森のかけら | 大五木材


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20111001 1 サンクタム・聖域の森と水(1)土曜日のレイトショーで映画『サンクタム』を観てきました。このタイミングでないと観に行けそうになかったので、夜30数分かけてシネマサンシャイン エミフルMASAKIに駆けつけました。ここの映画館に入るのは初めてですが、清潔感のある綺麗な映画館でした。本日10月1日は、「ファーストデイ」で毎月1日は1000円で全ての映画が観れるのですが、時間帯のせいでしょうか館内はガラガラでした。1000円でラッキーと思いきや3D映画なので、+400円。メガネ+メガネなので、3Dは苦手なうえに追加料金・・・。

20111001 2 サンクタム・聖域の森と水(1)昨今3D映画花盛りなのですが、以前にも『アバター』や『バイオハザードⅣ』でも苦しみましたが、二重メガネの上に、典型的な日本人なので鼻が低くて、何度も何度も3Dメガネがずり落ちて映画に集中出来ない・・・。3Dの立体感よりも快適に映画を観たいと思っている自前メガネ映画ファンは相当にフラストレーションがたまっているのだと思うのですが、ここにも3Dメガネ「利権」が働いているのでしょうか・・・。もう、立体感は脳で想像するので、普通に見たい・・・。

 

20111001 3 サンクタム・聖域の森と水(1)観終わってから自宅に帰ってパソコンを開いて、ブルーマーブル藤山さんの南海放送ラジオの最終回に気付いた時は後の祭り。藤山さん、スミマセン(涙)。『サンクタム(聖域』に迷い込んで、脱出出来ませんでした・・・。まあ、藤山さんの事ですから、どうせすぐに新しい番組で登場されると思います。そちらに期待して、謝罪に代えさせていただきます。さて映画の方ですが、いつも通り未見の方のために核心には触れませんが、私にとって非常に辛い映画でした。

 

20111001 4 サンクタム・聖域の森と水(1)家庭を省みずに洞窟探検に全てを捧げるベテラン探検家の父親と、その生き方に反発する息子という設定なのですが、少し前のハリウッドの描く主流であった「逞しい母親が活躍する母子家庭」という構図から、母親の登場しない父子家庭という構図が増えてきたのも時代の変遷でしょうか。昔こどもの頃、60年代~70年代の「筋肉隆々の父親と、経験でも力でも適わない息子」という「家庭」、例えばC・ヘストンとかW・ホールデンのような父親像に強い憧れを持っていたのは、土木業で鍛えた父親の背中を見てきた影響だと思います。

20111001 5 サンクタム・聖域の森と水(1)しかし成長するに連れ、圧倒的な力を持つ「父親」への憧憬と背中合わせに反発感や嫌悪感も抱くようになりました。映画の中での父親の立場も、強く頼りがいがあるタフネスから、家庭が崩壊して贖罪の気持ちを抱く悩める父親に変ってきました。それに伴い、息子の立場から父親の立場に同情を覚えるようになり、家庭を持ち子供が出来て実父を亡くしてからは、完全に父親の立ち位置で映画を観るようになりました。なので今回の極限状況で親子愛が問われる厳しいシチュエーションは、息子との将来が我が身に照射され心が痛みました・・・。更に明日へ続く。




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