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アメリカのメイン州南部から西はアイオワ州、南はフロリダ州中部とテキサス州東部まで、アメリカの東部諸州に広く分布しているのが、クスノキ科の広葉樹『ササフラス』。日本語表記だと『サッサフラス』と表示されることもありますが、ここではササフラスで統一させていただきます。ササフラスは、秋になると鮮やかに紅葉することから景観樹、街路樹として人気がありますが、古い畑の消耗した土壌を回復させるには最適の先駆種としても知られています。 |
果たしてササフラスにどれほどの力があるのか分かりませんが、その根皮や果実にはサフロ―ルという成分が含まれていて、蒸留させれば精油や調味料、薬剤にも利用されています。ケージャン料理は、この葉をパウダーにした調味料「ガンボフィレ」を使っているのだそうです。ちなみにケージャン料理というのは北米ルイジアナ州に住むケージャン人の郷土料理で、それにはこのガボンフィレが欠かせません。少し前に日本でも手づかみでダイナミックに楽しむケージャンシーフードが流行って、私も御相伴に預かりましたが、今思えばあれがそうだったのかと。 |
その中に、オゾン層の破壊によって大量の放射線がニューギニアの山岳地帯に降り注ぎ、現地民たちが精神に異常をきたし食人鬼と化してしまい人間を食害するという描写があります。更に後半では世界中で人々が発狂し核ミサイルを撃ち合って世界は崩壊。その後の荒廃した世界に二足歩行の人間のような謎の生物が現れるという描写が問題となり、被爆者の方々を支援する公的団体などから、公開差し止めを求める強い抗議を受けることになります。その部分をカットしてその後もビデオ化なども検討されたモノの今に至るまでビデオ化もされることなく幻の作品となってしまっているのです。昔は胡散臭い映画が多かったし、丹波哲郎のようにそれが似合う胡散臭さが半端ない大仰な演技の似合う役者も沢山いました。もちろん私はそれが大好物! |
しかしこの原作となった五島勉の『ノストラダムスの大予言』は当時大ブームになり、ピュアだった私も漠然と世界の滅亡に不安を抱いたものでしたが、オカルトに対する猜疑心を生み出してそれで大儲けしたという意味では罪深い本です。という事でもの凄く回りくどい話になりましたが、テレビドラマの「日本沈没」の話を聞いて、そういえば昔この映画が話題になった時に同じく東宝が製作した「ノストラダムスの予言」の中で、ニューギニアの人が食人鬼になるという無茶苦茶な設定の映画があったなという事を懐かしく思い出したというだけの話。何か大きな期待をされた方いたらすみません💦しかしこんな薄っすい関わりでもいつか何かと結びつくかもしれないので書き留めてみました。無理矢理引き寄せの法則(笑) |
10年前のほぼこの時期にに書いたブログ、タイトルは『パプアニューギニアの密林とかけら』。パプアニューギニアにあり世界最大の洞窟体系〔エスベスト・エサーラ〕を水中探査する命知らずの冒険野郎たちの映画『サンクタム』からのスピンオフネタでした。当時は、パプアニューギニア産と断定できる【森のかけら】もわずかしか保有しておらず、まさか10年後にこれほどパプアニューギニアの丸太にご縁が出来るとは思ってもいませんでした。その頃はパプアの木というと、たまたまどこかで出会えば入手できるものという偶然の産物といった認識でしかなくて、集められる木という認識はほとんどありませんでした。不思議なものです。 |
それもいつまでも置いておいても仕方ないので、まとめて処分しようかと在庫を引っ張り出してみれば、ひどく反っているものがあったので、折角ならばと『森の砂』採集用に短くカットすることにしました。切断するたびに周囲に溢れかえる懐かしい刺激臭。その匂いと粉末を身に浴びながらスライド丸鋸で切断していたら、大量のフローリングの端材が出来ました。その匂いもあいまってこれはこれで面白そう!ということで、粉はもちろん『森の砂』として販売しますが、カットして端材も販売してみることに。転んでもタダでは起きません! |
私としてもハードサイプレス(豪州桧)を仕入れてみたはいいものの、誰に対してどういう風に提案すればよいのかも分からず思案していました。当時はお客さんの多くが個人の大工さんでしたので、新しいモノに懐疑心の強い保守的風土もあって、そんな名前も聞いたこともない木は誰も使ってくれませんでした。しかしそれからすぐにウッドデッキブームが愛媛にも到来して、防蟻性・耐久あって薬剤無しで使えてしかもそれほど高価でないという事からウッドデッキに採用されることになりました。 |
米ヒバとハードサイプレスを使って大工さんに施工してもらった掃き出しから外部に面した小さめのウッドデッキです。その部分の1/3ぐらいが屋根から外に飛び出した構造になっているのですが、その部分がかなり痛んでいて踏み抜くと危険なので見て欲しいという依頼でした。さすがのハードサイプレスも20年にわたり雨風に浸食され部分的には腐食も見られましたが、鋸を入れるとあの匂いが漂ってきました。タフな木であることに間違いはありません。工事はデッキが屋根の下で収まるように短めにカット。 |
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