森のかけら | 大五木材


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★今日のかけら番外篇・E055【キソケトンChisocheton   センダン科・広葉樹

本日は、一部のコアな木フェチのみから圧倒的な支持を受ける魅惑のパプアニューギニア産材第6弾です。世間はウッドショックでまだまだ騒がしいですが、そんなことは一切関係なくマニアックな道を突き進みます!今回紹介するのは、M.L.Hの中では比較的名前の知られている『キソケトン』です。キソチェトンと言ったりもしますが、弊社では『キソケトン』表示に統一します。実物を見るのは初めてでしたが、センダン科ということもあって比較的やわらかく軽量です。

誰かからこの木が欲しいので仕入れてくれと頼まれたわけではりません。ただただ『森のかけら400』に向けて樹種を増やしたいというその一心です!東南アジアから太平洋地域にかけておよそ100種があるといわれているので、種類によってどれほどの個体差があるのかも分かりませんが、私が入手した丸太は直径600㎜程度の小ぶりなもので、見るからに軽軟そうな雰囲気が漂います。一応データとしては気乾比重は0.59となっていますが、実際に挽いたものを触った感覚でいうと、目合いも粗く生材でこれなら乾いたらかなり軽くなりそうな印象。

具体的な用途も決まっていないような木を原木で買ってどうするんだ!と思われるかもしれませんが、市場に流通している木だけで揃えようと思っていたら400種も集めるなんて永遠の夢。事をなそうと思えばリスクがあっても飛び込まねばならないのです!そういう無謀な思考にも賛同、共感していただける人も現れたりするのが世の救い。私はただの旗振り役で、実際には出口(現場)に近しいそういう寛容な人がいるからこそ木材の出口が広がっていくのです。

今回この出口の定まらぬキソケトンを出口に導いていただいてもらったのがアートククラフトイング河野正社長。自らは看板屋だと仰ってますが、今までのお取引させていただいた木材や施工されてきた事例を拝見すると、看板屋というカテゴリーなどには到底収まりきらない!文字通りアートで木を活かす表現をされていて供給サイドとしてもその発想や技術はとても刺激的。そんな河野さんは面白い仕事が舞い込んできて、今回はキソケトンが面白い世界に連れて行ってもらうことに!続く・・・




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