森のかけら | 大五木材


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100131_0817~0001今日は、いよいよ愛媛マラソン当日ですが、残念ながらあいにくの雨模様。天気予報は午後からも雨、とりあえず何重にも服を着込んで、タオルにカイロに長靴に合羽の重装備で集合場所へ急ぎました。ボランティア・スタッフは地区毎に集まり、注意事項や用務の説明を受け、お弁当とスタッフ・ジャンパーの配布を受けます。やはり愛媛のイベントですから、オレンジに身を包みます。着替えると早速それぞれの持ち場へ移動します。警察、警備員の方と一緒に道路にコーンを並べたり、看板を移動したり選手が走ってくるのを待ちます。まだパラパラと小雨模様ですが、肌寒い!かなりランナーには過酷な状況です。

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9時に愛媛県庁前をスタートという事で、徐々に沿道に人が集まります。松山の北環状線を6時間もの間交通規制しての一大イベントですから、関わるスタッフの人数も半端ではありません。私達の居る所はスタートから5キロ地点で、先頭集団以外は団子になって一気に駆け抜けていきます。数千人が駆けるマラソンを延々と見るのは初体験でしたが、なかなか迫力があります。往路は立位置が反対方向だったので遠目にしか見えませんが、沿道から掛かる歓声にも、皆元気に手を振って応えてまだまだ表情も明るい。

20100130 愛媛マラソン④スタートから役2時間少しで早くもトップが帰って来ました。そこからかなり時間があいて一人、二人とランナーが戻ってきます。観客の声援にも熱が入りますが、オリンピックのような白熱のデッドヒートが展開される訳ではないので、自分の関係者を探し出して声を掛ける身内派と、全体に万遍なく声援を送る義理堅い派に大別されます。このあたりから次第に雨が強くなり、ランナーもびしょ濡れ!合羽を着て走られている方や面白い仮装をされている方も多かったのですが、雨に打たれてかなり辛そうです。薄着の方は見ているこちらが心配になるほど・・・こちらも足元から寒気がジワジワと伝わってきます!

20100130 愛媛マラソン③知人も何人か走っているはずなのですが、中盤以降は集団になって戻ってくるうえに、雨対策に帽子を深めに被られたりして誰が誰やら判別できず・・・。と思っていたら、ワンズ㈱福田君があちらから声を掛けてくれました!しかもかなり前半の方です。偉い!日頃からトレーニングを積み重ねているのでしょう、まだまだ元気そうでしたから。その後も愛媛木材青年協議会のOBである共栄木材の西下さん露口製材の露口さんもお声を掛けていただきました。まさか走られているとは知りませんでした。立派です。雨は大降りにこそならなかったものの、ずーっとランナーの肩に振り注ぎ体力を消耗させます。一体どれくらいの人が完走出来たのか知りませんが、後半になると皆さんかなり辛そうです。修行僧の苦行のように顔が歪んでこちらも辛くなります。「頑張れ」とは気軽に声を掛けられないほどに・・・。こちらの足にも限界が近づいてきました!

 

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スタートから5時間30分。無常にも時間制限で収容されていきます。どれぐらい完走できたのか関わった人間としては気になるところです。地元のテレビでも生中継されたので、夕方のニュースでは詳しく放送されると思うので、改めてゆっくり「鑑賞」させていただこうと思います。最終ランナーが通過すると、関係車両が続々にやって来ますが、その多さにこの大会の規模の大きさがうかがい知れます。コーンなどを自衛隊の車両が回収に来るのですが、一般車両の走らない国道を自衛隊の車両が列をなして走る光景は、謎のウイルスに汚染された近未来のSF映画のシチュエーション、あるいは映画『宇宙戦』っぽくて、少し高揚感を覚えました。関わられた警察や警備の方とも6時間も一緒に居ると親しく声を掛け合いチームのような感覚になりました。身の程を知って走る者ではありませんでしたが、冷えた体も気にならないほど充実感がありました。皆さん、お疲れ様でした!




20100103 龍馬伝今夕、松山に戻ってきました。今日からブログも本格的にアップさせていただきます。帰省していた事もあり、地元野村町の事などが中心でしたが、先日アップした大野ヶ原は高知県との県境で、見下ろすと高知の町が見えます。そのお隣の県・高知県を舞台にしたNHKの『龍馬伝』が遂に始まりました!先程第1話を堪能させていただきましたが、『坂の上の雲』に続いて四国が全校的な舞台になるのは嬉しい事です。まあ坂本龍馬は全国区で熱狂的な龍馬ファンもたくんいますので、その人気たるや秋山兄弟の比ではないのでしょうが・・・ドラマそのものは見劣りするどころか、第1話を観る限りでは『坂の上の雲』に軍配が上がると言ったら、地元贔屓でしょうか!いずれにしても、どちらも地に足の付いた堂々たるドラマで、民放の軟弱軽薄なドラマが多い中、さすがNHKの底力を見せつけられました!本気度が違いますね!こういう本格的な真面目なドラマを作ったら、やっぱり国民放送は凄い!

