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本日3時頃、3tトラックで移動中に調子の良くないラジオから衝撃の放送が聞こえてきました。あまりのショッキングな内容に、災害放送の訓練かと耳を疑いました。それが「東北・関東大地震」の第一報の放送だったのです。雑音混じりに聞こえるその内容は、画像が見えない分だけ恐怖心を煽りました。更にその後も広範囲で次々に大型の地震が東北~関東地域に襲いかかりました。ついこの前のニュージーランド地震や、先日の中国での地震といい、何やら地球が物騒な事になっているような気がします・・・。7時頃まで事務所に戻れなかったので、自宅で改めて地震報道を見て更にショックを受けました。正直、ここまではという思いがあったのですが、津波が町を一気に飲み込んでいく画像は、ここが日本だとは思えないほど!車どころか家々が流されていく様子は背筋が凍りつく惨劇です。
地震の発生後、しばらくして陽が落ち、その全容が解明されるのは明日以降の事になるのでしょうが、海に囲まれた島国・日本の置かれた現状をまざまざと思い知らされました。スマトラ大地震などで、津波の怖さやそのメカニズムはさまざまに検証され理解したつもりでいましたが、人間の防御システムをあざ笑うかのような、牙をむいた自然の怒りは、想像力を遥かに凌駕するものでした。
海岸付近の映像では、恐らく貯木場に置かれていたのだろう原木がたくさん流れ出ている光景が映し出されていましたが、東北地方にもたくさんの木材関係の友人がいるので安否が心配です。2001年の芸予地震の時にも、全国からお見舞いの電話などをいただきましたが、その心遣いはありがたいものの、被災直後は片付けなどでそれどころではないのが本音でしたので、今は緊急を要する連絡優先を考えてお見舞いは自制しておきます。
大事に至ってなければよのですが・・・。こういう大規模災害の場合、巻き込まれた当事者よりも、他所に居てメディアの俯瞰的な報道を見ている方が、事態の全容を分かっていたりするものです。現場は混乱していて、自分と周囲の事で精一杯だと思います。先日、消防の出初式があったばかりですが、災害現場で活躍される自衛隊や消防隊などの方も危険と背中合わせの活動だと思います。余震も続いているようですが一刻も早い沈静化を願うばかりです。
2月も早半分が過ぎてしまいましたが、今月に入って【森のかけら】にたくさんのお問い合わせ、ご注文をいただいており、ありがたい限りです。それぞれのご注文先は、県も年齢も職業も異なるので関連性はないと思うのですが、こういうのも波というか目には見えないバイオリズムのようなものがあるように思います。たまたま雑誌や新聞に出たとでもいうのなら、その影響で各地から注文が舞い込むというのは分かるのですが、そういう特別な事もないのに不思議と期せずして同時期に注文が重なる事があります。
ネット、メールの時代ですから、遠く離れていようともすぐに情報は伝わります。以前に、ご購入していただいた方がご自信のブログで【森のかけら】の事を取り上げていただいて、それをご覧になって興味を持たれた方からのご注文がありました。ご注文いただいた方それぞれに「どこでお知りになりました?」なんて尋ねたりはしませんので、どこからこの『隠れの里』の事を探し当てられたかは存じませんが、案外そういうご縁が見えない所でつながっているのかもしれません。メディアで取り上げていただいたりしたお陰で、ご注文とは別に「うちのサイトで【森のかけら】を取り扱いませんか?」とか、「もっとお客さんが呼び込める方法があります」云々のお電話、メールもたくさんいただくようになりました。そもそもが端材の活用というところからスタートしているので、大量にご注文をいただいても、大量生産して対応出来る体制ではありません。
例えそういう体制であったとしても、そういうところのお世話になるつもりもありません。好調なときほど気持ちを引き締めないと、『好事魔多し』という諺もありますので、己の身の丈をよく知っておかねばならないと思います。実際、ご注文が増えるに比例して『欠品』も増えてしまいます。以前から欠品していた『アベマキ』や『クロガネモチ』、『プラタナス』などに続いて、『屋久杉』、『鹿子木』、『ペアーウッド』など、もともと在庫の少なかった樹種のストックも底をつきそうな気配です。『屋久杉』なんて、あれほど作ったのに~!?という印象です。
それぞれの樹種を均等量に作れば在庫負担も軽減されるし、供給も安定するという事は当然分かっています。頭では分かっているものの、加工できる材が揃うとついついまとめてしまうのです。ある程度在庫を持ってないと不安に思うのは、根が貧乏性だからでしょうか。しかし、そんな事ばかりも言ってられません。少しでも欠品を減らすべく頑張らねば!※ご迷惑をお掛けいたしますが、1日でも早く欠品の解消に努めておりますので、もう少々のご辛抱を・・・。
本日は地元の地方祭です。西条や新居浜の豪華絢爛の勇壮な太鼓台ほどではありませんが、松山でも道後温泉では「四角さん」「八角さん」として知られる2体の神輿の鉢合わせが有名で、毎年大勢のギャラリーを集めて盛大に開催されています。ただ私は道後の神輿を直接見た事はありません。その時に私は地元・平田町の阿沼美神社の神輿を担いでいるからです。わずか8人で担げる規模の小さな神輿で、勿論鉢合わせもなく、地元外からギャラリーが集まるようなものではありませんが、地元では長い伝統があり地域に愛されている祭りです。
