森のかけら | 大五木材


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しばらく東京に来ることがなかったので、今回のイベントの楽しみの1つには、全国各地の旧知の先輩・仲間に会えるという事もありました。【森のかけら】の半分は、そういう方たちの思いやりと優しさで出来ています!真っ先にご紹介した石川県の村本さん(ムラモト)四住さん(鳳至木材)には『能登の至宝・能登ヒバ』、北海道の吉田さん(ヨシダ)には『北海道の巨人・トドマツ』をお世話していただいています。木材の供給だけではなくて、日頃から貴重な情報交換をさせていただいている濃い仲間たちもブースに立ち寄っていただきました。

まずはわざわざ大阪よりお越しの『芦屋のロマンスグレー』、松下哲也さん松下木材・Jクオリア)かれこれ10年ぐらいのおつき合いになりますが、なにやら怪しげな(←大阪なんで一応ボケです)『大阪府みどり公社』というところの森林整備・木材利用促進支援センターの専門スタッフとしてご来場されていました。東京と大阪はともに都の木・府の木が『イチョウ』ということからも分る通り、街路樹などにも沢山植樹されています。『都市林業』を標榜する私としてはまさにうってつけ、という事で旧交を温めつつも少しはまじめな話もしました(笑)

更にお隣の千葉県からは、『森のかけらコンプリートモンスター』こと高梨悟くん(高梨木材)。【森のかけら】に限らず弊社の商品を次々とご購入していただき、このままだと千葉営業所が開設できるほどの濃いコレクターです。高梨君の会社はその前の台風で大きな被害の出た千葉県富津市で、今でもまだ傷は癒えず、破損した屋根の修理などで使われる桟木などが不足していて、周辺の木材需要が一変したなど詳しい情報も教えてもらいました。そんな忙しい中を割いてわざわざ立ち寄っていただき本当にありがたいです。

その高梨君が、地元千葉でカヤックを製作されている人に木材を供給されていたのですが、その人が仕事の都合で千葉を離れることになったのですが、その方の転勤先が愛媛で仕上げの材を求めて偶然弊社にやって来られて、話を聞いてつながりが分ったという事もあったりしました。森には県境なし。左の写真はフレーム289を買ってくれた高梨君がわざわざ外に持ち出して夕焼けの東京湾を背景に撮ってくれて美しき一枚。それにしても、写真を撮らせてと言うと、こちらから支持も出していないのに皆めいめいが、そのあたりにある小物を手に取り勝手にポーズを決めてくれるようになったのは、長年の『強要』の成果でしょう(笑)カメラを向けられたらとりあえずなにか商品を手にして映らないと、後で何か言われそう、という刷り込み。そうやって少しずつ確実に洗脳は進んで行く・・・

更に地元東京からお越しの『新木場の赤胴鈴之助』こと前田英樹くん五感・木魂)。前田君は全国各地の木の生産者を訪ねてはそれぞれの地域の特徴を活かした内装材を作り、丁寧にものづくりの背景も伝えながら販売をしている木のコンシェルジュです!そんな前田君の周辺でさえ、昨今の宅急便等の輸送状況の変化に伴い商材をシフトせざるをえないようで、全国的に木材業界を取り巻く環境は猛スペードで劇的に変わっている事を実感させられました。これから一体どこに向かって舵を切るべきか、材木屋の資質が問われています!




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