森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

昨日のクリのダイニングテーブルの写真に見切って映っていましたが、テーブル、ベンチと合わせて『モザイクスツール』も3脚ご購入いただきました。もともとモザイクスツールは、モザイクボードでテーブルやカウンター、キャビネットなどのオーダーメイド家具の注文をもらった際に発生する切り落としの端材や製造工程において発生する短尺サイズのボードの有効的な活用を考えて作り始めたものです。当初はモザイクボードの活用方法の一例になればいいという程度の気持ちで作り始めたのですが息の長い人気者に!

高さに合わせてS、M、Lの3種類があって、基本スペックは、Sサイズが座面直径が300㎜、高さが250㎜、Mサイズが座面直径300㎜、高さが420㎜、Lサイスが座面直径300㎜、高さが650㎜となっています。座面がモザイクボードで、脚材には当初はブラック・ウォールナットやホワイトオークを使用していましたが、最近はブラック・ウォールナットを多用しています。座面のモザイク柄が賑やかなので、色合いを引き締める意味でもブラック・ウォールナットの黒茶色がいいバランスになっているのではないかと考えています。

Sサイズは子ども用とかインテリア向き、Lサイズはキッチンのハイカウンター向き、Mサイズがもっとも汎用性の高い実用性のある仕様として考えましたが、想定通りMサイズがもっとも人気が高くてよく売れます。当初はシンプルなデザインでもと思っていましたが、どうせ作るならきちんとデザイナーさんに考えてもらった方がいいと思いJune studio佐伯勇樹さんにデザインしてもらったのが正解でした。安価なモノを大量に作って売るというのは弊社には出来ません。素材を余すとこなく生かすコツコツしたものづくりで勝負です。

今回ご購入いただいたのもSサイズでしたが、お客様のキッチンカウンターにピッタリと収まりました。モザイクボードの出口としては定着してきたモザイクスツールですが、それが人気になってくるとそれにあやかろうとスピンオフ商品も考案。といっても座面をモザイクから無垢の一枚板に変えただけなのですが。現在鋭意製作中でまだお見せできませんが、試しに何種類かの木で作ってみたら段々面白くなって、いつもの悪い病気が発症。『森のかけら』みたいにこれを200種類ぐらいの木で作ってみたら面白いのでは・・・。もうそう考え始めたら止まりません。とりあえず座面に使えそうな樹種を少しずつ集めています。まだ本気度20%ぐらい(笑)

先日、宇和島市内の新居に北海道は函館産のクリの木で作ったダイニングテーブルとベンチなどを納品させていただきました。製作はもちろんZEN FURNITUREZEN善家雅智君ですが、その丁寧な仕事ぶりにお客様もとても喜んでいただけました。家具を納品させていただいて嬉しいのは、お客様が完成した家具と初対面する瞬間に立ち会えること。お届けするまでは、その家具のことをもっとも愛しているのは私なのです。使われた素材に初めて出会った日のこと、その材が弊社の倉庫で過ごした歳月のことなど走馬灯のように蘇ってきます。

その家具を愛でるのにもっとも相応しいのは私なのです・・・お客様にお届けするまでは。いつもことですが、新居に運び込み養生していビニールを剥がした瞬間から、その木をもっとも愛でるのに相応しい人は私ではなくなります。歓声と共に迎い入れられたその時が、私と家具たちの別離の時。無事にお届けできた(納期等も含めて)という安堵感とともに一抹の寂しさも感じます。それはただ単に家具が手元から無くなるということだけではなく、お客様ともとりあえず一旦これでご縁が切れるということも含めて。

しかし今回はお客様との繋がりが、家内のやっているインスタグラムを介して知人のご紹介から始まったご縁なので、今後もSNSなどを通じてご縁が続きそうでありがたいです。以前は、新築の家を建てる際についでに家具も一緒に作ろうかというパターンが多かったというか、ほとんどがそれでした。それが最近は施主さんが自らSNSで家具をリサーチして、それだけを単体でご注文されるケースが増えてきました。おそらく数年後には、家具についてはそういうお客様ばかりになりそうです。むしろそのお陰でご注文が入るはんい商圏も飛躍的に広がりました。

ところでクリの木ですが、以前に仕入れていて函館産のクリで木柄が面白いものがあったので取っておいたのですが、それがちょうど天板分にピッタリ仕えました!クリの木は線路の枕木などに使われるので、硬い印象がありますが、表面硬度が高いというわけではありません。タンニンを含んでいて耐湿性、耐久性が優れているという点が評価されての事。年輪幅があまり密ではなくて緩やかで柔和な杢が朴訥として印象を与え、まさに日本人好みの木だと思います。クリの家具を見ていると、緊張感からの解放されリラックスした気分になるのです。

オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  
Scroll Up