昨年は父が亡くなり参加できませんでしたが、今年は息子も3年生になり(3年生からこども神輿に参加できるので)、初の親子で参加です。地元といっても、私はこの地の出身ではありませんので当初は戸惑いもありました。ここでは普通に皆「伊勢音頭」を歌いますが、そんな唄聴いたこともありませんでした。子供はこの日のために数晩集まって、伊勢音頭や神輿の練習を重ねます。地元で生まれた方は子供の頃からそういう経験を積み重ねてきているので、それがごく普通なのでしょうが、私が子供の頃の田舎の祭りとは異質な光景でした。その風習にも少しずつ慣れてきましたが、肩に食い込むこの神輿の重さには何年経っても慣れません。いつも木材を肩に担いでいるのではありますが、耳付板や大黒柱を担ぐのとは要領が違います。材木も神輿もコツがあるのでしょうが、この歳になると教えてもらっても体が覚えられません。
地元「獅子舞保存会」の皆さんが、伝統的な獅子の舞を継承されていて、この日に奉納されます。太鼓の軽快なリズムに合わせて獅子が舞います。正直若い頃は興味薄でしたが、歳を重ねるにつれこういう事の大切さに気づかされます。この伝統芸能を継承される皆さんの努力には本当に頭が下がります。伝統や歴史を口にするのは簡単でもその継承には並々ならぬ日々の鍛錬がいるのです。派手な鉢合わの場面を繰り返すだけでなく、地味であっても地域の文化にももっと光を当てるのも地域メディアの仕事だと思うのですが。
この時期のいつも話題になる数字がふたつ。一つ目が幟の値段。そろそろ古くなったから新しくしようと思うけど幾らぐらいするの?という質問を毎年のように受け、お答えすると「そんなに安いの!」と驚かれます。天高くそそり立ち、神聖な祭りを町に知らしめる幟にもっと高額なイメージを抱かれているのだと思うと、何だか複雑な気分にもなります。そんなに安いの?という言葉はまさしく林業の現実を如実に物語っております。建築以外の分野でも、一般の方の認識においてモノと価格の乖離は相当にあります。
もうひとつの数字は神輿の重さ。肩に食い込む重みに耐えかねて「これ幾らぐらい(重さ)あるの?」の声に、年配の方がOOkgぐらいと答えていただくのですが、喉元過ぎれば熱さを忘れるの例え通り、祭りが終わればすっかり忘れて、また次の年にも同じようなやり取りがあちこちで繰り返されます。担ぎ手も次々に入れ替わるのですが、少ない人数で担ぐ分、肩が合わないと結構な重みを受け止める事になります。本日は午後からどうしても外せない仕事があったので、午前中で神輿を外れましたが、それでも夜になると右肩と背中がズキズキ疼きます。いつも木を担いでいるのにと思われるかもしれませんが、自分のタイミングで担ぐのとそうでないのとは大違い。明日も耳付板を見に来られるお客さんがいらっしゃるので、相当数の板を担がねばなりませんが、こちらは一向に苦になりません!自分でも現金なものだと思います・・・。
昨日、愛媛県の水都・西条市で『木のまち・木のいえ/リレーフォーラムin西条』が開催され、愛媛木材青年協議会のメンバーと一緒に参加させていただきました。住宅や建築物への木材利用の促進と普及を図るため、交流会形式のフォーラムとシンポジウムが、各地で開催されていますが、今回は四国四県を1つとしてとらえ、四国の材木資源情報の集中と発信をテーマに掲げられていました。このイベントには、林野庁と国土交通省が後援につかれていましたが、住宅や木材の世界だけではなく、業種や業態を越えた地域の連携として「四国をひとつ」として捉えた取り組みが目に付くようになりました。木材業界だけではなく、経済産業省など他の角度からも、農商工連携などを「四国」という単位で考えるようになり始めたようで、何だか既に道州制に移行したような錯覚を覚えます。
以前から使われてきた「四国はひとつ」というフレーズは、都会へ打って出る島国・四国の命題でしたが、県民性の違いもあり正直まとまるのは難しいと思ってきました。今までも四国フォーラムという物はいろいろ合ったのでしょうが、単発のイベントに終始して、そこから何かが生まれるという域には達していなかったのではないっかと思います。それが、ここまで経済が疲弊したことで、皮肉ながらまとまりがでてきたような気がします。むしろやっと皆が本気になってきた、勿論私もその中の一人ですが。イベントは、安藤直人東京大学大学院教授と今村祐嗣京都大学教授の基調講演と四国四県からのパネラーを招いたパネルディスカッションの2部構成です。オープニングで伊藤宏太郎西条市長の熱い挨拶から始まり、両教授の講演がありました。
今村先生は『木材と木造の耐久性』のお話。研究室の地下でシロアリを飼って研究をされていて、腐朽菌やシロアリの嗜好性(!)、特性などを分かりやすくご説明いただきましたが、知れば知るほどに怖いのがシロアリ!日本にはヤマトシロアリやイエシロアリなど20種がいて、1コロニーに100~150万匹のシロアリがるそうです。羽アリは1フライトで羽が抜けるとか、木を喰べる『木ゴキブリ』がいるとか、世界では貴重なたんぱく資源としてシロアリを食する国もあるとか。そして極めつけは、最近アメリカからやって来たアメリカカンザイシロアリの話!