20100103 香川照之それにしても、両方のドラマでメインキャストに名を連ねる香川照之さんは素晴らしいです。今日本で一番油の乗った旬の役者さんですね!昨年の傑作映画『岳・点の記』でも渾身の演技で、厳しい大自然に負けず劣らずの迫真のドラマを作り上げていましたが、目に力があって何の役を演じても説得力があります。これからは、正岡子規と岩崎弥太郎という歴史上の偉人を毎週、見比べる事となるのでしょうがそれでも違和感がないのが、この方の凄いところでしょう。どんなにメイクしても、どんな衣装を身にまとっても香川照之さんにしか見えないのですが、どうしてここまで説得力が生まれるのでしょうか。こういう方を真の役者と呼ぶんでしょうが、まあこれほど汚れた顔が似合う役者さんも少ないでしょう。

 

 

20100103 龍馬伝②『坂の上の雲』は、本木雅弘さんや阿部寛さんを筆頭に出演者すべてが芸達者で、観ていて安心感があります。この役者の方々に対抗するのが、主人公の子役の子供達。今晩は龍馬の子役の子供が素晴らしかったので、これで見見納め(?)は寂しいですが、『坂の上の雲』でも秋山兄弟と子規の子役の子供は抜群にうまかったです。これで冒頭からぐいぐい引き込んでいくのは常套手段とはいえ、手堅い配役です。

 

20100103 桂浜『坂雲』の伊予便は当然のことながら、『龍馬伝』の土佐(高知)便も耳に馴染みがありスムーズにドラマに入れます。取引先にも高知の会社が多く、高知の友人も多いのですが、高知の方は今も昔も全国何処に行っても堂々と土佐便を駆使されて、一切改めようともしない気高さには聞いているこちらが気持ちよくなるほど、あっぱれ!龍馬と秋山兄弟で吹きはじめた四国旋風の追い風を利用させていただいて、【森の5かけら・龍馬篇】を検討中です!




20100102 大野ヶ原心配していた雪も年末の一時の気まぐれだったようで、山々を白銀に染めた雪も徐々に消えつつあります。わが故郷・西予市野村町は『シルクとミルクの町』を標榜しており、養蚕と酪農が盛んです。酪農は、昨年引退された大相撲の玉春日関(現盾山親方の出身地である大野ヶ原が盛んです。大野ヶ原には毎年夏になると、ブナの原生林を体感しに家族で出かけています。しかしこの時期はかなり雪が積もる極寒地帯で、不慣れな者が近づくと危険です。自然に近いところに住んでいるとただの感傷的な気分だけでは自然とは付き合えません。いずこの地場産業も苦戦が続いているという事ですが、世界的な不況の影響云々というよりは、これだけ生活形態と商業流通が変化した現代において、伝統的な地場産業の在り方と経営そのものが大きな曲がり角を迎え、かなりの改革がなければ継続・継承していく事そのものが困難になりつつあります。

20100102 牛2そういう中にあって家内の実家では400頭を超える肉牛を飼育しています(高橋畜産)。牛乳を生産する酪農ではありませんが、畜産も野村町の伝統的な第一次産業のひとつです。年が明けて寅年になったので、昨年の干支・牛はすっかり影が薄くなってしまいましたが、野村町にいると牛の存在を強く意識させられます。乳牛に比べると肉牛は更に巨躯で迫力があります!決して生き物に強くはない私にとってこの巨体は、かなりの驚異ですが、子供達は興味津々近寄り餌を与えたりします。田舎に住んでいる人は、蛇でも蛙でも平気で掴めるなどというのは、高知人は必ず酒豪などと並んで、該当しない人間にとっては非常に迷惑なイメージです!木材屋も広義では生き物を扱う仕事ですが、牛などのようにもっとストレートな生き物を扱う仕事は大変です。植林などよりもっと直接的に他者の命を管理する仕事だけに、一日たりとも気が抜けない緊張感を強いられ、非常に大きなリスクを伴います。

20100102 牛3大きな牛は4、500キロもあり、正面から目が合うと凄みがあり萎縮してしまいます。仔牛を飼い育て市場に出荷するのですが、途中で病気になる事もあればうまく育たない事もあります。養殖や植林など一見すると人間が管理しているように思われる自然も、完全にコントロールすることなど不可能で、相手があっての事で思い通りの画が描ける訳ではありません。しかも市場相場が大きく左右するため、自助努力だけではどうにもならない運、不運もあり、作年末の全国的な寒波はプラスに作用したようですが、良い時ばかりとは限りません。

今は家内の弟夫婦も一緒に仕事に従事していて、その子供達も畜産経営に非常に興味を示していて事業継承は安泰のようです。しかしこれからの経済事情下においては何が良くて何が悪くなるか一寸先は闇ですから、決して安穏ともしてはいられません。厳しい仕事ですが野村の伝統産業の灯りを守る意味でも頑張ってほしいと思います!

