森のかけら | 大五木材


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20110411 愛媛の木のモノ・新たな出口物語①好奇心を持ってアンテナを張り巡らせていると、いろいろなものに出会いますがどれもこれも偶然のようであって、実は必然的に繋がっているのだと思います。昨日このブログで『愛媛の榧』の事をアップして、愛媛産の榧の出口を探らねばなどと書いていたら、翌日身近なところでその出口を発見!あまりの出来すぎたタイミングに我ながら驚きましたが、最近こういう事がもの凄く多いのです。もしかしたら、誰かが私に何かを気づかせるための「サイン」なのではなかろうか?と秘かに心配もしているのです。何をふざけた事をと思われるかもしれませんが、両親を亡くしてから、人はいつか死ぬという事を冷静に受け止められるようになりました。だからこそ限られた人生の中で何かをやり抜かねばならない、何かを成す為に命はあるという事を真剣に考えるようになりました。私にとってそれが何なのかは、最近漠然と分かってきました。

 

20110411 愛媛の木のモノ・新たな出口物語②その事にについてはまた改めて書かせていただきますが、これこれこういうものという具体的なモノではなく、言葉では説明しづらい抽象的なモノなのですが、自分では理解出来ています。文章としてはまとめきれないので、禅問答のようになっていましますが・・・。さて、話が脱線しましたが、「榧の出口」と出会ったのは、いつもお世話になっているえひめイズムさんにて。実は、4月9日から『えひめ森林物語~愛媛からの愛顔(えがお)あふれる贈り物~』というイベントが開催されています。昨日所用で、街に出ていたのでちょっと足を伸ばして様子を伺いに行かせていただきました。愛媛県森林組合連合会主催で、愛媛県内の木に携わる商品を製造されている企業の『愛媛の木のモノ』が所狭しと展示してありました。正面には、愛媛木材青年協議会の23年度会長予定者の㈲マルヨシさんの『ひのきの積み木』もありました。

 

20110411 愛媛の木のモノ・新たな出口物語③八幡浜のイベントなどで人気を博していらっしゃいます。上の画像の手前に見えるのは、最新作の『かまぼこ板から作った木製のジェンカ』。皆さん、いろいろ地元の素材をうまく活用されていらっしゃいます!案外身近なところに幾らでもネタは潜んでいるので、それに気づくかどうかという事でしょう。後は、それをどう『物語る』か、全てそこに尽きます。他にも日頃からよく知っている木のモノ屋さんの商品が居並んでいました。

 

20110411 愛媛の木のモノ・新たな出口物語④その中に、久万高原町で木地師として活躍されている甲斐工房さんの商品もありました。我が家でも以前いただいた甲斐君のお椀が大活躍しております。もう3年ぐらいは使っていると思うのですが、一層光沢にも渋みが増し落ち着きが出てきたようで、すっかり手にも馴染んでおります。甲斐君の商品は通常もこちらに展示してあるのですが、今回イベント用に新作を出展されていて、その中に『出口』を発見しました!それがこちらの『榧の器』です。基本的に甲斐君のところでは地元産の木を使われています。

 

20110411 愛媛の木のモノ・新たな出口物語⑤中央に星型のような不思議な模様が出て、色目も黄白色でとても清潔感のある『愛媛県産榧のお椀』です!決して大きな榧の木ではなかったでしょうが、こういう使い方はいいですね~、さすがです!こういう木柄を活かす(生み出す)センスは惚れ惚れします。曲面を活かした造形は、板材からは感じ取れない、年輪の面白い表情を引き出します。新たな出口をくぐるためには、新たなモノの見方を考えねばなりません。杢目の美しさだけでなく、小さな木には小さいなりの妙味や心意気(木)があろうというものです。

 20110411 愛媛の木のモノ・新たな出口物語⑥

 

※イベント出展企業は下記の皆さん。4月15日まで開催中!

木遊舎 [ひのきの本立て・ミニキッチン・乳幼児向け玩具]
甲斐工房 [木の器(お碗・皿類)・スプーン]
くた工房 [木組パズル各種]
マルヨシ [ひのきの積み木]
Artyou [リース・ランプ等]
愛媛県森林組合連合会 [干し椎茸]
COUNTRY WOOD GARDEN [ひのき無垢材コースター 他各種木製品]
モーリ [森の一葉各種(間伐材利用の和紙)




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