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| 松山市内で弊社の商品を取り扱ってもらっている貴重な存在の『木生活(もくせいかつ)』さんに先日商品を納品に行かせていただきました。このお店は木材の仕事に携わっている3人の有志(片岡伸介君、宮浦英樹君、平野大輔君)が集まって作った合同会社で、2020年の4月に三津浜商店街の中にオープンしました。彼らが作ったオリジナル商品をはじめ多数の木製の雑貨などを製造・販売を行っています。三津浜地区が取り組んでいる、空き店舗を有効に活用するための「チャレンジショップ」を利用したアンテナショップです。 |
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開店直後からさまざまなメディアでも紹介されて一躍知る人ぞ知る存在になりました。保守的でひとの批判はするが自らは動こうとはしない人が多い木材業界の中では野心的な取り組みで素晴らしいと思います。3人それぞれが仕事をしているので、店の営業は金~月曜日の4日間限定となっていて、その期間は片岡君たちが入れ替わり店番に立たれています。弊社の『森のかけら』などの商品も取り扱ってもらっているので、その補充に出向いたところ、思わぬ再会がありました。 |
| 愛媛の森林素材にこだわり、木のアクセサリーや玩具、日用雑貨、県産の原木椎茸商品など作っているlittlebranchの小澤奏さんです。以前は別の会社内で同様の活動をされていましたが、独立されて東温市内に店舗を構えられ活動されています。以前の会社の所属されていた時から商品などを見せてもらっていましたが、女性らしい視点で細やかで繊細な商品を作られています。木生活さんにも商品の一部を卸されていて、毎週月曜日だけ店番に立たれているようです。たまたま偶然の再会でした。 |
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弊社でも一般の方向けに端材コーナーを拡張してから感じるようになったのですが、木工に興味を持っている女性が予想以上に多い!学生からおばあちゃんまで幅も広く、ご来店されると各種端材を見られて倉庫の方から歓声が聞こえてくることもあるぐらい。今までネットで買っていたけど実物見ながら買えるのが嬉しいと喜んで、自分で作った写真なども嬉しそうに披露してもらいます。愛媛は森林大国と言いながらも、充実しているのは川上の製材・製造部門ばかりで川下はほぼ未整備。明日に続く・・・ |
| 本日は「一枚板を見せていこう!」シリーズ第3段、北海道旭川産の『ミズナラ(水楢)』です。まずはその堂々たる体躯のご紹介。長さ2,400㎜、幅は最大で970㎜、厚みは57㎜。耳付きですが片方の耳には、伐採時にチェーンソーと格闘した向こう傷がガッツリ刻み込まれています。サイズこそ申し分ないのですが、中央部には大きな割れが入っていてテーブルの天板として使うにはかなり寛容な心が求められます。まあそれは普通の材木屋なら手を出さない木でしょうが、弊社では向こう傷は勲章的評価! |
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事実、このミズナラはもともと4兄弟でしたが他の3兄弟たちはとっくに巣立っていってこれが最後の一枚となっております。他の兄弟たちにもこれと同様に深い割れや傷が刻み込まれていましたが、それを個性と評価していただいた、選んだ木と同様に個性味溢れるお客様がお買い求めいただきました。この一枚が残ったのは割れや傷の深さというのではなく、これだけが他の兄弟と別れて倉庫のかなり奥深くな所に積み込んでしまっていて、なかなか土俵に上がれなかったためです。しかしさすがに古株になってしまったので最近引っ張り出して「化粧直し」を施しました。 |
| 実はこのミズナラ、私が30代半ばに仕入れたもので相当の古株なのです。今でこそこういう表面に傷のある「スカーフェイス」の板も個性として受け入れ、むしろそれを武器にするぐらい図太くなりましたが、仕入れた当時はかなり冒険でした。それでも振り返れば若い頃からこういう材を選んで買っていたわけですから、若い頃からキワモノ材木屋の素養はあったのだと思います(笑)。それまでは脈絡も無く樹種を増やすのが目的のように買い漁っていましたが、この頃から仕入れの傾向が固まってきました。 |
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そういう意味でもこの割れ、傷のある「スカーフェイス・オーク」は思いで深い一枚で、ここまで経ったら妥協して買っていただくのではなく惚れ込んで望まれて買っていただきたい。冠名の「スカーファイス」はキューバからアメリカにやってきた青年トニー・モンタナの暴力的で破滅的な生涯を油の乗り切ったアル・パチーノが演じた映画です。大学生時代に観て、精神的に不安定で常に危なっかしく刹那的な生き方がとても刺激的でした。映画の嗜好も木の嗜好根っこは同じようなとこにあるようで・・・。 |