100102_1215~0001木材業界もこの100年に一度の(全メディアが森林をここまで迎合してくれ、全産業においてもこれほど大きなアドバンテージを与えていただいている業界は突出している)大チャンスを逃しては、二度とこれほどの追い風は吹かないと思います。他人の芝生は青く見えるものですが、どの業界にもそれぞれに課題は多く、厳しい現状を訴えるのは皆とても得意で、その話になると途端に饒舌になります。次第に雪が溶けてくると、雪に隠れていたいろいろな物が姿を現してきます。綺麗な物も汚い物も、雪は一夜のうちに包み込んで隠してくれますが、それは解決ではありません。今年は課題を先送りすることなく、ひとつずつことの解決に努めようと思います。厳しい寒さに耐えて寒椿が鮮やかな花を咲かせていました。雪溶けの中から椿の薄紅の花びらが姿を現わしました。その凛とした気高さと儚(はかな)さに、自然界の美しさは厳しさの中にあるものだと実感させられました。




20091222 久万郷②今晩は『久万郷』の忘年会が松山で行われ、私と大成郁生君も『久万郷+(プラス』として参加させていただきました。早いもので、最初に井部健太郎君から、こういう計画があると話を聞いたのはもう2年ぐらい前になるでしょうか。5人のメンバーの結束は固く、信頼の絆は回を重ねるごとに深まり、活動にもしっかりした軸が出来てきました。今年は、『子育てワンダーランド』として年間5回開催しメンバーが個々の持ち味を発揮した素晴らしい活動をされました。その詳しい内容については『久万郷』さんのホームページをどうぞ。

20090707 久万郷2その全てには参加できませんでしたが、お陰で木材以外の久万の魅力をたくさん知る事が出来ました。我が家は各種イベントには家族連れで参加してたっぷりと楽しませていただきました。その真摯な活動に対して、愛媛信用金庫さんやFM愛媛さんからも強いバックアップを受け、多くのメディアでも取り上げられ、メンバーもラジオなどでその魅力をたっぷりと語りました。地元久万高原町でもその存在感は日に日に高まってきていることと思います。

20091222 久万郷③こういう異業種の取り組みは結構多いと思います。私たちも堀江方面でも『オレンジ会』という異業種交流会を立ち上げ、勉強会や販売会などの活動を行っています。しかし、久万郷のように会社組織までして、きちんと年間計画を立てて、収益を目指す方向できちんとビジョンを確立するレベルではありません。やはり異業種の代表が集うだけに、船頭多くして船山に登るの例え通り途中で空中分解するパターン多いもの事実です。

 

久万郷の強みはメンバーが生まれは久万の人間でありながら、一度は東京や大阪など外に出て、それから地元に戻ってきて、更に奥さんが皆県外出身者という事で、久万の現状を冷静に見つめ直す事が出来たということとだと思います。そのため変な遠慮も馴れ合いもなく、きちんと自己主張ある議論が出来、久万郷の骨同じ目的で進む格を作り出せた事が成功要因だと思います。

kumago-rogoもともと親しいメンバーが集まると、妙に互いを意識し過ぎて言いたい事を言わずに、後から不満や愚痴が出てくるものです。やはりコンセプトが明確でお互いの強い信頼関係がないとこういう活動は長続きしません。久万郷の存在は、いまやひとつの成功事例としていろいろな団体から視察や問い合わせが舞い込んできているようです。とはいえ、まだまだ収益事業としてはスタートを切ったばかりです。これからの、久万の魅力を更に外(都市圏)へ伝えていく活動によって、久万郷の真骨頂が問われるものだと思います。実はかなり大きな相手からもいろいろお誘いがあるようです。私も久万郷+として微力ながらご協力をさせていただきたいと思います。同じ道を進もうと思う友がいるということのありがたみを堪能させていただいております。久万郷の皆さん、今年1年本当にお世話になりました。+として参加させていただいている私にとっても大きな誇りであり喜びです。来年は更なる高みを目指して頑張りましょう!




