人には言えないような辛い苦労をしてきたんだろうなと思わせるような(偏見ですが)、途中で幹が分かれたとか傾斜育ちで杢が偏ったとか、雪や雨と格闘した古傷があるようなそんな「傷だらけの人生」を生きた木に惹かれてやみません。そもそも杢の良し悪しなんて最終的にはそれを求める人の嗜好であって、普遍的な杢なんてないのです。〇〇杢なんて、杢を楽しむためのガイドブック的な基準はあるものの、最後は自分の好み。だからそれに間違いなんてものはないのです!

私は歳を重ねるにつれますます「王道から外れた木」に惹かれるようになってきて、買い集めている木も普通というより少し「変わった木」(よく言えば個性的、悪く言えば邪道)が多くなってきています。なのでゼブラウッドなども杢が見事にシンメトリーになっているものや、整った筍杢よりも、よれたり途中で切れていたりするいびつな杢が好み。こんな風に杢が無い部分が多い板だって「余白を楽しめちゃう」のです。そんな私の嗜好に共感いただいたご夫婦がこの板を気に入っていただきました。

丸太の端のほうのギリギリで製材したものなので木裏には縞柄が出ているものの、木表にはほとんど縞柄がありません。耳にも結構ダメージがあったので大胆に耳を落として木裏使いにしています。こういう木は使い方を考えるのも楽しみ。資料を見直すと若い頃と比べて仕入れの傾向がかなり変わって来てますが、それに合わせてお買い求めにお客さんの傾向の変わってきてます。木が人を呼んでいるのか、人が木を呼んでいるのか分かりませんが、「個性的な木」はますます増えていく!




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