実は松山でも既にこの被害が出ていて、実際にフンも見たことがあります。名前通り乾燥した材(カンザイ)を好むというまさに『恐怖の大王』!アメリカでは、家屋全体をシートで密封してガス燻蒸(くんじょう)をしてシロアリを駆除しているようですが、敷地が狭く隣家が接した日本ではかなり難しいとの事。しかし、もっと有効な駆除方法についても研究されているとお聞きし少しは安心しましたが、またすぐに強い新種のシロアリが現れるのではないかと・・・。この地球で共生するということは綺麗ごとではありません!
今週の土日は、日頃から深いお付き合いのある久万銘木㈱さんの『銘木まつり』に出展させていただきます。毎年恒例のイベントで、春と秋に開催されています。弊社も出展させていただくようになって久しいのですが、今回で74回ということですから、立派です。もはや愛媛の木材業界の風物詩と言っても過言ではないと思います。西日本から、木材・銘木に関する業者が多数出展します。出展メーカーも経験豊富なベテランばかりで、馴染みの顔が年2回揃います。
業者の中には、こういう展示会への出展で全国を廻っている方もいらっしゃいます。4トントラックに材料を満載に積んで、北から南へ旅に出られます。とはいえ中展示会があるわけではないので、やはり多いのは春秋がピークではないでしょうか。そういう方は、搬入・搬出も慣れていて荷物もコンパクトにまとめられています。大きく展示してあるのにうまく、分解して折りたたんで小さく収納していくのにはいつも感心させられます。うちの場合は会場が近いこともあり、細かな事は考えていないので、適当に梱包して持っていくので、いつも搬出が最後です。まとめる作業が大の苦手なので、荷姿もガタガタです。性分なので仕方ありません・・・。
遠方の業者の方とは、ほとんどが電話対応なので、こうやって直接会えるのは年2回の楽しみでもあります。
前回のイベントでも『木工広場と木のふれあいコーナー』を併催されてましたが、今回もあります。木工の方は、『ウッドワークかずとよ』の池内一豊くんが指導にあたり、弊社は『木とふれあうコーナー』担当です。池内君は、伊予市に工場を構える家具職人さんです。私と同世代ですが、業界では若手でも抜群の腕前を誇ります。家具といっても、名前通り突き板やポリカなどの貼物よりも無垢の木が主戦場です。●●木工所と名前のつくところは多くても、幅が700~800㎜ぐらいの1枚板を削れる職人さんはそうはいません。このブログでもよく登場する白菊木工所の太田菊則さんとは『心の師弟関係』にあり、多種を扱う弊社にとってご両名は命綱のような頼もしい存在です。お二人とも『技能士会』に所属され、木を通じた木育の啓発にも熱心です。
別のイベントでも、他の皆さんと一緒によく木工イベントでも腕をふるっていただいています。太田さん、池内君を含めた7,8人の職人さんと『寸八会(スンパチカイ)』という会を作り、情報交換や飲み会、イベントを実行したり活動をしていました。最近ちょっと会の活動はご無沙汰ですが・・・発展的解消状態?しかし、この会がきっかけで職人さん同士の連携がぐっと近くなりました。職人同士は案外仲が良くないことも多いのですが、今の時代窓口は広い方がいいし、職人さんでも得手不得手はあるので、何でも一人で背負い込まずにうまく仲間でシェア出来ればいいと思います。ちなみに『寸八会』の寸八、というのは、鉋の削り幅、1寸8分の省略した呼称です。
話は展示会に戻りますが、弊社は『木とふれあうコーナー』だけをするために出展する訳ではなく、きちんと商売もさせていただきます。幅700~800㎜のダイニングテーブルに使えるような大きな1枚板などの大物から、【森のかけら】など小物商品も多数出展させていただきます。当日は、『銘木』に限らず、木に関したいろいろな商品が集まります。一般の木の好きな方も大歓迎です。一堂にいろいろな木を見ることの出来る機会も少ないと思いますので、ご興味のある方は是非足をお運び下さい。お待ちしております!
久万の名前が冠していますが、場所は松山市内の三津で、三津港のすぐ傍です!
『第74回 銘木まつり』 4/25~26 午前9時~午後5時 松山市三津2-6-59 久万銘木㈱
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