20091128 坂の上の雲満を持して遂に『坂の上の雲』の放送が始まりました。主人公の秋山兄弟、正岡子規の生誕の地である松山市としては、意気込みが違います。松山では1年以上前から大々的にPR活動をしていて、最近は街中の至る所に『坂雲』のポスターがたくさんはためいています。今後3年に渡り放送されるビッグプロジェクトだけに、『坂雲』関連商品もたくさん売り出されています。あまり過熱すると、祭りの後のギャップが心配ですが、全国から注目を浴び街が活気付くのはいい事です。この盛り上がりを冷めた視線でクールに見る方もいらっしゃいますが、あまりに冷淡で刹那的なスタンスでは楽しみがありませんぞ。明治維新に彼らを突き動かしたのも、能天気なほどの無邪気な楽観主義だったのです。熱なきところに勢いもありません!これを機に松山に観光に来られる方も増えるやもしれません。郷土のためにも少しは関心を持って、微力ながら松山をPRしたいものだと思います。

 

20091130 坂の上の雲2私の生まれ故郷は松山市ではなく、もう少し南の西予市野村町という所ですが、大学以来松山に移り住み、もう松山で暮らした年月の方が長くなりました。秋山兄弟や子規は東京に憧れ、やがて旅立っていきましたが、野村育ちで親元から離れて暮らした事のなかった私にとっては、当時の松山でも充分都会でした。彼らのような上昇志向を持ち合わせていなかった私は、それから東京に行こうなどとは夢にも思ってはいませんでした。松山ですらも、親戚知人もいないこの町で果たして本当に馴染めるのだろうかと不安でした。しかし、次男である私には地元で仕事をしていく根はないような気持ちでいましたので、漠然と松山で骨を埋めるのだな感覚はありました。田舎では滅多に聞く事の無かった救急車のサイレンと電車の音に動揺しながらも布団にくるまり、眠った20数年前を懐かしく思い出しました。距離的にはそれほど離れてもはいないのですが、両親を亡くして『故郷は遠くにありて思うもの』を強く実感させられます。

昨日は久し振りに家族5人で揃ってテレビを観ました。第1回という事で1時間半のスペシャルだったので、下の双子は途中でダウンしましたが、楽しく観させていただきました。生粋の松山人ではないので、当時の時代考証やら言葉遣いがどこまで合っているのかは分かりませんでしたが、それほど違和感もなく全体的にとても丁寧に作られていて印象を受けました。やっつけ仕事のような軽薄なテレビドラマが多い中、さすがはNHK、本気モードできちんとした仕事をされています。小説との相違点は、媒体が違うのですから当然ですし、あら捜しをしながら観ても面白くもありません。それよりもディティールにまでしっかり気を配る事で、画面から空気感のような物が生まれ、ごく自然に舞台の設定にのめり込んでいけます。CM抜きに、こうして長編のドラマを一気に魅せられると、まるで1本の映画を劇場で観たが如き満足感が得られます!

20091130 坂の上の雲4また、第1回だけでも、秋山兄弟の父を伊東四朗(当代きってのコメディアン!現役最高の喜劇俳優ですぞ!)、子規の母に原田美枝子、英語教師・高橋是清役に西田〔火天の城〕敏行などが脇を固める安定感のある配役なので物語が嘘っぽくなく、安心して観ていられます。チャラチャラした番宣狙いの若手が出てないのもいいです。みんなが本気で取り組んでいる時、空気の読めない人間ほど目障りなものはありません。全体がピシッと締まった素晴らしいドラマになりそうな第1話でした。天皇と呼ばれた映画監督・黒澤明氏は、完璧主義者として知られ、決して映画の中では登場する事のないタンスの引き出しの中にまで、きちんと時代考証に合ったものを入れておけと指示を出されたという事です。それは、無闇に完璧を求めたのではなく、カメラにこそ映りはしなくとも、その中にすら本物が入っているという本気具合から生まれる役者の張り詰めた『緊張感』や『空気感』のような物を収めようとされたのではないのかと思います。それは決して張りぼてなどではなく、薄っぺらいベニヤでもない『本物』が存在するという安心感です。

20091130 坂の上の雲3ベニヤのテーブルで食べても、無垢のしっかりした1枚板のテーブルで食べてもたいして味なんて変わらないという方もいます。正直本当にそうかもしれません。数倍いや、数十倍もする値段の差ほどの味の開きはないでしょう。それでも多くの方が、無垢を所望されます。それは、そこに『本物』があるという安心感に包まれたいから、『本物』を手に入れたという満足感に浸りたいから、なのではないかと思うのです。真剣に悩んで高い買い物をしたという『真面目』な気持ちに向き合いたいときもあると思うのです。そこに自分自身の喜びを見出されるのだと思うのです。久し振りに、『真剣さ』が伝わるドラマを観ました。この真剣さ、見習わねばと思います。ドラマの今後にも期待します!




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