森のかけら | 大五木材


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20130626 1大体の木は、持ってみればどれぐらい乾燥が進んでいるか予想がつきますが、比重の大きい木、例えばこのボコーテ(気乾比重1.10~1.20)などは、材木屋量りではその判断がつきません。5年前に購入したボコーテは、今もってみても軽くなった雰囲気すら感じません。大系木にはなりにくい木で、せいぜい直径200~300㎜程度の大きさですが、それでも相当な重さ!乾燥中に大きな亀裂や割れも発生するため、大きな木取りには適していません。

 

20130626 2このボコーテを木材図鑑などで調べると、その特徴として「乾燥が困難なために亀裂や割れなどにともなう廃材率が高い」という言葉があります。廃材率?!、木がモッタイナイ派宗祖として素通りできない言葉。廃棄しなければならない、というのは今までの固定概念ものさしでの判断。ならばその廃材率とやらを下げてやることこそが我が使命、と勝手な思い込みでボコーテに熱い思いを抱くようになったのが10数年前。しかし、現実はそう甘いものではありません。

 

20130626 3ボコーテを仕入れしようと思っても通常のルートで簡単に入手出来る木ではありません。運良くルートとつながったものの、今度はその高額さから、用途も定まっていない在庫としては二の足を踏んでいました。それが、【森のかけら】でいろいろな木を揃えるという大義を得た事によって(!)、趣味と実益を兼ねた収集が本格的にスタートし、禁断であった『ボコーテ』も堂々と仕入れる事が出来るようになったのです。それが今から5年ほど前の話。実際に購入して身近でみて見ると、噂にたがわぬ美しさ。気品漂うボコーテ王こと黄縞国王の罠にすっかり虜となってしまいました。材木屋として今までこの材を倉庫に揃えずして何とお粗末であったことか!完全に王の軍門に下ってしまったのです。とはいえ、当時『ボコーテの出口』として考えていたのは【森のかけら・プレミアム36】だけでしたので、完全に王様の扱いを持て余す事になってしまいました。

 

20130626 4それから数年かけて商品化した『森のりんご』によって、ようやくボコーテにも陽が当たると思ったら、わずか数ミリの差ながら、【森のかけら】用に製材してしまっていたので厚みが足りず!そうなってくると妙にボコーテが欲しくなるもの。そこに降って湧いたように聞こえてきたのが、大阪からの「ボコーテあります」のお告げ。丁度市場に出ていたボコーテを落としてもらい購入。今回、少し長めの原木を購入して、幅広い用途に対応できるよう厚めに挽いてもらいました。

 

20130626 5早速『森のりんご』に加工してみたのが、この『ボコーテのりんご』なのです。曲面のりんごでは、平面で感じる以上に、ボコーテの複雑で妙味溢れる縞柄が引き立ちます。割合大きめの原木を購入したので、『森のりんご』はたっぷり取れるのですが、『かけら』と『りんご』だけで楽しんでしまってはモッタイナイ。製材後2ヶ月程度でまったく乾燥はしていない生材ですが、購入して自分の倉庫で4、5年乾かす気長で余裕のある方いらしたら、黄縞国王をお招き下さいませ。

 

★『ボコーテのりんご』は、PREMIERE(プレミア)グレードで、1個¥5,000(¥5,250/税込)で販売中(送料別途 詳しくはこちらをご覧下さい




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